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テキ、ミツケタ。カソク。ブツカル。カミツク。タタキツケル。タタキツケル。タタキツケル。タタキツケル。
『ウロルチドがトンハマを倒した』
『ウロルチドは28の経験値を得た』
『ウロルチドはレベルが3に上がった』
『ウロルチドは以下のスキルから1つ習得できます』
『【引っ掻き】
【遠吠え】
【回転】』
シンダ。シンダ。ニク。ニク……いや、もういいのか。あぁ、だめだ、転がり過ぎて頭が働かない。肉を食べながら少しだけ休むか。
肉を噛みながらさっき頭に流れてきた情報の整理をする。前と同じようにレベルが上がったアナウンスと習得できるスキルのアナウンス。
前と違うのは神を名乗るモノからの自己紹介的なものがなかったくらいか。まぁ、初回に流れるとかなんとか言ってたからないのは理解できる。
それはいいとして。問題はスキルの3つ目だ。予想が的中した。前の2つのうち1つは前と同じ【引っ掻き】なのに3つ目が【思考】から【回転】に変わっている。
試行回数が1回で偶然かもしれない。だけど、ちんたらと検証している暇はない。3つ目は習慣由来のスキルということにしてやっていく。
とりあえず、【回転】のスキルを取っておくか。回りすぎて頭が痛いんだ。これだけ苦労したのにここで別のスキルを取る選択肢はない。
『ウロルチドはスキル【回転】を習得しました』
アナウンスが流れ終わったのとほぼ同時にウサギを食べ終わった。そういえば、確認してなかったけどこいつの耳は前のウサギと違って先が丸く硬くなっている。
人間に戻り刀で耳を切り落とす。耳の根本付近を持って軽く振り回してみる。うん、これはトンカチみたいに使えそうだ。
武器にできないけれど日常的に使う分には問題ないだろう。てってて~!トンカチを2つ手に入れた!ってね。
そこまでやって思い出した。ナイフでウサギの皮を剥ぐのを忘れていた。足元を見ると胴体部分を食い散らかされた耳のないウサギ。
うっ、誰がこんな酷いことを!……ま、俺なんだけど。過ぎた事は考えても仕方ない。前に剥いだ皮もあの場所に置いてきたし。
いろいろとしているうちに日が傾いてきた。




