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女神コンスルタのなんでも屋、下界支店!  作者: 兎夜 るびい
第一章 開店準備
15/27

14 むしろ都合が良いんだが

「お名前を!お名前を聞かせて下さい!」

「勇者様はこんなにも堅実なんですね!」

「待って、待って下さいよ!誤解です!このダンジョンを攻略したのはぼくじゃないですって!」


 ……コイツは何処にでもいるな。何故こうも悉く遭遇するのか。


「あー、ユキネ、こっちだしー」

「おっけー」


 しれっと退散する。当たり前だ。面倒は御免だ。勇者なんて関わったらトラブルに巻き込まれること間違いなし。だってコイツ不運持ちだし。


NAME:セリア・パレンネーロ

SPECIES:兎獣人

AGE:15

LEVEL:48

LUCK:3

JOB:勇者Lv10(使用不可) 魔法士Lv10 占術士Lv4 斧士Lv19 薬師Lv8

HP:5300

MP:860

SKILL:アイテムボックス 斧術 身体強化 勇者の資質 不運 鑑定 解体 魅力 成長促進 全力 薬学 限界突破 魔法学 詠唱短縮


 何故か運が減ってるぞ、コイツ。運って減るのか。つーかこれはむしろ都合が良い?勇者騒ぎが起きている間に退散しよう。目立つのは嫌だ。


「さあ、報告行きましょう!」

「うぃー」


 おっとそうだ、歩きながらあの駄女神に報告しておこう。まーまだバハムートのことは黙っとくかねえ、一応どっちが黒か現時点では分からん訳だし。


『はいはぁーいぃ、コンスルタ〜です〜』

『ヘイ、天使は何処ぞー』

『え〜っとですねえ。ちょこぉ〜っと待ってて下さいねぇ〜。メアバンティロシアさ〜ん、貴女の天使さんは〜どこですか〜?』


 ……メアバンティロシア、って誰だっけ。……あ、転生の女神のことかな。噛みそう。


『え〜っとぉ、ユキネさんのぉ〜、宿とおんなじ〜、ところの〜、一階にぃ、泊まって〜いるそ〜ぅでぇす。ユキネさんは〜、二階でした〜よね〜?今、エントランスに〜いるそうでぇ〜す』

『えっと、とりあえずパーティに迷惑掛けるから、後で天使さんの部屋にいくから待っててほしいと伝えといて』

『あ、はぁーい、理解ですです。了解でーす。あとー、もーちょっと私に祈り捧げてほしいなぁ〜な〜んて思ってみたぁりぃー?』

『えーヤダー。切るねー』

『アッハイ』


 さてさて、天使とやらはどんな見た目をしているのやら。古き良き時代の地球の天使みたいな裸の赤ん坊的なのはやだなー。できれば近代日本で描かれてるような美少女で。


 ……うん、知ってたよ?美少女は高望みだったよ?でもさー、おばちゃん天使ってどうなん?ねえどうなん?しかもさーこれさー。


NAME:フランシスカ

SPECIES:天使

AGE:5600

LEVEL:unknown

LUCK:50

JOB:天使取締役Lv100

HP:70000

MP:70000

SKILL:アイテムボックス 杖術 身体強化 天使化 鑑定 魅力 薬学 限界突破 魔法学 無詠唱


 強い。おばちゃん最強説は健在かー。さすがやなー。

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