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ショートな作品を噛みしめよう  作者: ミックスボックスガム
16/31

ルーレット

昨日投稿できなかった分を投稿です。

今日の分は3時に投稿します。

赤か黒か……

今俺は人生をかけた一大勝負をしている。

このルーレットの掛け金の上限は500万円。ちょうど俺の貯金全額だ。

それを今黒赤の勝負で消費する。

10年かけて貯めた貯金それを一回の勝負に使うというのだから普通の人が考えればバカバカしい話だろう。


だが、一生で一回くらい大きな賭けというものをやってみたい。

俺は手持ちのチップすべてを黒に賭ける。黒字になるようにというちょっとしたゲン担ぎだ。


周りの人がびっくりしたような目でこっちを見ている。そりゃあ上限額をこんな風にかける人はまあ少ないだろう。

ディーラーが不正をする可能性も考えられるがカジノでそれを疑いだしたら何もできなくなってしまう。

銀色の玉がルーレットの周りをクルクルと回り黒いマスで止まる。黒いマスで……


倍になったチップが俺に戻ってくる。このまま賭けを続けて結局全財産を溶かしたなんて笑い話にもならない。俺はさっさとチップを換金する。


こうして、俺は人生最大の勝負に勝った。あれ以来ギャンブルには一切手を付けてない。


────────────────────────


「どうしてあの時黒に入れたんだ?君の腕なら赤に入れることができただろう」


カジノの裏で支配人がディーラーに質問をしている。


「わからないんですか?」


「わからん結局あの客はすぐに換金してしまって結構な損害だった」


「あのお客は手持ちがあれで全部だったんですよ。だからあの人からはあれ以上は絶対に取れない」


「だったら赤に入れて取ればよかっただろ」


「満額勝負で負けた人が近くにいてそのテーブルで大金勝負するわけないじゃないですか」


「そんなもんか」


「あの人は天運に恵まれていたということを考えてもギャンブラーの素質があったのかもしれません。まあもうこれ以上賭けをすることは無いでしょうが」


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