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龍の神 設定資料集  作者: カズハ
登場人物

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Fortia

フォルティア

別名:白龍神、ムボウサマ、シンショクサマ、白きデウス・エクス・マキナ、原初にして終焉の白(アルファ・オメガ)、白き可能性の簒奪者等々……

年齢:外見は20代前半(実年齢138億歳以上)

身長:175㎝

スリーサイズ:B95㎝/W57㎝/H92㎝

一人称:妾、我、余

二人称:お主、そなた、名前

三人称:あやつ、あの者

好き:一族全員、他の龍神族の神祖達、面白そうな者や事象

嫌い:一族の敵、つまらない者や事象

趣味:面白そうな者や事象に関わる事、お祭り等に参加する事

属性:金、エーテル

魔力・回路: 質・量ともに規格外

イメージカラー:白、銀、群青

彼女は汎ゆる事象を白へ還し望む儘の理で、世界を塗り替える|白き機械仕掛けの神《白きデウス・エクス・マキナ》の白龍神神祖。存在自体が文字通りの規格外。138億年以上の歳月を生き、多元世界の理を遊び場とする究極の超然的存在。極めて気紛れで自由奔放。好き嫌いがはっきりしており、興味の有無が彼女の行動原理の全て。自身の一族に対し深い愛を持ち、自分から積極的に関わりを持つ。稀に神らしい威厳や、厳格さや義理堅さを見せ、周りの者達に畏怖を抱かせる。多元宇宙の観測者であり乍ら、面白そうな展開には積極的に介入する演出家でもある。捉え所のない性格故に、其の言葉が本心なのか、或いは単なる気紛れなのかは定かではない。其の為周囲から、言動を真に受けすぎない方が良いと評されるタイプ。


幻想:白

万物の中心であり、事象の消去と概念の創造の究極たる、世界の理を司る能力。多元宇宙の全情報を掌握し、既存の物理法則や因果律を超越した地点から現実を再定義。宇宙の過去・現在・未来を、既知として扱い現実を書き換える。世界の均衡を保つ為、自ら制限を課す程に強い。其の絶大な資質は、血脈を通じ子孫へ継承。背後に無限の宇宙の縮図が浮かび、空間が完全な白に染まった後で、彼女の望む新たな現実が展開。不要な事象や敵対存在を、白い無へと帰し痕跡すら残さず消去。無から物質や生命、概念を創り出す。此れにより、既に崩壊した世界すら元通りに修復。汎ゆる次元や、時間軸の障壁を無視し自由に往来出来る。概念を自ら定義し、物理法則を捻じ曲げ強制発動。他者の技を数秒で解析・習得。


神祖の王冠《フォルティア・クラウン》

フォルティアの神経回路を解析、そして抽出して作られた第零次神経系の外部出力デバイス。認識した事を即座に現実化するアンテナ。全知全能という巨大な力を、効率的に運用する為の制御装置兼高速演算。数秒先の事象を既知の事実として処理。人間の精神を焼き切る程の、膨大な情報量を擬似神経回路が吸収・濾過し彼女の精神状態を保つ。指先を動かす程度の、微小な魔力消費で星を動かす程の事象改変を成し遂げる。複数の事象改変を、呼吸をする様に無意識下で同時進行。対象に解析不能な情報量を、直接に流し込み精神を廃人化させる。王冠から無数の光の糸が、脊髄に沿って伸び肌の下で淡く発光。王冠の周囲の空間が歪み、確定していない未来や過去の幻影が霧の様に漂う。


闇喰:――

フォルティアに闇喰は存在しない。然し彼女の全能故の暴走を、抑える自律的な制約が其の役割を果たす。もしも闇喰が存在するとしたら、無秩序や虚無の象徴であるカオスやヌルが想定される。世界の理を無視した無制限な侵食・改変を抑制する監視者。フォルティアの無軌道な創造衝動を吸収し、其れを秩序ある変革へ昇華。彼女が持つ神祖としての役割を、逸脱させず世界の均衡を維持する安全装置。


聖歌・絶唱

宇宙の理を再定義し存在其の物を、浄化・再構築する超越的な旋律。宇宙の始まりと終わりを物語る様な、荘厳で悠久の時を感じさせる歌声。聴く者の魂の根源に触れ、眠る無限の可能性を呼び覚ます。純粋な白の光となって存在を浄化し、新たな次元へ導く救済の響き。絶唱は全知全能の力が込められた、事象の完全なる再定義。世界を純白に塗り潰し、過去・現在・未来の因果律を書き換える。聴く者にとって抗い難い創造の審判。対象を白の無限の可能性の中へと強制的に再構築。


領域と匣

フォルティアの心象が、其の儘多元宇宙と化した全ての根源たる場所。領域は無数の世界の風景が、万華鏡の様に映し出される圧倒的スケールの空間。光と闇・創造と破壊が、同時に存在している。彼女が面白そうな事象を見つけると、其の光景が鮮やかに輝き具現化。領域内では幻想の力が無限に増幅。匣は領域の中心や、存在の根源に安置された純粋な白の光を放つ無形の存在。内部には神祖の万能其の物が、無限に記録され彼女の気紛れな性格から、一族への深い愛情まで全ての魂の情報が、濃密に集約されたデータベース。


龍神の姿

数値では測りきれない、無限のスケールを持ち其の身に宇宙其の物内包する姿。純白を基調とし、銀の光沢と群青の影を宿す。鱗の一つ一つに星々が映り込み、動く度に時空が歪む視覚効果を伴う。純白の水晶と白金で構成された角の内部に、銀河の渦と聖なる光が渦巻く。万象を見抜く力が凝縮された、深遠な群青色と銀色の瞳。尾の先端は純粋な光の筆となっており、其処から新たな世界を描き出す。純白の波動で周囲を、一度白紙に戻し望む形へ再構成。その存在自体が創造主であり破壊者。目にする者の認識其の物を、変容させる程の圧倒的な上位存在。




サピエンティア

別名:黒龍神、シドウサマ、バンニンサマ、黒きザフキエル、深淵の咀嚼者(アビス・グリード)、理知の暗黒海(ノウ・レイク)等々……

年齢:外見は20代前半(実年齢138億歳以上)

身長:168㎝

スリーサイズ:B88㎝/W56㎝/H86㎝

一人称:私

二人称:君、名前(+敬称)等

三人称:彼、彼女

好き:一族全員、他の龍神族の神祖達、未知のデータ、新しい事象

嫌い:一族の敵、退屈で変化のない環境

趣味:他の神祖達の観察、未知の現象や概念の解析・咀嚼

属性:水

魔力・回路: 質・量ともに規格外

イメージカラー:黒、漆黒、蒼碧

フォルティアの友人である黒龍族の神祖。フォルティアとはいつも行動を共にし、ニコイチと称される程深い絆で結ばれている。フォルティアの暴走を止めるブレーキ役に見えるが、実際は彼女自身もアクセル役として楽しんでおり、其の行動は予測不能。彼女にとって倫理や常識は些末な事。フォルティアという、嵐を一番特等席で眺め時に自分も嵐の一部となる事を楽しむ混沌の賢者。彼女の水は穏やかな泉ではなく、光さえ届かない深淵の暗い海。常に周囲の事象を浸食・解析しており、彼女にとって未知とは未だ食べていない料理の様なもの。対象の分子構造から、其の存在が辿る筈だった有り得た未来までを浸食し咀嚼する。彼女にとって此の世界で、最も解析しがいのあるデータは理不尽に強すぎる神祖達の防衛本能。特にテンパランティアが、冷徹な理論でキレかけている時の、神経伝達物質の流れやジャスティティアの熱量が発散される瞬間の、カロリー変換効率をこっそり覗き見し脳内でレシピ化して楽しむ。


幻想:黒

五感や魔力感知で捉えた、周囲の汎ゆる情報を超高速で解析。未知の事象であっても瞬時に、既知のものとして脳内へ定着させる能力。視界に入る対象だけでなく、気配や空気の振動・物質の組成変化等を捉え、一瞬で数値化・言語化。初めて遭遇する罠や攻撃であっても、微細な兆候から過去のデータや類似事例を瞬時に引き当て、既知の現象として処理。脳内で無数のシミュレーションを、同時に行い目前の状況における最適解を導き出す。敵の筋肉の微動や重心移動から、攻撃の軌道を完全に予測し、最小限の動作で回避・カウンターを行う。物質の構造的欠陥や、相手の能力の隙・冷却時間を一目で暴き出す。周囲の地形や風向き、気温等を瞬時に把握。戦闘や潜入において、最も有利なルートを選択する。


神祖の薄布(サピエンス・ヴェール)

世界其の物の理や、境界を編み上げた様な神秘の衣。全てを包み込み、形を与え自他の境界を曖昧にする。彼女の広大無辺な魔力と、浸食能力を制御・安定させる為の緩やかな檻。水の様であり乍ら、光を通さない深海を凝縮した様な、漆黒と蒼碧のグラデーション。動く度に微弱な波紋や、水面の様な光の揺らぎが走る。触れたものや干渉してきた汎ゆる現象を、優しく受け止め包み込み自らの内部へ融解。


闇喰:――

サピエンティアに闇喰は存在しない。未知のデータや他者の能力・理を、面白がって際限なく浸食・咀嚼し続けた結果脳や精神が、過食を起こして狂気に陥るのを防ぐ為のセーフティネット。彼女が食べ過ぎた難解な概念や、毒素を代わりに飲み込み、安全な栄養に変換してサピエンティアへ送り返す。サピエンティアにとっては一番信頼している最高の料理番。


聖歌・絶唱

光さえ届かない海の底から、響く様な静かで重厚な低音の調べ。聴く者の精神を心地よい気怠さと、深い眠りへと誘い汎ゆる思考や防衛本能を麻痺させ、彼女の咀嚼(解析)の領域へと優しく引きずり込む。絶唱は彼女の持つ、全知の浸食能力の限界解放。世界を構成する分子や、法則其の物を未知の美味なるデータとして丸呑みにし、空間のありと汎ゆる物理法則と事象を、漆黒の海の底へと完全消化・同化させる。


領域と匣

光の届かない底なしの黒い海。絶えず周囲の事象が、水面の様に波打ち浸食・解析されている。彼女にとっての未知が、未調理の食材として漂う空間。他者の思考や技術のデータが、黒い波に飲まれていく静かで知的な混沌の海。匣は暗黒海の海底深くに沈む、硬質な幾何学模様を描いた漆黒の立方体。彼女がこれまでに咀嚼・消化し、完全に自分のものとした全宇宙のデータと解析結果が、無数の美味なる知識の断片として保管。


龍神の姿

光さえも呑み込む、広大な漆黒の宇宙を其の身に纏い、蒼碧の光を脈動させる深淵の巨体。其の翼の羽ばたきは、空間の物理法則や分子構造其の物を分解・咀嚼。周囲の光景を、滑らかな波濤の如く歪ませる。冠する角は絶対的な夜を切り裂く、星屑の結晶の如き輝きを放ち、無数の未知のデータが、銀河の星雲の様に彼女の周囲を周回。汎ゆる情報を飲み込む其の双眸は、底知れぬ暗黒海の如く静かで知的な光を湛える。彼女が顕現するだけで、周囲の事象は全て未調理の美味なるデータへと変わる。静かにその深淵へと沈んでいく。




テンパランティア

別名:蒼龍神、オジヒサマ、キオクサマ、蒼きザドキエル、天恵と淘汰の大樹(ワールド・プラント)、静謐の慈嵐(カーム・テンペスト)等々……

年齢:外見20代前半(実年齢138億歳以上)

身長:182㎝

スリーサイズ:C98㎝/W76㎝/H94㎝

一人称:私

二人称:君、名前(+敬称)等

三人称:彼、彼女

好き:一族全員、他の龍神族の神祖達、静かな時間、上質な茶

嫌い:一族の敵、無秩序、不誠実で乱雑なもの

趣味:ジャスティティアとの口論、茶の淹れる事、植物の育成・剪定

属性:木、風

魔力・回路: 質・量ともに規格外

イメージカラー:翡翠、深緑、白磁

品行方正で生真面目な蒼龍族神祖。ジャスティティアとは、仲良く喧嘩する関係として知られる。いつも口論するが、時折見せる息の合った連携は周囲を驚かせる。完璧主義者だが、ジャスティティアとの喧嘩だけは、唯一の娯楽として楽しみにしており、ある意味セラピーに近い。口論の最中理論的に、相手を追い詰める瞬間の彼の瞳には冷徹な喜びが宿る。生命を育むと同時に、不要な枝を剪定する淘汰の側面も持つ。一歩間違えれば、世界を飲み込む自身の慈嵐を制御する為の精神的防壁。テンパランティアの幻想は、味方の傷を癒すと同時に邪悪な意思を持つ者の細胞を剪定する。彼にとっての性質は、溢れ出る殺気と不要なものを間引きたいという、冷徹な本能を封じ込める為の拘束衣。口論の内容自体は高度な魔導理論や、世界の摂理に関する事だが、互いに熱くなると周囲の天候が荒れ狂う。決まって木陰や、人里離れた結界の中で行う。意外と周囲への配慮がある。喧嘩の終わりには何故かお互いの衣類の綻びを直したり、茶を淹れ合ったりする奇妙なアフターケアが存在。


幻想:蒼

風の中に微細な癒やしの気や、清浄の霊力を纏わせ広範囲に吹かす。味方の肉体や精神を、彼が癒やし立ち上がらせる。敵意や悪意、呪等の邪悪な意志だけを選別し、吹き飛ばす特殊な支援・浄化型の能力。嵐に触れた味方は、肉体的な傷が癒やされるだけでなく、疲弊した精神や削られた気力が回復。風は味方の正当な意志や無害な存在に一切害を与えない。侵入した邪悪な意思を、鋭い刃の様に感知し根こそぎ削ぎ落として無力化。テンパランティアの心と、風の軌道が同調し狙った敵の悪意だけを効率よく浄化。自身の周囲や、戦場全体に淡い翠色の風を吹かせ、周囲を安全地帯に変える。形勢が不利になったピンチの場面で発動。総崩れになりかけた味方を、一斉に全快させ敵の攻撃に込められた、悪意を相殺し逆転のきっかけを作る。


神祖の玉座《テンパランティア・スローン》

圧倒的な魔力と、生命の源を鎮め世界の理の均衡を保つ為に存在する究極の王座。本質は宇宙の創生と淘汰の、歴史其の物を刻んだ生きた大樹の神殿の中枢。数億年の歳月を経て、結晶化した世界樹の古木と、星屑を含んだ翠玉の鉱石が融合し形成。背もたれは、天を突く大樹の枝葉が幾重にも織り重なった様な形状。絶えず淡い翠色の、光の粒子が霧の様に立ちこめる。玉座自体が、テンパランティアの魔力と淘汰の本能を、物理的・精神的に封じ込める為の巨大な制御装置。


闇喰:――

テンパランティアに闇喰は存在しない。淘汰の慈嵐を司る彼が怒りや、口論の余勢を駆って生態系や生命其の物を、根絶やしにしてしまわないよう、過剰な殺意や悪意の瘴気を吸い取る。彼がジャスティティアとの口論で、熱くなりすぎれば精神の冷却水の様に働いて理性を保たせる。テンパランティアが淹れるお茶の葉の、管理も此の闇喰の隠された仕事の一つ。


聖歌・絶唱

大樹が風に揺らぐ様な清らかで、透明感のある多重合唱の響き。味方の肉体や精神を癒やし、戦場に巣食う邪悪な意思や悪意だけを選別し、鋭い風の刃で根こそぎ削ぎ落として無力化。絶唱は慈しみの風を暴走させ、世界中の生態系と命の流通を強制的に管理・再編成する。神祖の玉座の力を全開にして、害をなす全ての不純物を根絶やしにする究極の淘汰の嵐。


領域と匣

天を突く巨大な古木が聳え立ち、絶えず淡い翠色の光の粒子と清浄な風が吹き抜ける神聖な空間。生と死や創生と淘汰の、歴史が刻印。彼の持つ過剰な慈嵐と、淘汰の本能を安定させる為の厳かであり乍ら、何処か安らぎに満ちた庭園。匣は世界樹の中枢に鎮座する、星屑を含んだ翠玉の鉱石で出来た神聖なる書庫。生態系の流通や命の歴史、淘汰の記録が厳格に記されており、彼の完璧主義と理性が秩序正しく管理している。


龍神の姿

天を突く神話級の大樹と、気高い竜の優美な造形が融合した圧倒的スケールの神聖なる巨体。純白の樹皮と深緑の硬質外殻を持ち、其の周囲は常に浄化と淘汰を司る幻想が、翡翠色のオーラとなって吹き荒れる。背に広がる翼は、幾重もの生きた枝葉で構成。星屑を含んだ翠玉の鉱石が、木漏れ日の様に淡い光を放つ。其の瞳は世界樹の根底に眠る、静謐な泉の如く深く澄み渡る。全生命の息吹と、淘汰の理を同時に観測。彼がひとたび翼を翻せば、戦場全体が神聖な庭園へと変わり汎ゆる不純物を根絶やしにする。




ジャスティティア

別名:紅龍神、シキカンサマ、ハカイサマ、紅きカマエル、|不純を許さぬ真紅の審判《スカーレット・ジャッジメント》、天空の外科医(セレスティアル・メス)等々……

年齢:外見は20代前半(実年齢138億歳以上)

身長:165㎝

スリーサイズ:B86㎝/W55㎝/H88㎝

一人称:私

二人称:君、名前(+敬称)等

三人称:彼、彼女等

好き:一族全員、他の龍神族の神祖達、甘いもの、美しい鉱石

嫌い:一族の敵、欺瞞、嘘、ルールを軽視する不誠実さ

趣味:甘いものの隠密採集と鑑賞、美しい鉱石の収集、テンパランティアとの口論

属性:火

魔力・回路: 質・量ともに規格外

イメージカラー:真紅、緋色、白銀

口が大変悪く気が強い紅龍族神祖。口は悪いが、其れは彼女が視る、世界の基準があまりに高すぎるから。ある意味期待の裏返しである。規律とは他人を縛るものではなく、自分という太陽が、世界を焼き尽くさない為の遮光器。自分の強大な火の力が、世界を焼き尽くす。テンパランティアとは仲良く喧嘩する関係。彼とは何時も口論するが、時折見せる息の合った連携は周囲を驚かせる。テンパランティアとの口論は、熱と冷徹のぶつかり合い。其の余波で新しい星が生まれる程の、力を放つ一種のエネルギー交換。彼女の口の悪さは、不純物を許さない高純度の魂の反映だ。彼女が一度感情が揺らげば、其の体温だけで銀河の海を蒸発し、常に理性の遮光器を精神にかける。そのフィルターを、唯一外してもいいと思えるのがテンパランティアとの口論。彼だけは自分の熱を完璧に受け止め冷やす。彼は世界で、唯一加減を気にせず全力をぶつけられる安らぎの相手。実は甘いものや美しい鉱石に目がなく、然し其れを周囲に見られると、神祖としての威厳が崩れるという理由で、隠れて採集し誰にも見つからない様に愛でる。


幻想:紅

対象の欺瞞や逸脱を、絶対的なルールとして感知。その度合いに応じた高熱を、肉体に発生させる能力。主観的な隠し事ではなく、客観的な事実や定めたルールに対する不誠実さが判定の基準。ジャスティティアが定めたり、組織・社会に存在する明確な規律が破られたり対象が、明確な嘘を口にした瞬間が発動条件。炎などの外から加わる熱ではなく、対象の血液や細胞の内側から直接発現する熱。防火服や物理的な断熱材による防御を、無効化し内側から焼き尽くす。


神祖の炎刃(ジャスティ・ブレイド)

天空の外科医に由来する無機質な手術刀(メス)と、神聖なる処刑の大刀の二面性。刀身其の物は宇宙の極限領域が、凝縮された純白の光。周囲の空間を熱量で歪ませ、刃の輪郭は常に揺らめき無駄な装飾の一切を排した機能美。組織の狂いや欺瞞を的確に切除・摘出。


闇喰:――

ジャスティティアに闇喰は存在しない。彼女が不純物を許さない正義の怒りや、自身の高熱を解放した際その周囲への二次災害や、彼女自身の理性の遮光器が、焼き切れるのを防ぐ為の熱量吸収体。世界に溢れる許されざる嘘や、欺瞞の澱を彼女の代わりに吸い上げ冷徹な灰へ変換し無害化。ジャスティティアは表向き、お前は只の処理端末だと冷たく扱う。其の実自分の熱を受け止める。


聖歌・絶唱

冷徹かつ厳格に響き渡る、鋭い鐘の音の様な旋律。虚偽や欺瞞を持つ者の、心拍数を跳ね上げ嘘をついているという、事実其の物を高熱へと変換し、内側から焼き尽くす高純度の審判歌。絶唱は普段かけている理性の遮光器を完全に外し自身の高熱と不純物を許さない正義の怒りを全解放。体温だけで銀河の海を蒸発させる程の、真紅の炎が汎ゆる不条理と敵対者を焼き尽くし更地へと変える。


領域と匣

一切の妥協や不純物を許さない、無機質で圧倒的な熱量を帯びた真紅と白銀の円形闘技場。欺瞞を見抜く高純度の炎が、常に空間を循環。彼女が唯一遮光器を外し、自身の熱量を全解放できる過酷かつ神聖な空間。匣は審判所の中央に、突き立てられた巨大な紅蓮の処刑刀と一体化した立方体。多元宇宙における規律、ルールや不純物の排除記録が冷徹に刻印。彼女の厳格な正義の基準を維持する基幹システム。


龍神の姿

銀河の海をも蒸発させる程の、高熱の炎と一切の妥協を許さない純白の機能美が、一体化した真紅の巨竜。その翼と装甲は極限まで圧縮された、神聖な処刑刀の刃の如き鋭い直線で構成され、周囲の空間を熱量で歪ませる。額に戴く角は永遠に燃え盛る、不純物切断のメスを思わせる高純度の緋色を放つ。視線を向けただけで、虚偽や欺瞞を内側から焼き尽くす。冷徹で無機質な真紅の瞳は、世界規律の絶対性を体現。彼女が顕現するだけで、宇宙の汎ゆる不条理が灰へと還る。




フィデム

別名:黄龍神、ツルギサマ、テンビンサマ、黄色きミカエル、永遠の美の呪縛者(エターナル・ドール)、黄金の愛執《ゴールデン・オブセッション》

年齢:外見は20代前半(実年齢138億歳以上)

身長:170㎝

スリーサイズ:B90㎝/W58㎝/H90㎝

一人称:私

二人称:君、名前(+敬称)等

三人称:彼、彼女等

好き:一族全員、他の龍神族の神祖達、美しい造形物、フォルティア

嫌い:一族の敵、醜悪なもの、自身の行き過ぎた執着と狂気

趣味:フォルティアの彫像や芸術品の制作、美しいものの収集

属性:土

魔力・回路: 質・量ともに規格外

イメージカラー:黄金、琥珀、純白

ふわふわとしていて、何処か狂気を孕んでいる雰囲気の黄龍族神祖。フォルティアに対し、特別な感情を密かに抱く。其の想いは、誰にも言わず胸の内に秘める。美しいものが好きで、フォルティアの像を制作する。フォルティアへの想いは、最早信仰に近い。破壊的な迄の自由と、静止した不変の美に閉じ込めたいという、芸術家特有の独占欲と其れを許さない敬愛の間で揺れる。彼女の造形物に触れた者は、前世の記憶や魂の根源的な叫びを、強制的に自覚させられ涙を流さずにはいられない。彼女が作るフォルティアの像は、見る者の魂のバックアップとして機能。然し其の本質は自由奔放な友を、永遠の瞬間に閉じ込めたいという愛と表裏一体の呪縛。彼女が作る芸術に触れた者が流す涙は、魂が揺さぶられた感動の涙である。同時にフィデム自身の、ドス黒い迄の愛執が染み出している為。本人は其の狂気を自覚しており、普段は穏やかな笑顔の裏で激しく自己嫌悪に陥る。美しいもの以外には基本的に興味がない。但しスペスとカリタスの、光と影のカップルを見る時だけは芸術家のインスピレーションが刺激されている。


幻想:黄

美を通じ対象の精神や、魂の奥底を強制的に引き出し物質や空間、他者の心に直接干渉する神秘的な能力。術者が命を削る様にして生み出す至高の芸術、造形物に神秘的な強制力が宿り見た者の感情・理性・魂を激しく揺さぶる。物質的な美を媒体として、フィデムや鑑賞者の内面にある隠された感情や記憶を外界に具現化。美しいものに心を奪われるという、根源的な心理を利用し、対象の思考力を一時的に停止させ美の虜にする。


神祖の聖櫃《フィデム・ホーリーアーク》

汎ゆる美しい宝石や、鉱物を象嵌した巨大で重厚な祭壇。其の表面は、完全な静止と流動を同時に内包。究極の美の宝箱から、逃れられない魂の展示室。表向きは全てを繋ぐ、美と癒やしの象徴。真の姿はフィデムの、終わらない自己嫌悪と狂気の結晶。


闇喰:――

フィデムに闇喰は存在しない。フォルティアへの行き過ぎた愛執や、美を永遠に凍結させたいという、ドス黒い狂気・自己嫌悪を一身に引き受け結晶化。フィデムが芸術への愛故に、世界を美の牢獄に変えてしまわないよう、彼女の負の感情や呪詛を代わりに飲み込み、美しい宝石へと変え体外へ排出し続けている。


聖歌・絶唱

聴く者の魂の奥底を揺さぶり前世の記憶や隠された感情を、強制的に引きずり出す美しすぎる鎮魂歌。其の芸術的な調べに触れた者は、感動と自身の狂気が入り混じった涙を流し、思考力を完全に奪われる。絶唱はフォルティアへの止む事のない愛執と独占欲の爆発。世界中の美しい現象や生命の輝きを、其の場に凍結させ、全ての存在を不変の芸術品として、永遠の静止に閉じ込める絶対的な美的呪縛。


領域と匣

黄金と琥珀の光に満ちた、美の極致とも言うべき広大な美術館。彼女が愛する、フォルティアの彫像が無数に並び、世界中の美しい芸術品や壊したくない程、愛しい瞬間が永遠の静止の中に凍結。狂気と純愛が、表裏一体となった美の牢獄。匣は宮殿の最奥に鎮座する、無数の美しい宝石や鉱物で象嵌された重厚な祭壇。フィデムの終わらない自己嫌悪と、フォルティアに対するドス黒い愛執。そして彼女が創り上げた、全ての芸術品の魂のバックアップが眠る。


龍神の姿

黄金と琥珀の輝きに満ちた、美の極致たる彫刻の如き完璧な造形美を誇る巨竜。其の鱗や翼は無数の美しい宝石や、鉱物が嵌め込まれた聖櫃の如く眩く反射。周囲の時間を、永遠の静止へと凍結させる神秘の光を放つ。頭上に戴く角は、純白の純金で象られている。見る者の魂の奥底から、前世の記憶や感情を強制的に引き出す芸術的なオーラを纏う。その瞳は愛しい存在を、永遠に閉じ込めたいという狂気と限りない敬愛が入り混じる、琥珀色の深海の様に輝き汎ゆる者を美の虜にする。




スペス

別名:金龍神、イヤシサマ、オクスリサマ、黄金のラファエル、真理の白日(トゥルース・ソーラー)、起源の解体者(オジジン・ブレイカー)

年齢:外見は20代前半(実年齢138億歳以上)

身長:178㎝

スリーサイズ:C96㎝/W75㎝/H92㎝

一人称:私

二人称:君、名前(+敬称)等

三人称:彼、彼女等

好き:一族全員、他の龍神族の神祖達、哲学的な思索、真理の探求

嫌い:一族の敵、隠蔽、虚偽やごまかし

趣味:宇宙の起源や理についての哲学に没頭する事、古いアーカイブの探索

属性:陽、光

魔力・回路: 質・量ともに規格外

イメージカラー:黄金、白、白金

インテリの雰囲気の金龍族の神祖。カリタスとはニコイチで、互いに深い絆で結ばれている。何事も学ぶ事が好きで、哲学的な思考に浸る事が多い。フィデムとは特別な縁で繋がり、後に子孫が結ばれる。カリタスという影があるからこそ、彼は自分の立ち位置を確認できる。光と陽の属性を持つが、其の本質は露見。隠されているものや偽られているものを、全て白日の下に晒す。哲学的な思考は、世界の起源に触れ続けるが故の副作用。自分の光が強すぎると、周囲の全てを白日の下に晒し過ぎる。相手の秘密や心の闇まで丸見えになり、人間関係が破綻する。カリタスが作る影が、文字通り彼の精神のセーフティネット。彼女なしでは彼は眩し過ぎて、何も見えない孤独な王になってしまう。哲学的な思索に没頭しすぎて、時々何日も椅子から動かなくなる。其の為カリタスに、スープをスプーンで食べさせて貰う姿が目撃される。頭脳明晰だが、生活能力の方向で一寸ポンコツ。


幻想:黄金

相手が持つ能力の起源を自動的に先読み。能力が発現・顕現する前に、プロセスごと分解・消去するカウンター型の極致能力。相手が能力を使おうと意図した瞬間や、無意識に能力の芽が生成された瞬間、其の能力が理屈・因果・歴史的背景から構成を瞬時に逆算・特定。相手が技を放ったり、効果が発動するよりも先に、原因や土台となる構成要素を分解する。物理的な速度や、反射神経ではなく因果の発生源に直接干渉。どれほど高速な攻撃でも、自分が先回りして無力化が可能。解体した能力のエネルギーや、概念の残滓を逆に相手の因果へ流し込み、自滅や能力の暴走を誘発。能力の起源だけでなく、物質や事象の綻びを見抜く応用として、頑丈なバリアや概念的な不死性すらも起源を解体し無効化。


神祖の書庫(スペス・アーカイブ)

壁も床も天井も存在せず、何処迄も続く無数の純白の書棚が並ぶ図書館。照明がないにも関わらず、空間全体が柔らかく強烈な光に満ちる。如何なる欺瞞・隠蔽・虚偽も存在できない。全ての真実が、自動的に公開・記録。全宇宙や多元世界の歴史、汎ゆる事象の起源・言語・哲学体系や、此れ迄に解体・看破した無数の因果や能力の記録が、果てしない冊数の書物として収容。


闇喰:――

スペスに闇喰は存在しない。スペスが真理の白日の力で、世界中の汎ゆる秘密や起源、他者の隠し事までを暴き過ぎた結果、因果律や人間関係に、致命的な亀裂が入るのを防ぐ為の目隠し。世界の汎ゆる情報を暴く、彼の知性の裏で知るべきではない禁忌や、見なくてもいい他者の闇を自動的に遮断・隠蔽し、彼の精神が全知の重みで自壊するのを防いでいる。


聖歌・絶唱

太陽の光の様に強烈であり乍ら、柔らかな一切の曇りなき全肯定の調べ。隠蔽や虚偽・誤魔化しを完全に焼き払い、宇宙の起源や汎ゆる真理の情報を、聴き手の脳内に直接降り注がせ強制的に理解させる。絶唱は相手が能力や魔法を、使おうとした原因其の物を歴史の背景から分解・消去。汎ゆる因果の芽を摘み取り、世界を完全な無知と真実の裸形へと還すカウンターの極致。


領域と匣

壁も床も天井も存在せず、何処迄も続く無数の純白の書棚が並ぶ巨大な図書館。照明がないにも関わらず、空間全体が柔らかく強烈な光に満ち、如何なる欺瞞や隠蔽も許されない。宇宙の起源や、真理の探求に没頭する為の知の空間。匣は書庫の中心で、眩い黄金とプラチナの光を放つ、太陽を模した球状のデバイス。此れ迄に解体・看破した無数の因果や、能力の起源・宇宙の歴史データが無限の冊数となって収納。彼の知性の源泉となっている。


龍神の姿

眩い黄金とプラチナの光其の物で、形作られた真理の白日を身に纏う高貴な巨竜。其の身を包む装甲や翼は、無限に続く純白の書棚と宇宙の起源の光景を投影。隠蔽や虚偽を一切許さない、強烈かつ柔らかな輝きを放つ。頭上の角は汎ゆる因果や、能力の芽を解体する源泉として澄み渡る。一切の曇りなき白金の瞳は、多元世界の歴史と全ての真理を見通す。彼が顕現するだけで、周囲の闇や隠し事は白日の下に晒され、世界の理が本来の姿へと強制的にリセット。




カリタス

別名:銀龍神、ケイヤクサマ、ダイリサマ、白銀のメタトロン、絶対安らぎの宵闇(ニルヴァーナ・ダーク)、過去と現在を紡ぐ瞼(アカシック・アイ)

年齢:外見は20代前半(実年齢138億歳以上)

身長:166㎝

スリーサイズ:B84㎝/W55㎝/H85㎝

一人称:私

二人称:君、名前(+敬称)

三人称:彼、彼女

好き:一族全員、他の龍神族の神祖達、スペスのお世話、静寂

嫌い:一族の敵、騒がしさ、スペスが無茶な思索で倒れる事

趣味:スペスの生活サポート、世界の過去の記録の観測

属性:陰、闇

魔力・回路: 質・量ともに規格外

イメージカラー:銀色、宵闇、月白

ミステリアスな雰囲気を醸し出している銀龍族の神祖。スペスとは何時もニコイチで、互いに深い絆で結ばれている。スペスとニコイチな理由は彼女が影其の物だから。光が強ければ影も濃くなる様に、スペスの力が強まる程彼女の洞察も深まる。スペスが真理を暴くなら、彼女は其の真理を受け入れ包み込む。彼女の闇は、恐怖ではなく全てが等しく無に帰す。フォルティアと特別な縁で繋がっており、後に子孫達が結ばれている。子孫達が専門分野に特化しているなら、彼女は其れら全ての基礎となる概念を操る。スペスが暴き出した残酷な真実を、彼女は一切の裁きを加えず無へ還す。彼が世界の真理を暴き過ぎて、周囲が引いている時、彼女がさりげなく会話の話題を逸らす。彼の淹れたお茶に、砂糖を多めに入れる等フォローするのは、何時だって彼女の役目。彼女は其の光で疲弊したスペスの目を、優しく手で覆って休ませる謂わば彼の瞼の様な存在。彼女の操る闇は、宇宙の原初の様な絶対的な安らぎ。彼女の懐に飛び込んだ者は、どんなに深いトラウマや傷も全てなかった事にする。


幻想:白銀

世界の汎ゆる現在起きている事象と、世界に刻まれた過去の真理をシームレスに接続。自身の思考回路へと、直接同期させる究極の知覚・演算能力。遠く離れた場所で起きている出来事や他者の動向を、今まさに目の前で起きている事と同等の解像度で把握。過去の歴史や忘れ去られた古代魔術、嘗て誰かが辿り着いた真理や法則を引き出し、現在の状況の謎を解き明かす鍵。現在と過去の点と点を結び、未来に起こる確率を計算し最適解を導き出す。敵の行動の現在と、其の戦闘技術が生まれた真理を瞬時に接続し、次の攻撃の軌道や弱点を完全に見切る。世界の歴史の闇に包まれた事件や、失われた魔法陣の復元等、過去の記録と現在のヒントを繋ぎ真実に辿り着く。


神祖の虚空(カリタス・アカシャ)

秩序から完全に外れた知ってはいけない領域。神聖な迄の静謐さと、底知れぬ不気味さが同居するブラックホール。光も魔力も概念も、全てが平等に飲まれ一切の抵抗を許さず無へ回収。敵の戦闘技術の真理すら飲み込む。彼女を攻撃しようとした時点で、攻撃したという事実ごと無に帰す。


闇喰:――

カリタスに闇喰は存在しない。彼女が飲み込んだ膨大な過去の記録、敵の戦闘技術の真理、トラウマや悲劇の記憶が澱みとなり、多元宇宙全体のデータベースを汚染するのを防ぐ為の最終濾過装置。回収した全ての負の歴史や歪みを、完全に無害な只の静寂へ還元し宇宙の安らぎに変える。スペスの光で疲弊した魂を、カリタスが癒やす際その不要な疲れや、傷の残滓を此の闇喰が綺麗に食べ尽くす。


聖歌・絶唱

音すらも飲み込む様な、絶対的な静けさを伴う子守歌の様な響き。スペスの光で、疲弊した魂を優しく包み込む。どんなに深いトラウマや、傷も最初からなかった事として、無へと回収する極上の安らぎ。絶唱は彼女の操る闇を、多元宇宙規模へと拡大解放する。攻撃其の物の事実や敵が放った、戦闘技術の真理を丸ごとブラックホール状の虚空へ引きずり込み、一切の反撃を許さず完全な無へと消失。


領域と匣

音すらない漆黒の宇宙空間であり乍ら、母親の胎内にいる様な絶対的な安心感に包まれた空間。スペスの強すぎる光により、疲弊した魂や、深いトラウマを全て優しく包み込む。そして最初から、なかった事へ変えてしまう極上の宵闇。匣は宵闇の中心にぽっかりと口を開けた、ブラックホール状の超次元虚空。過去から現在迄の、全記録そして敵が放った戦闘技術の真理や、攻撃の事実其の物が、丸ごと飲み込まれ完全な無として回収・管理。


龍神の姿

音すらない絶対的な静寂と、母親の胎内の如き安らぎを放つ。宵闇と月白の、グラデーションに彩られた神秘的な巨竜。その翼は光も魔力も全てを、平等に無へと回収するブラックホール状の超次元虚空を内包している。触れる者の汎ゆるトラウマや傷跡を、最初からなかった事へ還す。頭上に戴く角は、過去から現在迄の全記録を紡ぐ淡い銀色の光を湛えている。彼女の瞳は、全てを受け入れる優しい月白の輝きを宿す。彼女の影に包まれた者は、汎ゆる疲弊から解放されて究極の安息へと導かれる。

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