19 運だけで生きていきたいんだが
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依頼内容 ブラックフォックス10体の討伐
推奨ランク C
報酬 5000ウラ
場所 ハルカナ草原
依頼主 王国軍
備考 魔物が増殖しているため、軍だけでは対処できません。ご協力ください。多く討伐したなら報酬は上乗せします。
「うん、まーこれならいっか」
「依頼決まったかい?」
「あーうん、キツネ型の魔物」
「キツネ……」
おい、複雑な顔でこっちを見るんじゃない。あくまで魔物だから。動物のキツネとは違うから。
「キツネ、美味しいかな」
「食欲かい」
「ウチも〜食べてみた〜い」
「はいっ、私調理しますっ!」
「お前らの頭には食べるしかないのか。あと店に持ち込んだら調理してもらえるでしょ。あ、あーんは禁止だからね」
「あったり前です!イエス、ロリコン、ノータッチ!」
「認めたッ!?」
というか、食い気ヤバいな。キツネって実際どうなのか。まあ良いや。いざ出発!と言ってもこの草原は南門を出てすぐのところなんだけど。徒歩五分圏内である。
「あ、居た」
「とりゃあー」
「あっちにもいる」
「突撃!」
「「ワヴウ!」」
「……あっち」
「せいっ、ユキネたん、えいやっ、可愛い、どっせい!」
「合間合間にボケを挟みながら切り捨てないでください」
「大分狩ったかな」
「えーっと、今三十入ってるから、もうちょっとだけ狩ってから戻ろうか」
「でも、まだ午前中ですよ?ユキネたんの運のお陰で探す手間ほぼゼロですから、もっと狩りましょうよー」
「やっぱー馬鹿だしー。午前中に切り上げておけば午後に自由時間がとれるしー。それにー午後からー別の依頼をー受けてもー良いしー」
「アイナちゃんは偉いですねえ」
「負けた……だと……そんな、そんなはずっ……うわあああああ」
コイツうるさいな、捨てていこうかな?にしても、出発時刻からまだ一時間も無い筈なんだが……。
NAME:ユキネ・ユウナギ
SPECIES:ハーフエルフ(狐獣人)
AGE:10
LEVEL:11
LUCK:∞〈限界突破max〉(運の現人神A)
JOB:村人Lv3 農家Lv3 狩人Lv4 巫女Lv9 魔法士見習いLv3 (神に抗う者Lv2)
(神に近き者Lv1)
HP:117
MP:128
SKILL:アイテムボックス 鑑定 解体 神々の寵愛 (邪神の寵愛 邪竜の寵愛 邪竜の加護) 運の女神の加護
()は隠蔽されているものだ。色々とおかしくなっている。もうこれ運だけで生きていけるんじゃないだろうかと思う。なんか知らん間に現人神にされとるし。絶対この運の仕業だってーもー。ま、面倒が無いなら良いや。




