11.アマテと創設神とポッ
今回はなんと!あの方が登場します!
そしてリクエストキャラが一人登場します!
奴隷商人の騒動の後アマテ達には表彰が行われた。しかし、アマテの姿がそこには無かった。
アマテ曰く、自分は表彰される事はしてないと。
その頃アマテは...........
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アマテは誰もいない廊下を掃除していた。
鼻歌を歌いながら箒をはいている。
ふと後ろに誰か現れた気がして、後ろを見る。
そこには誰もいない。いや、正確には何も見えない。
「どうされました?」
ただの空間に話しかけるアマテ。その瞬間、何も無いハズの空間が歪み、そこから翼が生えた天使の様な存在がそこには居た。純白の髪に翼。目はとても透明感のある青色である。
「流石です。アマテ様」
澄んだ綺麗な声が耳に心地良く響く。
「何故僕の名前を?」
「私は創設神様の使い。地上の事については全て把握しています」
「神様ですか...........」
自分の前に神が現れた事に驚くアマテ。
「ところで何故私の元に?」
「創設神様がお呼びになっております」
「創設神様がですか...........?」
「はい。」
創設神。つまりこの世界を作った方が僕に何の様だろうか?
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アマテは天使に言われるがまま、創設神の元へ連れていかれた。
ちなみに移動方法は瞬間移動であり、創設神の元へはすぐに行けた。
たどり着くと、周りは白い壁で覆われており、天井に大きい紫色に光る鉱石が浮いてある。そしてアマテの前には白い椅子に座る女性がそこには居た。
銀色の髪に銀色の目、普通の人間なら百人中百人が惚れる程の美しい顔つきだ。[普通の人間]ならばだが。
「貴方がアマテさんですか」
「そうですが...........貴方は?」
「申し遅れました。私がこの世界の創設神・ゼウ・フィソディアと申します」
「初めましてゼウさん」
「おや、会ってすぐ私をさん付けする人間は初めてです。なかなかに新鮮ですね」
「お気に障りましたか?」
「いえ、是非そのままで。私も貴方をアマテさんとお呼びしましょう」
「ありがとうございます」
そんな会話をしながら、ゼウさんが話をする。
「アマテさんをお呼びした理由ですが、貴方に一つお願いがあります」
「お願いですか?」
「はい。私と一度決闘を致しませんか?」
開口一番戦いましょう。流石にこれにはアマテも驚く。
「随分と荒いお願いですね...........」
アマテが苦笑する。
「ええ、失礼なのは充分承知しております。ですが、私も神の名の元、力を見せなければいけない場合もあります。最近は私と同等に戦える者がいませんでした。しかし、貴方の力を見て是非とも戦いたいと思いました」
たしかに、ゼウさん程の実力者(創設神)だと、かなう相手も居ない。それこそサーヴァンさんが居るが、魔王と創設神が戦おうにも、モラルの問題や、会う機会がほとんど無いだろう。しかし、平民の僕であれば、その心配は無いと。
「...........ありがたい事ですが、お断りして頂きます」
「何故ですか?人間と神は戦うべきではないと?」
「それもありますね。たしかに僕は普通の人間ではないですが、それとは違う答えがありますが、貴方ならば分かっている筈です。ゼウさん貴方は」
「そうでした、愚問でしたね。ではもし私が貴方が戦わないならば、この世界を消す。と言いましたら、私と戦いますか?」
「戦います」
即答するアマテ。
「おや、意外ですね。貴方は絶対に戦わないと思いましたが」
意外な答えに、ゼウさんが驚く。
「守るべき者がいる限り、僕は戦う事は避けられないでしょう。ですが、極力戦闘というものは避けたいですがね」
と苦笑する。
ゼウさんは微笑む。
「なるほど、分かりました。安心して下さい。そんな事は言いませんから」
「とても助かります」
「ただ一つ、良いですか」
「?」
「いまの会話から貴方には間違いが一つあります」
「間違い...........ですか?」
アマテは驚いた。別に自分が全て正しいと思っている訳では無いが、自分の心に嘘を言った覚えはない。
「間違い。それは貴方は神ではない事」
「はい、僕は人間...........」
「いえ、私が言いたいのはそのような事ではありません」
どういう事だろうか?
「貴方は私、創設神をも超える存在だという事です」
アマテはもちろん隣にいる天使も驚いていた。
自分が創設神も超える存在だというのは信じられない。
だが、アマテは薄々気づいていた。自分の力が自分が思っている以上だということ。
「貴方はあまりの力に脳が気づいていないのでしょう。それもそのはずです。私を超える力など誰一人経験した者が居ませんから」
自分の力に少し不安になったアマテ。
そんな力を持っていて良いのだろうか?
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天使は驚いた。
まさか創設神様以上の存在がいることを、今も創設神様が言った事を信じられないが、創設神様の言った事に嘘は無い。しかし、その衝撃はあまりにも大きかった。
創設神様より強い者...........
天使は恐怖を覚えた。存在して始めての感覚だった。体が小刻みに震える。声もうまく出ない。こんな感覚を覚えるのは初めてだった。
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「でも、アマテさん貴方ならばその力を制御出来ます。正確には貴方だからこそ制御出来ます」
「僕だからこそ?」
僕だからこそ制御できる...........
「はい。貴方は苦痛を知り、絶望を知り、平和を知り、希望を知っている。貴方はこの世の全ての存在をその身に受けました。私達神でも、その存在を全て受けたことは無いのです。故に貴方は神をも超える存在なのです。」
そうアマテは全てを経験した。とんでもない量の存在を。そして彼は受け入れる事ができた。
神でもその存在を肯定するのが精一杯に対して、アマテはその存在を身に受け入れたのだ。
「僕は、そんな覚えはありませんが?」
アマテは自分でも分からないと言った様子だ。
「ふふふ。それも存在の一種です。それが普通の人間の反応です。ほら?貴方にも[普通]が出来ましたよ」
あ、ホントだ。
アマテは自分でも気づいていなかった。自分は変わらず普通の人間であると。
そして同時に普通の人間ではない。一見矛盾して起きているこの存在を存在出来ている。それこそが彼が神をも超える存在の答えであった。
矛盾をも無くす存在...........僕が...........
アマテは新しい自分を知った。その興奮は自分が生まれて間もない時の自分が覚えた感覚にそっくりの感覚だった。
「.....................ゼウさん、ありがとうございます。ゼウさんのお陰で自分を知れた気がします」
アマテはゼウさんにほほ笑む。
「アマテさんのお役に立てるだなんて、生まれて一番の喜びです」
「いやはや、冗談を」
アマテとゼウが一緒に笑う。
創設神様がこんなにも喜んでいらっしゃる。やはり、この方はとんでもない存在なのだな...........
天使は改めてこのアマテの存在に驚いた。
「今回は突然で申し訳ありませんでした」
「こちらからもお詫び申し上げます」
「いえいえ、色々と分かったことがありました。こちらからも礼を言います」
アマテが頭を下げる
「あ、ところでそちらの方の名前をお聞きしていませんでした」
「私ですか?」
「はい、名を覚えておきませんと、失礼かと」
「そのようなお言葉は私には勿体無い程です。
私はサファエル・ケアストと申します。以後お見知りおきを」
「はい。ゼウさん サファエルさん。今日はありがとうございました!また会える日には、ゆっくりお茶でもどうですか?」
「はい、そこに戦闘のサービスも加えておきますね」
「それはまたの機会いで...........」
苦笑しながらそう言った後、アマテは白い光に包まれ、消えていった。
「アマテ様...........物凄い存在の方でした。創設神様...........」
「...........」
「創設神様?」
「あ、はい。何でしょうサファエル?」
「い、いえ、創設神様が声を聞き漏らすのは始めてで...........」
創設神様がボーッとしていた?そんな筈は...........
「ええ、先程からこの胸の辺りがとても熱く...........顔も何だか火照っていて...........」
「!?もしや先程の方になにかされたのでは!?」
すぐ様心配をするサファエル。ゼウはそれを否定する。
「いえ、違います。...........この感覚、前に聞いた事があります」
「と、言いますと?」
「恋という物です。私はアマテさんに惚れてしまったのかもしれません。...........ポッ//」
「何ですとぉぉぉぉぉぉぉぉ!?!?!?」
サファエルさんが珍しい声を挙げた。
この前代未聞の出来事が神界全体に知れ渡るのは、これまた別の機会。
創設神を惚れさせる平民。1回でも良いからなってみてぇぇぇぇ!!
山田「まずお前は平民を目指せ」
(#^ω^)ピキピキ
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アマテ(所で箒をはいていると誰かに会うのは偶然なのか?)




