表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5月2日書籍版発売!!元・魔王軍の竜騎士が経営する猟兵団。(最後の竜騎士の英雄譚~パンジャール猟兵団戦記~)  作者: よしふみ
『迷宮都市オルテガと罪科の獣ギルガレア』

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

5220/5233

第四話    『迷宮都市オルテガと罪科の獣ギルガレア』    その千百七十二


―――ノヴァークには、返事のための言葉はない。

少なくとも打ちひしがれているし、これからの日々を肯定するわけにもいかない。

だが、あくまでもボクたちの側につくということは。

全力の切磋琢磨の運命の、一員となるということだった……。




「分かったよ。オレが、ちゃんとあんたらの要求に応えてみせる。だから、少尉を、殺さないでくれ」

「その言葉が聴けたなら、満足してやれるよ」

「甘いヤツめ。いつか、その甘さに足元をすくわれる」

「そうならないように、周りに頼るとしよう」




―――シドニア・ジャンパーは、また舌打ちしていた。

ソルジェの言葉を、気に入らないようにしないといけない。

一言一句、一挙手一投足。

ソルジェを否定し続けるのが、彼女なりの勝ちパターンだ……。




―――ちょっとでも嫌っていなければ、彼女は自分が許せない。

レヴェータを殺すのは、自分でなければならなかったはず。

それを成し遂げられなかった自分を、いつまでも許したりしないためにも。

彼女は負けないように、動いてくれることになる……。




―――まとまりは生まれているよ、シドニア・ジャンパーさえも。

ちゃんとボクらの側に立ち、嫌々ながらも仕事をしてくれそうだ。

プレイガストはますます、彼女も含めて呪術の知識を伝えていく。

自身の全てを伝えたがっているようだったらしいと、ソルジェは後に伝えた……。




―――それはあながち、大げさなことではなかっただろう。

プレイガストに、生きがいと呼べるものはほとんど残っていない。

復讐のためにも、自分の集大成を残すためにも。

知識の伝授というものは、どこまでも彼らしい選択であったのさ……。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ