新たなるスキル、そして魔法
祝! 50話達成!!
飯も食い終わりどうするか、となったのでこの時間に今日のレベルアップで大量に手に入ったスキルポイントを使っておこうという話になった。
取得可能スキル一覧
・『闇魔法』
Lv.3
[影串](3)
[呪印](3)
[暗示](3)
[混乱](3)
・『雷魔法』
Lv.1
[静電撃](1)
Lv.2
[電撃](2)
[雷槍](2)
[放電](2)
[誘電](2)
・『時空魔法』
Lv.1
[俯瞰](1)
Lv.2
[空間識](2)
[短距離転移](2)
[印刻](2)
[召喚](2)
・『魔力視』(1)
・『魔力感知』(1)
・『魔力隠蔽』(1)
・『魔力譲渡』(1)
・『MP変換』(1)
・『消費軽減』(1)
・『魔力吸収』(2)
・『魔力貯蓄』(2)
――
ステータスを見ると、いつのまにか『闇魔法』はレベル3に『雷魔法』と『時空魔法』はレベル2に上がっていた。
今回レベルは6上がって、持っているスキルポイントは前回使っていなかった1ポイントを合わせて13。
『闇魔法』はレベルが3になったせいで一つ取るにも結構持っていかれる。
『雷魔法』は……まあ、攻撃重視だな。
一つくらいは取っておきたいところだが、これもまた迷う。
だが、やはり一番目を引いたのは『時空魔法』だろう。
いつかは来るだろうと思っていた転移系のスキル。
そんでもって見ただけじゃよくわからない[印刻]という魔法だが、これは[召喚]とセットで取らないといけない魔法みたいだ。
[印刻]で印をつけたものを[召喚]出来るってものらしい。
まあ、これはポイントがかかるから保留かな。
次いで、新しく出てきた三つのスキル。
『消費軽減』は見ての通り魔力の消費が軽減されて、『魔力吸収』は触れた相手から魔力を吸い取ることができるようになるスキル。
最後の『魔力貯蓄』は事前に魔力を溜めておいて、それを必要な時に使えるようになるらしい。
スキルが有能過ぎたので取り敢えず『消費軽減』と『魔力貯蓄』は取っておく。
マイナス3ポイント。
これで残りは10ポイント。
後は[短距離転移]。
接近戦に持ち込まれた時に相手との距離を離すのにも使えるだろう良い魔法だと思う。
マイナス2ポイントで残り8ポイント。
後はどうするか……。
こういう時、いっぱい魔法を持っていると困る。
贅沢な悩みではあるのだろうけどね。
この後三十分程悩み抜いた結果。
[暗示][混乱][雷槍]の三つの魔法をチョイスした。
[暗示]があれば情報収集に大いに役立つだろうし、[混乱]はまあ、隙を突きやくなるだろう。
[雷槍]の方は単純に攻撃力の強化を考えた結果だ。
さて、鈴華たちはどうなったかな? と視線を横へ向けると、どうやらとっくに終わっていたみたいで眠そうな顔で俺を待っていた。
「あぁ、すまん。待たせた」
「ん……別にいい」
「私も大丈夫です。ちょっと眠いですけど……」
船を漕いでいた眠りかけていた綾辻はゴシゴシと目を擦りながら返答し、鈴華は眠いと言いながらも綾辻よりも余裕がありそうだ。
「それじゃあ、情報交換だけしたらさっさと寝ようか」
ということで、見るからに眠さマックスの綾辻からとなった。
「私は……レベルが7上がって13になった。スキルは『錬金術』をレベル4『レシピ』をレベル3まで上げた。新しいのは取ってない。……以上」
そう言ってソファに座りなおしたと思ったら直ぐに寝息を立て始めた。
しょうがない、と鈴華が綾辻に毛布をかけて上げてから今度は鈴華が話し出す。
「えっと、私はコボルトジェネラルを倒した時に2つレベルが上がって、先輩たちと合流してからあの銀のコボルトを殺して6つレベルが上がりました。スキルの方は何かいっぱいあったので結構迷ったんですけど……『剣術』のレベルを一つあげて『回避』と『直感』あと『心眼』っていうのを取りました」
因みに『回避』は避ける為の行動に補正のかかるスキルで、『直感』はまあ、その言葉通り直感で選んだことがいい方向に転びやすくなるらしい。んで、『心眼』は……まあ、俺の持っている『集中』の上位互換みたいなものらしい。
「あとは『光魔法』のレベルが上がっていまして……いくつか魔法も取っちゃいました」
テヘッと舌をちょこっと出して星マークを出してくる。
鈴華はジト目を向ける俺に気にした様子もなく話を続ける。
「[光弾][治癒][持続治癒]っていう魔法で、[光弾]は光で出来た弾を撃ち出す魔法で……所謂、先輩の[闇弾]の光バージョンですね。[治癒]の方は[小治癒]の効果が上がった魔法なんですけど、こっちの方が消費魔力が多いので使い分けするのがいいかもしれません。それで最後に[持続治癒]についてですね。……これは[小治癒]を一定範囲内にいる人間全員にかける魔法です。いちいち一人づつ魔法をかける手間が省けるので取ってみました」
一気に捲し立てて、口が疲れたのかコップに注がれた水をゴクゴクと飲み干した。
俺も新しいスキルやら魔法やらを教えはしたが鈴華も眠さに耐えきれなかったのか綾辻同様に途中で眠りに落ちてしまった。
という事で、続きは明日ということになった。
その後、綾辻と鈴華を適当にベットまで運んだはいいが、俺は何処で寝ればいいのか分からず結局ソファで寝ることになったのはご愛嬌だろう。




