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情報とメニュー

1000pv到達!

ローファンタジーの日間ランキング54位になってました。

ありがとうございます!

 窓から差し込む朝日の眩しさで眠りから目覚める。


 まだ完全に覚醒していない頭を働かせて周囲の状況を読み取る。


 見慣れない部屋に見慣れない家具。


 ――そうだ。昨日はこの部屋に泊まったんだっけな。


 心の中で道端で一人死んでいた名も知らない男に感謝を述べる。


「さて……今日はどうしようか……」


 昨日はなんとか生き残ることができたけど狼やコボルトと闘うのは常に死の危険が付き纏う。そもそも、何故あんなもの達が急に出現したのか。


 更にはレベル、ステータスと言ったゲーム的要素。


 これらも未だに謎だ。



 俺はリビングの四分の一を占拠する程大きいテレビの電源をつける。


 昨日の段階で気づいていたことだが、電気は今のこの状況でも使うことができるようだ。


 チャンネルをニュースにかえる。


『全国規模で摩訶不思議な危険生物――通称魔物――が大量発生しています。住民の皆様は慌てず避難を行ってください。繰り返します――』


「全国……」


 つまりは今日本に逃げ場はない……ということになる。


 更にはテレビに映されていた魔物達。それは俺が知っている狼やコボルトだけでは無かった。


 緑色の肌をした子供サイズの異形。

 筋骨隆々な赤い肌の鬼。

 二足歩行に硬そうな鱗を纏ったトカゲ。

 二メートル程はありそうな巨体にでっぷりとした腹見るからに力の強そうな豚。


 俺が今のこの世界で生き残るにはやはり、レベルを上げていく必要がある。


 今日のプランは今決まった。


 効率よく、魔物を殺してレベルを上げる。


 ――生き残るために。そして、復讐を果たすために。



 ◆



 ジュージューと肉の焼ける音が食欲を刺激する。


 そういえば昨日の昼から何も食べていなかったなと思い至った俺は台所と食料を借りて調理を始めたのだ。


 親が碌に家事をしなかったものだからその手の事は大体できるようになった。


 そこには勿論料理も入っている。


 今日の朝食はパンにベーコンエッグ、コンソメスープのスタンダードなものにした。


 食料も今後のことを考えればなんとかしなくちゃいけないな。


 パンを齧りながら思い出したようにそういえば、と呟く。


 確か、メニューにはまだ見ていない項目があったんだ。


 メニューと呟くと半透明のプレートが現れる。




 メニュー


 ・ステータス

 ・ショップ

 ・所属

 ・クエスト





 ステータスについてはもうわかっている。


 俺が調べるのはショップ、クエスト、所属という項目についてだ。


 まずは、ショップと書かれた欄をタップする。



 ショップリスト


 ・武器

 ・防具

 ・家具

 ・魔道具

 ・食料品

 ・消耗品

 ・嗜好品


 残高10,000pt


 *ptは魔物を倒す毎に加算されます。

 また、入手ptは魔物の強さによって変動します。


 分類毎にズラリと並んでいる。


 今あるptは昨日倒した狼やコボルトの分だろう。


 武器の欄をタップする。


 ――


 ・木剣

 ・木刀

 ・木槍

 ・ナイフ

 ・刀

 ・柳葉刀

 ・カットラス

 ・シャムシール

 ・ショーテル

 ・タルワール

 ・サーベル

 ・ファルシオン

 ・カンピラン

 ・ククリ

 ・直刀

 ・太刀

 ・野太刀

 ・長巻

 ・小太刀

 ・脇差

 ・軍刀

 ・アキナケス

 ・グラディウス

 ・グレートソード

 ・ショートソード

 ・スモールソード

 ・ブロードソード

 ・カッツバルゲル

 ・エストック

 ・レイピア

 ・ロングソード

 ・バスターソード

 ・ツーハンデッドソード

 ・クレイモア

 ・ダガー

 ・ソードブレイカー

 ・マンゴーシュ


 ……etc


 ――




 武器という分類の中だけでもとてつもない量がある。が、俺は今のところ武器を使うつもりはない。


 ステータスが前衛よりではないということもあるが、武器を振るうだけの技量がない。


 今武器を購入したとしても無駄になるだけだろう。


 その後、防具、家具魔道具など一通り目を通したが、欲しいものはあまり無かった。


 あったとしてもptが高すぎて今は買えそうもない。


 これだけは買っておこう、と消耗品の欄からHPポーションとMPポーションという回復用アイテムを二つづつ買っておいた。


 両方一つ1,000ptだった。


 これで俺の残高は6,000ptとなった。


 続けて所属を調べる。


 これはいたって簡単なものだった。


 パーティとクランという二つだけ。

 パーティは最大で六人まで編成できる。


 パーティを組んでいる場合、魔物を倒した時に入る経験値が平等になるらしい。


 クランは二つ以上のパーティで結成する集団のようだ。

 これは俺にとっては無用のものになりそうだ。



 お次がクエスト。


 そこに書かれていたのは……


 ――

 第1クエスト


 達成条件:ウォーウルフ10匹の討伐


 達成状況:7/10


 報酬:ランダムにスキル一つ


 ――



 またもやゲーム要素の詰まったものだった。

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