Echoes of phantasm
ユラ・カリタス・フォルティア・アルバエレミア
年齢:物語開始時は16歳〜
身長:175㎝
スリーサイズ:B92㎝/W58㎝/H94㎝
一人称:私
二人称:君、名前(+敬称)等
三人称:彼、彼女等
好き:ティラミス、カフェラテ、家族、ロトス、絵画、彫刻
嫌い:一族の敵
趣味:美術館巡り、博物館巡り、お洒落、勉強、料理、お菓子作り
属性:金、エーテル、闇、陰
魔力・回路: 質・量ともに最優
イメージカラー:白、濃紅、紺色
人物像と精神性
両親から強大な神性を受け継いだ反動で感情が希薄になっている少女。常に無表情で極めて無口なので最初は怖がられる事が基本。会話は基本的に途切れがちだが公務等ではハキハキ話す為驚かれる事が屡々。然し其の内面は年相応の可愛らしい少女らしさを秘める静寂の芸術家。中に双子の姉キラが宿る。彼女は母譲りの破壊衝動と父であるステラ譲りの魔眼の力を極彩というフィルターを通し制御・具現化。感情が欠落している為恐ろしいと誤解され易い。当の本人は至って落ち着いており本質的に穏やかな性格。祖父であるロインや婚約者であるロトスの過保護ぶりに絶句し閉口する。祖母であるセツラに苦情を入れる程には困っている模様。サラ譲りの破壊衝動を抱えるが普段は芸術活動により頑張って昇華・制御している。
幻想:極彩
思考や夢想を現実へ上書きする概念干渉能力。周囲を自身の領域へと変貌させ描いたものを実体化させる。単に実体化させるだけでなく対象の存在理由を塗り潰す段階へと進化。展開された領域内では物理法則すらユラの解釈に依存。左眼の蒼天の魔眼は空間座標を固定し移動を封じる。感情や生命力を色として視認。視界に入った者の影を空間に釘付けにする事で肉体の自由を完全に奪う。対象の感情を色として読み取る際その色が持つエネルギーを逆流。汎ゆる生物の声を完全コピーし衝撃波や精神汚染を伴う多重音響攻撃を行う。姉キラとの共鳴で出力が数倍に跳ね上がり融合する事で無双の女王へと変化。(暴走のリスクが有る)
白仙の硝子筆
星々の瞬きを凝縮した流体硝子で造られた大杖。先端の硝子穂先は天体の運行と同期して輝きを変える。星屑の封印を解く際に周囲の重力が消失し夜空の投影が展開される。この結界内では術者が描いた星座が其の儘巨大な光の構造物として具現化し軍隊をも包囲する城郭や天を衝く塔を瞬時に構築。
[極彩式洋墨]
赤の洋墨
描かれた線が高熱の断層となる洋墨。対象を焼くのではなく其の空間ごと存在を燃焼し尽くす。
桃の洋墨
大気に溶け込む微細な飛沫が視認した者の深層心理を侵食させる洋墨。幸福な幻覚や拭い難い恐怖を強制的に想起させ戦意を喪失させる。
橙の洋墨
付着した物質や円形に囲まれた空間内では汎ゆるベクトルが消失させる洋墨。
黄の洋墨
高周波で震える光の洋墨。筆を振るう軌跡が其の儘不可視の刃。物理的な装甲や魔法的な障壁をも容易に両断。
緑の洋墨
生命の循環を加速させる洋墨。傷口を塞ぐだけでなく呪いや毒といった不浄な術式を上書きして消し去る聖域を描き出す。
青の洋墨
触れた対象を極低温まで冷却し思考を完全停止させる洋墨。此の墨で描かれた陣の中では時の流れが緩やかになる。
水の洋墨
流体硝子が瞬間的に硬化し如何なる干渉も通さない防壁を形成させる洋墨。衝撃を分散・吸収し内部の者を完璧に保護。
紫の洋墨
因果を反転させる洋墨。受けたダメージを治癒に放たれた攻撃を其の儘反射。重力の上下を逆転させ戦場の摂理を狂わせる。
虹の洋墨
夜空の投影展開時のみ使用可能な極点の洋墨。描かれた絵が現実の事象として完全に上書き。
白仙の絵筆
虚空其の物をキャンバスに変える極彩色の魔力を帯びた筆。空間を薙ぐ度に残る虹色の光跡は物理的な質量を持つ。例えば荒れ狂う奔流を打ち消す為に静止した波を描けば其れは虹色の硬質な防壁となって対象を止める。描き出された事象は油彩画の様な厚みを持ち破壊される迄その場に実在し続ける。
白仙の鉛筆
描線速度に特化した戦闘用速筆魔導具。芯の色の魔力属性を思考速度で切り替える。赤で描けば即座に爆ぜる火線となり青で描けば不可視の鋭い氷の刃となる。スケッチする様に短く鋭いストロークで連射性能に優れた魔法弾を生成。
[極彩式絵具/極彩式鉛筆]
赤の絵具/赤の鉛筆
描跡が空気に触れた瞬間に急速な熱膨張を起こす絵具と鉛筆。鉛筆での速射による弾幕形成。絵筆で空間に爆風の壁を描き置きする事で近づく敵を確実に迎撃する罠としても機能。
桃の絵具/桃の鉛筆
対象の本来あるべき姿を模写する様に塗る絵具と鉛筆。生体の傷口を塞ぎ破損した器物を分子レベルで再構成。戦闘中の味方の応急処置や崩落した地形の即席の足場復旧等に用いられる。
橙の絵具/橙の鉛筆
描いた対象の密度を極限まで高める絵具と鉛筆。絵筆で描いた只の石ころを隕石並みの重量に変化。防壁の硬度を跳ね上げたりする。物理的な破壊力や防御力を劇的に底上げする。
黄の絵具/黄の鉛筆
描線の速度を物理的な運動エネルギーへとダイレクトに変換させる絵具と鉛筆。鉛筆による素早いストロークと組み合わせる。質量を持たない光の線であり乍ら鋼鉄をも穿つ超高速の投射弾と化す。
緑の絵具/緑の鉛筆
描線が即座に強靭な植物の繊維へ変質させる絵具と鉛筆。敵の足場を絡め取る茨の罠。絡み合って盾となる巨木の蔓。戦場を瞬時に植物で満たし足止めや立体的な機動力を生み出す。
青の絵具/青の鉛筆
描いた瞬間に周囲の熱を凄まじい勢いで奪い空間其の物を凍結。絵筆で大気中に氷の板を描き出し敵の視界を遮る。鉛筆の刃に纏わせ斬撃と共に凍傷を齎す。
水の絵具/水の鉛筆
空間に描かれた水の色は其の儘本物の奔流となる。凄まじい水圧を持って敵を押し流す。干からびた戦場であっても一瞬で大水害を引き起こし敵陣形を完全に分断・翻弄。
紫の絵具/紫の鉛筆
空間其の物を折り曲げる。描いたラインを境に空間の位相をずらす。遠隔攻撃の軌道を曲げて回避したり敵の身体の一部をねじ曲げたりする変則的かつ強力な効果を発揮。
虹の絵具/虹の鉛筆
全ての属性を内包し使い手のイマジネーションを其の儘現実へと固定。絵筆や鉛筆の極致。法則を超越した奇跡を起こす。発動には膨大な集中力と魔力を要する。
極彩式胡蝶
魂の輝きを鱗粉に変換し因果を塗り替える胡蝶。この胡蝶は発動者の魔力を極彩色の鱗粉として散布。鱗粉は吸い込んだ者の感覚を狂わせる。世界其の物に誤認させる性質を持つ。術の発動中周囲には鈴の音や無数の羽ばたきの様な精神を逆撫でする色彩の音が響き渡る。ユラが動く度に空中にステンドグラスが割れた様な美しい光の粒子が残留し其れが其の儘トラップや防壁として機能。単色の発動だけでなく色を混ぜ合わせる事で特殊な効果を発動。零式・胡蝶之夢は全ての鱗粉を一点に集束させ虹の力を全開放する形態。周囲の数mを完全な夢の領域に塗り替え術者の想像した通りの物理法則を強制。但し発動後は蝶の翅がボロボロと崩れ落ちる様にユラの魔力回路が一時的に完全に焼き切れる羽化の終わりを迎える。
[一覧]
赤の胡蝶
鱗粉自体が揮発性の高い魔力触媒の胡蝶。ユラの意思一つで連鎖爆発を起こす。
桃の胡蝶
視神経と脳内物質に直接干渉する最も毒に近い色の胡蝶。吸い込んだ者は多幸感を伴う幻覚に包まれ戦意を完全喪失する。
橙の胡蝶
鱗粉が空中で結晶化し遮断する防壁を形成させる胡蝶。ステンドグラスの様な幾何学模様が浮かび上がり汎ゆる干渉を固定し無効化。
黄の胡蝶
鱗粉を自身の神経系に付着。電気信号を加速させる胡蝶。知覚速度が数千倍に跳ね上がり周囲が停止したかの様な感覚を得る。
緑の胡蝶
鱗粉が細胞の記憶を読み取り強引に負傷前の状態へ因果を巻き戻す胡蝶。欠損部位すら再生させる。
青の胡蝶
空間に漂う魔力の流れを凍結させる胡蝶。この鱗粉に触れた対象は魔術の術式の構成が不可能になる。
水の胡蝶
光の屈折を自在に操り自身の姿を数十の残像に分裂させる胡蝶。残像は微弱な魔力で羽ばたく為探知すら真偽を判別できない。
紫の胡蝶
鱗粉が影の濃度を極限まで高め異次元への門として機能する胡蝶。物理的な壁を透過。対象の足元を底なしの沼に変え引きずり込む。
虹の胡蝶
全ての色が混ざり合い一時的に神の領域へ至る胡蝶。想像した事象を其の儘現実として出力する事象改変を行う。
極彩式の城
深淵なる色彩の絶対領域。術者であるユラの因子が細胞レベルで浸透した特殊触媒により展開される擬似的な異界。城壁や回廊の全てが術者の神経系と直結しており此の空間に踏み込んだ者はユラの体内に入り込んだも同義とされる。内部に存在する汎ゆる物質・現象の優先権をユラが掌握する。例えば炎を冷たい液体として定義し直したり重力のベクトルを散乱させたりする事が可能。城内に留まる時間が長いほど対象の構成成分は術者の因子に置換されていく。最終的に対象の肉体すらも城の一部へと変貌しユラの意の儘に再構成出来る。
極彩式の王冠
魂の至高演算器。城の中心で顕現する統治者の証。単なる装飾ではなく膨大な魂の情報を処理・編集する為の超高深度触媒。絶対領域内に存在する全ての生命体の魂の設計図をリアルタイムで読み解く。記憶改竄や感情の色彩操作を行う。死の運命という情報さえ筆跡を修正する様に上書き。ユラが致命傷を負っても王冠が城の構成物質からバックアップされた魂の情報を即座に再出力。肉体が霧散しても極彩色の光と共に一瞬で完全な状態へ再構築。
闇喰:イーリス/ポルクス
左目の縁に瞬く虹色の光の粒子。感情の欠如による不安定さを制御し色彩の力を増幅させる触媒。色彩の女神と共存の双子神の名を冠する。行使時には瞳の奥に名画の世界を広げ画材の香りを漂わせる。彼女の内なる殺戮衝動や完璧主義故の自己犠牲を吸収。それらを創造への情熱へと変換し彼女の行動に芸術的な秩序を与える。キラとの合体時に感情の闇を喰らう事で強大な力の暴走を抑制。彼女の根底にある聖母の様な優しさを保護。また具現化した造形物に命と秩序を吹き込む核となる。
聖歌・絶唱
ノイズのない純粋な感性が現実を色彩で塗り潰し概念其の儘を変質させる旋律。感情の揺らぎがない研ぎ澄まされた静謐な歌声。空間を色彩豊かに彩り聴く者に閃きや安らぎを与える。感情というノイズを排した歌声は芸術の本質を直接魂へと届ける。絶唱は内なる衝動と家族を守る決意が融合した抗い難い色彩の奔流。闇喰と共鳴し広大な極彩式の城を瞬時に展開。歌声に呼応し無数の彫刻や絵画が実体化。敵を極彩の世界へ塗り潰し消滅。キラとの融合状態で放たれる絶唱は両親以外には停止不能な破壊力を誇る。
領域と匣
ユラの深層心理が具現化した静寂と美しさが支配する聖域。領域は無限に広がる空間に名画や彫刻が並び色鮮やかな光が降り注ぐ美術館。彼女の心境に合わせ展示作品や照明が変化。領域内では極彩の幻想が飛躍的に増幅。匣は美術館の中心に安置された菫色の硬化した絵具箱。濃紅と紺色の光を放つ素体を収容。感情の希薄さ少女としての素顔・ロトスへの深い愛情等彼女の魂の最も純粋な記録が封印されている。
龍神の姿
白銀の鱗に濃紅と紺色が踊る体長約85mの優雅なる龍神。白を基調とし筆致の様な輝きを放つ濃紅と紺色の鱗を持つ。蝶の意匠が施された王冠型の角。先端に埋め込まれた無数の宝石が角度により色彩を変える。背中には巨大なキャンバスを広げた様な光り輝く色彩の翼が生える。尾の先端は白仙の硝子筆を模した透明な筆先。其処から無限の色彩が溢れ出す。動く度に光の粒子が飛び散り周囲を彩る。破壊と芸術を内包した其の姿は見る者を畏怖させると同時に強く魅了する。
キラ・カリタス・フォルティア・アルバエレミア
年齢:物語開始時は16歳〜
身長:175㎝
スリーサイズ:B92㎝/W58㎝/H94㎝
一人称:私
二人称:君、名前(+敬称)等
三人称:彼、彼女等
好き:ティラミス、カフェラテ、家族、ロトス、絵画、彫刻
嫌い:一族の敵
趣味:美術館巡り、博物館巡り、お洒落、勉強、料理、お菓子作り
属性:金、エーテル、闇、陰
魔力・回路: 質・量ともに最優
イメージカラー:白、紺色、濃紅
人物像と精神性
本来なら一卵性双生児として生まれる筈が彼女は肉体を持たず精神体としてユラの魂と融合して誕生した稀有な存在。彼女は実妹であるユラの極彩に対し無彩を司り本質を白と黒のコントラストへと還元する。実母であるサラに似て軽薄で飄々としている性格。表情は常に軽薄な笑みを絶やさない。無口なユラのフォローに入る事も屡々。ユラとは思考や価値観・感情等の情報を完全共有している。嘗てはユラと入れ替わって悪戯を楽しむ茶目っ気もあった。祖父であるロインの溺愛には爆笑しつつ祖母であるセツラを通して苦言を呈している。幼馴染のロトスや家族を大切に思う心はユラと共通している。
幻想:無彩
世界を白・灰・黒の三色に塗り替え洗練された影絵の世界へ変貌させる概念干渉能力。吸収・静謐・魔力の固定に特化。発動時には対象を中心とした半径数㎞圏内の色彩情報を完全に剥奪。物質が持つ熱量や存在確率の象徴としての色を奪う。
右眼の蒼天の魔眼は対象の現在地を三次元座標上に固定し物理的移動を封鎖。対象を観測する事で世界の理から切り離し静止画として保存。魔眼の解除時に時間差の瞬間移動を誘発。
他にも汎ゆる生物の声を完全再現。生物の声の完全再現に留まらず音響を物理的な楔へと変換。物理効果を含む最大七種の多重同時発声攻撃を行う。ユラとの合体形態は一族の最高戦力。ユラとの合体により無彩の静とユラの持つ特性が混ざり合い以下の特質を獲得。キラ自身の存在が影其の物となり汎ゆる物理・魔力攻撃が透過。
白仙の絵筆
モノクロの淡い光を纏う靭やかな穂先を持った筆。魔力を絵具として認識し粘度や硬度を自在に操る。0.01㎜単位の精密な魔法陣を空中に直接書き込む。魔力の出力を白から黒迄の濃淡で制御。相手の術式に干渉し其の色を薄め無力化。複雑な多重魔法陣を一瞬のストロークで完成。筆跡が光の尾を引き其れが其の儘術式として固定される光景は戦場における芸術と称される。
白仙の硝子筆
透明度の極めて高い強化魔導硝子で作られた長身の杖。内部には白と黒の光子が螺旋を描いて渦巻く。振るう度に硝子の中で墨が混ざり合う様な静かな視覚効果が走る。杖から放出された墨色の光子が空間の境界を塗り潰し物理・魔導の両面から隔絶された不可侵領域を構築。他にも空中に巨大な墨絵の龍や城郭を描き出す。其れらを実体化させ戦場を支配。描かれた存在は色彩を持たないが故に破壊する事が極めて困難。
[無彩式洋墨]
白の洋墨
純粋な魔力光子が高密度で圧縮された発光する高純度の洋墨。接触した対象の魔導式や物理法則を一時的に中和・無効化。
黒の洋墨
光を一切反射せず周囲の視覚や魔力探知をも飲み込む超重密度の洋墨。空間の境界線や質量を固定・隔絶。
灰の洋墨
白の中和と黒の固定が高度に混ざり合い霧や煙の様に揺蕩う不安定な中間層の洋墨。物質の状態変化や記憶の定着を司る。
白仙の鉛筆
一見すると簡素な細身のスティックだが其の芯先は高密度の圧縮光子で構成。筆や杖に比べて描く速度に特化。刹那の判断が求められる近接・中距離戦闘で真価を発揮。空間に鋭い直線を引く事で其の軌跡に沿って高エネルギーのレーザーを射出。相手の放った魔弾を黒い影でなぞり事象其の物を消去し自らの魔力として再吸収。
[無彩式絵具/無彩式鉛筆]
白の絵具/白の鉛筆
周囲を純白の虚空に変え視界を飽和させる絵具と鉛筆。強烈な光で負の魔力を浄化。呪いや毒を拒絶・消滅。衝撃を光源に変換し反射。
黒の絵具/黒の鉛筆
空間の光を奪い魔力感知すら吸収する暗闇の重力空間を生成する絵具と鉛筆。攻撃を飲み込み貯蔵。自身の魔力へ変換・蓄積。
灰の絵具/灰の鉛筆
世界の動きを止め倦怠感と停滞を誘発する絵具と鉛筆。生物の鼓動を遅延させ非生物の硬度を自在に変化。
無彩式胡蝶
魂の輝きを鱗粉に変換し因果を塗り替える胡蝶。この胡蝶は発動者の魔力を極彩色の鱗粉として散布。鱗粉は吸い込んだ者の感覚を狂わせる。世界其の物に誤認させる性質を持つ。術の発動中周囲には鈴の音や無数の羽ばたきの様な精神を逆撫でする色彩の音が響き渡る。キラが動く度に空中にステンドグラスが割れた様な美しい光の粒子が残留し其れが其の儘トラップや防壁として機能。単色の発動だけでなく色を混ぜ合わせる事で特殊な効果を発動。零式・胡蝶之夢は全ての鱗粉を一点に集束させ虹の力を全開放する形態。周囲の数mを完全な夢の領域に塗り替え術者の想像した通りの物理法則を強制。但し発動後は蝶の翅がボロボロと崩れ落ちる様にユラの魔力回路が一時的に完全に焼き切れる羽化の終わりを迎える。
[一覧]
白の胡蝶
キラの体を蝶へ霧散させ座標移動を媒介する胡蝶。味方の魔力回路を浄化・回復。
黒の胡蝶
敵の影に潜り込み楔として固定する胡蝶。対象の情報を吸収し再生不能な影の刃で切り裂く。
灰の胡蝶
存在感を希薄にし術式を曖昧にして不発させる胡蝶。自身と同じ姿の残像を無数に生成。
無彩式の城
物理的な世界から色彩が剥落した瞬間にのみ現れる高次元の特異点。城の内部では王が許可した事象以外の時間による劣化が一切発生しない。生けられた花は永遠に枯れず零れた水滴は空中で其の形を維持。城内の全空間は王の思考と直結。空間定義の改竄が容易に行われる。城に招かれた者は自身の属性や魔力といった色彩を一時的に失い王の定めたルールに従うだけの存在へと還元。
無彩式の王冠
蝶を模した銀と黒の意匠。その翅が羽ばたくたび現実の輪郭が微細に震え魂の組成が組み替えられる。魂を細かな因果の糸として視覚化し其れを解き紡ぎ直す。死者の記憶を抽出して別の器に定着。複数の魂を練り合わせ新たな霊体を作り出す極限の再生が可能。
王冠の蝶が完全に翅を広げた時キラ自身の存在が確率の雲へと変換される。汎ゆる攻撃は空を切り王は数多の平行存在として同時に現れる。肉体が塵に帰そうとも王冠が残っている限り周囲の空間から強制的に物質を再構成。数秒足らずで全盛期の姿で現世に再臨。
闇喰:イーリス/カストロ
右目の縁に瞬くモノクロームの光の粒子。肉体を持たない不安定さを制御し影の力を増幅させる触媒。虹の女神と双子座の兄の名を冠する。行使時は瞳に影絵の世界を映し出し洗練された墨の香りを漂わせる。実体がないという寂しさやユラへの過度な依存無軌道な悪戯心を吸収。其れらを創造的な遊び心へと昇華し彼女の行動に一族として節度を与える。ユラとの融合時に実体其の儘の闇を喰らう事で強大な負荷を軽減。キラの底抜けに明るい性格を保ち具現化する造形物に形と秩序を与える。
聖歌・絶唱
空間を白黒のコントラストで支配し聴く者の思考をクリアにしたり概念ごと塗り潰す旋律。何処か楽しげで魅惑的。聴く者を惹きつける歌声。空間をモノクロームに変化させ思考をクリアにする効果や心地よい幻惑を与える。白・灰・黒の属性が宿り精神を静謐な安堵感で満たす。絶唱は特殊な境遇と家族への愛が込められた不可避の概念変質。闇喰と融合し固有結界・無彩式の城を展開。歌声に呼応して影を纏う彫刻や兵士が動き出し敵を白と黒のコントラストで殲滅。ユラとの合体絶唱は両親以外には防げない絶対的な破壊力を持つ。
領域と匣
キラの知性と遊び心が同居する洗練されたモノトーンの世界。領域は白と黒のコントラストが際立つ静謐で深遠な美術館。心境によって作品の配置や影の濃淡が変化し悪戯を考えている時はモノクロの蝶が楽しげに舞う。領域内では無彩の幻想が飛躍的に増幅。匣は領域の中心に安置された清廉潔白な白磁の絵の具箱。紺色と濃紅の光を放つ素体を収容。ユラとの共生関係や飄々とした性格・ロトスへの親愛等彼女たらしめる魂の根幹が記録。
龍神の姿
白・灰・黒のグラデーションに包まれた体長約85mの優雅なる龍神。墨絵の様な繊細な鱗に覆われた靭やかで知的な巨躯。白黒の蝶の意匠が施された王冠型の角。光を吸い込む黒と純粋な白が交錯し影の粒子が揺らめく。背中には墨絵の濃淡で描かれた様な影の翼が生える。尾の先端は白仙の硝子筆を模した透明な筆先。其処から無限の影が溢れ出す。触れると墨の香りが漂う。笑うと光が強まり悪戯心が芽生えると影が深まる。体表から放たれる白黒の光で周囲を瞬時に影絵の世界へと塗り替える美しき境界の芸術家。
ロトス・フォルティア・アルバサンクト
年齢:物語開始時は16歳〜
身長:195㎝
スリーサイズ:C96㎝/W72㎝/H92㎝
一人称:私
二人称:君、名前(+敬称)等
三人称:彼、彼女等
好き:クッキー、カフェラテ、蝶、ユラ、キラ、家族
嫌い:一族の敵
趣味:蝶の蒐集や保護、蝶の研究、花や植物を育てる事、料理、お菓子作り
属性:金、エーテル
魔力・回路: 質・量ともに最優
イメージカラー:白、黒、菫色
人物像と精神性
婚約者のユラと彼女の双子の姉キラの事を何よりも大切に想う柔和な幼馴染。彼は一見すると内気で繊細な青年。然し其の本質は生と死・夢と現実の境界を蝶の羽ばたきで書き換える極めて強力な境界の支配者。なのでロトスを怒らせてはいけないとユラとキラを含めた友人達から言われている。繊細なメンタルを持ち内向的で引っ込み思案な性格を見せる。然し一度心を開いた者には至極誠実な対応をする。ユラに対し深い愛情と献身を熱心に捧げる。彼女を害する者に容赦ない苛烈さを見せる。其の為にユラから何時も窘められる。彼女とは学園卒業後の結納を約束している。ユラの無垢で真っ直ぐな想いに何時も救われている。ユラの想いに応える為に彼女の力になる事と精神的支柱になる事を誓う。
幻想:胡蝶
無数の蝶を媒介に事象を変容させ境界を操作する能力。夢と現実・生と死・物質と情報の境界を曖昧にする。生物の肉体改造・死体からの使い魔生成・ホムンクルスへの人格転写等高度な生命工学的側面を併せ持つ。この幻想の本質は汎ゆる事象を決定された事実から流動的な可能性へ引き戻す事にある。蝶が羽ばたくたびに対象の定義が揺らぎ既存の理が崩壊する。ロトスは此の幻想を行使する為に観察者の視点を常に維持し続けなければならない。幻想を使い続ける程ロトス自身の個と世界の境界もまた曖昧になる。油断すればロトス自身の意識すらも無数の蝶へと分散し個体としての形を失うリスクを孕む。
胡蝶庵
月夜に蝶が舞い四季折々の花が咲き乱れる日本庭園の姿をした結界術。外部からの干渉を完全に断絶する究極のシェルターとして機能。結界内に胡蝶樹が生育し結界の維持・強化と同時に味方へ癒しの魔力を供給。自陣には強化・敵陣には多重弱体化を自動的に付与。蝶の成長過程を模した自己強化及び魔力蓄積の特殊手順。蛹の状態に籠もる事で肉体・精神の弱点を克服し進化を促す。外部からの干渉を蜜として蓄積。
この間本体は擬似的な死の状態となる。蓄積したエネルギーを解放する事で爆発的な身体能力の向上を齎す。他にも自身と全く同じ実体・意識を持つ幻影を生成。視覚・痛覚を共有しており死角のない完璧な連携攻撃が可能。鱗粉を介して対象を現実と区別不可能な夢に閉じ込める。夢の中の時間は自在に操作でき精神的な永劫幽閉も可能。感情やエネルギーを色として視覚化し其の波長に直接干渉。
氷蝶、紅き蝶
此の二柱は対を成す熱力学の摂理として定義する胡蝶の精霊達。彼女達は常に二人で一対として存在。片方の魔力が高まればもう片方も其れに呼応。氷と火という相反する属性を持つが本質は分子運動の操作にある。氷蝶が周囲の熱を奪い紅き蝶が即座に物質化させエネルギー法則を無視した連続大規模攻撃が可能。普段はロトスの肩付近に氷の結晶と火の粉で形作られた小さな蝶として浮遊。戦闘時に少女の輪郭を持った半透明のエネルギー体へ姿を変える。
瑠璃揚羽
精神世界と現世を繋ぐ高位の守護精霊。彼女が羽ばたく際に振りまく瑠璃色の光粉は敵の視神経ではなく認識力に直接干渉。振りまかれた敵は自分が攻撃しているつもりが実際は虚空を切り裂いているという深い混濁の中に突き落とされる。ロトスが精神的な窮地に立たされた際に彼女の羽が放つ輝きは魂の指針となる。汎ゆる恐怖や混乱を無効化する絶対的な安心感を与えるロトスの精神的支柱。古代の知識守護者が遺した思念が長い年月を経て蝶の姿を借りて昇華したものと言い伝えられる。
白聖ノ蝶
死という確定した運命に唯一抗う慈愛の化身たる精霊。彼女の司る蘇生は単なる肉体の再生ではない。魂が肉体から離れようとする瞬間に純白の糸で魂を肉体に縫い止める。一時的な停滞に近い奇跡の中の奇跡。傷を癒やす際に対象の苦痛を自身の光に変換して鱗粉として散らす。其の鱗粉によって癒やされた者は肉体だけでなく精神的なトラウマからも解放。彼女が翼を広げて静止する事で物理・魔法の両面を遮断する幾何学模様の結界を構築。その白光は穢れた存在にとって触れるだけで消滅。
胡蝶の王冠
存在理由に干渉する禁忌の宝冠。ロトスの思考を増幅させ他者の記憶の海へダイブする。特定の記憶を蝶の姿に変えて摘み取り別の記憶を植え付ける事さえ容易。霊魂が崩壊しかけている者に対し此の王冠から放たれる霊的な波動が形を維持させ消滅を食い止める。あまりに深く他者の魂に触れすぎると装着者のロトス自身の記憶と対象の記憶が混濁し自分という個を見失う危険を孕む。
胡蝶の杖
幻覚を物理的な質量へと変える逆説の魔杖。ロトスが杖を振る度に鈴の音に似た美しい羽音が響き渡ります。此の音を聞いた者は現実と夢の境界が曖昧になり目の前に広がる幻覚を現実として誤認。杖から放たれた蝶の幻影は標的に触れる瞬間に爆発や刃となって肉体を切り裂く。見えているものが真実になる理不尽な攻撃手段。杖の先端には巨大な瑠璃色の繭が鎮座。魔力が高まるにつれ繭が脈動。無数の光の蝶を産み出し続ける。
闇喰:トコヨノカミ/プシュケ
背中に刻まれた菫色の蝶の翅を思わせる紋様。不確かな魂を現世に繋ぎ止め献身の質を高める触媒。常世の神と魂の女神プシュケの名を冠し生と死・魂の再生を司る。行使時に甘い香りを漂わせ神秘的な菫色の輝きを放つ。内気故の存在価値への疑問や過保護な衝動を吸収し純粋な献身的な愛情へ昇華。無意識に周囲を傷つける事を防ぎ彼の行動に一族としての優しさを付与。禁忌に近いホムンクルス生成において創造物に真の生命と自由意志を与える核。また精神の永久幽閉を防ぎロトスの誠実さを保つ安全装置。
聖歌・絶唱
聴く者を安らぎで包み込む癒しと愛の為に世界を夢の中に埋葬する狂信の旋律。控えめで誠実・心温まる洗練された歌声。蝶が舞う様に空間で現実に疲れた者の魂に寄り添う。聞いた者の凍てついた心を解きほぐす。彼が歌う聖歌の一音一音に込められた誠実さが聴く者に新たな一歩を踏み出す力を与える。絶唱はユラへの狂信的な愛と彼女を守り抜く絶対的な決意が結晶化した切り札。闇喰と融合し結界・胡蝶庵を瞬時に具現化。無数の蝶を精神を切り刻む刃へと変え敵の存在其の物を夢の中に閉じ込めて生命を操作。美しく残酷な愛の為の絶対支配。
領域と匣
ロトスの献身と愛の記憶が静かに深く積層された聖域。領域は煌々と輝く満月の下白く光る胡蝶蘭が咲き誇る幻想的な庭園。星屑の様な鱗粉が舞いユラを想うロトスの心に呼応。此の庭全体が温かな光に包まれる。領域内では胡蝶の幻想が極限まで増幅。匣はユラに愛を告白した胡蝶樹の根元に埋められ菫色の光を放つ。純粋な黒と菫色の光を放つ素体を収容。ユラへの揺るぎない献身の記録や言葉にならない想いが一匹一匹の蝶に注いだ愛情の記憶が綴られる。彼が力を使い果たした際魂を温めて再起させる。
龍神の姿
純白の体に黒と菫色の鱗が映える体長約90mの荘厳なる巨躯。威厳に満ちた姿であり甘い香りと誠実な光を纏う神秘の龍。蝶の意匠が施された王冠型の角。先端の菫色の宝石から翅の模様が浮かび上がる光を放つ。背中には無数の蝶が舞い踊る様な幻想的な光の翼が生える。尾の先端は胡蝶蘭の燭台を模した形状。そこから癒しの鱗粉が絶えず舞い落ち見る者に安らぎを与える。感情の揺れで鱗の色合いが変化する。ユラを守る決意を固めた際全身から放たれる光は最強の輝きを放ち周囲を瞬時に蝶の庭園へと変貌させる。夢と現実・生と死を司る慈悲深き調停者の姿。
ミセラ・フォルティア・アルバサンクト
年齢:外見は20代半ば〜(実年齢は秘密)
身長:170㎝
スリーサイズ:BB96/W60/H95
一人称:私
二人称:君、名前(+敬称)
三人称:彼、彼女
好き:ティータイム、古い恋愛小説、メロドラマ、手芸、可愛い子供達
嫌い:折角の優雅な時間を無神経に台無しにする者
趣味:世界各地の珍しい茶葉のブレンド、オーダーメイドの洋服作り、紅茶に合う焼き菓子の開拓
魔力・回路: 質・量ともに最優
属性:金、エーテル
イメージカラー:虹、金、淡紅
アルバサンクト家の母にして社交界の華。常に微笑みを絶やさないおっとりした貴婦人。其の本質は完全無欠のコミュニケーションモンスター。天性の人懐っこさと絶対的な余裕のある彼女の前では誰もが心を開き隠し事は不可能。彼女は相手がどんなに秘密を抱えても其れを否定せず微笑んで受け入れる。相手は彼女の包容力に此の人なら許してくれる錯覚に陥り自ら心の内壁を崩し全て吐露。ロトスとユラへの愛情は深く二人を見守る瞳は常に慈愛に満ちる。彼らを害する存在に最も恐ろしい微笑みを浮かべ此の世で最も美しく苛烈な爆発を齎す。社交界で彼女が振る舞う紅茶は相手の精神状態や好みに合わせハーブの配合を完璧に変える。裁縫や手芸の腕前がプロ級。ロトスとユラが幼い頃に着ていた服は全て彼女の手作りで魔力障壁の術式が刺繍として縫い込まれる。実は古い恋愛小説やメロドラマの愛読者。ロマンチックな展開には人知れず胸をときめかせる。
幻想:爆泡
人や物が触れた瞬間やミセラの任意のタイミングで激しい爆発を起こすシャボン玉の様な泡を生成・操作する能力。見た目の無害さや美しさと極めて高い殺傷力のギャップが最大の武器。ミセラの息や指先・専用の道具から虹色の特殊な泡を発生。泡自体は非常に軽く風に乗って漂ったり敵の周囲を囲む様に配置出来る。見た目は脆いシャボン玉だが術者の意思で表面張力を強化できる。風圧や軽い衝撃では割れないよう硬質化できる。
闇喰:ヴィーナス
他者の醜悪な秘密や絶望的な負の感情を肩代わりし飲み込む。
聖歌・絶唱
雅やかなサロンのティータイムを思わせる優雅で気品に満ちた旋律。聴く者の精神を極上のリラックス状態へ誘い隠された疑念や警戒心を霧散。絶唱は慈愛の微笑みの裏に隠された一族の怒りを具現化。ミセラの放つ爆泡の連鎖を引き金に戦場全体を美しくも壊滅的な虹色の爆炎の華園へと変貌。
領域と匣
何処迄も優雅で温かな陽光が差し込む最高級の茶器とアンティーク家具に囲まれた大広間。領域内にいる者はミセラに敵対する意思を一切失う。心地よい倦怠感と絶対的な安心感に包まれる。匣は純白のレースと金糸で縁取られた気品あるマホガニー製の小箱。中には虹色と淡紅の光を放つ素体が収まり家族への深い慈愛と其れを脅かす者への冷徹な排除の記録が保管。
龍神の姿
気品と慈愛を纏う体長約80mの優雅なる虹色の龍神。純白をベースに淡紅と黄金の光が幾重にも重なる柔らかな鱗に覆われる。動く度に甘い紅茶の香りと共に七色の虹色の泡が周囲に溢れ出す。頭部にはアンティークのレースと真珠細工を模した王冠型の角が輝く。背中には優雅なサロンのカーテンを思わせる虹色の光を放つ巨大な翼が生える。尾の先端は上質な茶器の注ぎ口を模した形状。其処から零れ落ちる虹色の微粒子が戦場を穏やかな祝祭の空間へと変貌させる。慈愛に満ちた眼差しで周囲を包み込む美しき社交界の母なる龍神。
ネオン・フォルティア・アルバサンクト
年齢:外見は20代半ば〜(実年齢は秘密)
身長:188㎝
スリーサイズ:C98/ W75/H94
一人称:私
二人称:君、名前(+敬称)
三人称:彼、彼女
好き:星図、古代の文献、静寂、ミセラが淹れてくれたお茶
嫌い:無駄に騒がしい空間、自分の書斎を勝手に荒らされる事
趣味:天体観測、星図の精密な模写、古い天文時計のメンテナンス
魔力・回路: 質・量ともに最優
属性:金、エーテル
イメージカラー:銀、濃青、木炭
アルバサンクト家当主。物静かで常に星図や古代の文献に目を落とす天体観測家。ミセラとは対照的に目立つ事を好まないが其の内面は静かなる情熱の塊。ユラとロトスに対し言葉より背中で語る。二人が壁にぶつかった時は黙ってヒントとなる本を机に置いたり一緒に星を見上げたりする。其の事で彼らの自立を促す深い信頼を寄せる。彼にとって星を見る事は世界の流れを把握する行為。星は遠くにあるが正しい光を辿れば必ず目的地に着くという自立へのメッセージが込めている。普段は書斎で天体図を引いているが彼が擬態するのは姿だけではない。対象の立ち居振る舞いや筆跡すら完璧に再現する為。彼が誰かに成り代わった場合親兄弟ですら判別は不可能。彼が毎日引いている天体図はアルバサンクト家を狙う不穏な気配の座標を割り出す魔術的レーダーも兼ねる。ミセラが自分の為に淹れてくれたお茶を何時も冷ましてから一気に飲み干す。其れをミセラに見つかると優しく窘められるのが日課。
幻想:擬態
対象の肉体的特徴を完全に模倣して化ける能力。精度は外見・身長・体重・体臭・体温・指紋・静脈認証・声紋・虹彩パターン・DNA鑑定や簡易的な血液検査すらもクリアする。然し対象が此れ迄に経験した事や秘密のパスワード・人間関係・言語は一切コピーできず中身は一切引き継げないという致命的な制限を持つ。格闘術・楽器の演奏技術・特殊な資格・職人としての技術・身体能力等……元の肉体が持つ筋力や反射神経の限界は自分のものに依存する。または対象の肉体スペックに自分が適応しきれない場合がある。
闇喰:ウラノス
精神的・空間的な歪みや対象の持つ負の記憶の残滓を吸い上げる。
聖歌・絶唱
夜空の星々が奏でる静謐なオルゴールの様な耳を澄まさなければ聞こえない程の微小な振動音。乱れた魔力の流れを整え冷静な思考を取り戻させる。絶唱は星図の理を完全に書き換え観測する全ての空間に絶対的な静寂をもたらす。ネオンの幻想と同期し敵の存在其の物を星々の彼方へと置き去りにして消去。
領域と匣
幾千もの正確な星図が立体的に浮かび上がる。終わりなき漆黒の書斎兼天文台。領域内ではネオンの計算した軌道から外れた攻撃や現象は全て無効化。正確無比な因果の法則だけが罷り通る。匣は磨き上げられた銀の天体儀の芯に埋め込まれた銀色と濃青の光を放つ正多面体の石。星々の運行データや家族の平穏を静かに見守り続けた無数の観測ログが刻まれている。
龍神の姿
夜空の星図を身に纏う体長約90mの静謐なる濃青の龍神。木炭の様な深い黒と銀色の鱗が精緻な星々の軌道を描く様に並ぶ。冷徹な迄の知性と静寂を放つ。頭部には正確な星々の運行を刻んだ銀製の天体儀を模した角が鎮座。背中には夜空を其の儘切り取った様な濃青の翼が生える。尾の先端は古い天文時計の振り子を模した形状。揺らめく度に周囲の魔力の流れを整え絶対的な静寂を齎す。宇宙の理を観測し背中で語る孤高の天体観測家の龍神。
ミカゲ・サピエンティア・ニグルム
年齢:物語開始時は16歳〜
身長:173㎝
スリーサイズ:B90/W57/H91
一人称:私
二人称:君、名前(+敬称)
三人称:彼、彼女
好き:激甘の洋菓子、最高品質の特注黒インク
嫌い:中途半端、妥協、自分の黒を否定される事
趣味:美術館巡り
魔力・回路: 質・量ともに最優
属性:水
イメージカラー:漆黒、鮮金、濃紫
ユラ・キラの親友であり最大の好敵手である黒龍神。芸術は爆発であり人生は常に勝負という信条を持つ。潔くも苛烈な芸術家。彼女にとって描く行為は呼吸と同じ。其のキャンバスは紙から空間・戦場へと広がる。負けず嫌いでユラに対し執着に近い対抗心を燃やす。其の対抗心はユラの実力を誰よりも認めているからこそ。戦闘において常に自らの芸術的感性を貫く。ユラに対し嫉妬と同時に自分の描く黒を最も美しく引き立てる最高の白としての期待を抱く。彼女が使用する絵の具や筆は全て特注品。特に黒のインクに関し世界各地の闇夜や深い海の底の魔力を凝縮した独自のレシピで作成。実は極度の甘党で特に糖度の高い洋菓子には目がない。ユラやキラに見つかると研究の一環と言い訳し乍ら慌てて隠す。美術館巡りが趣味だが展示中の絵画の構図や色使いに心の中で猛烈なダメ出しをする。結局いつも一人で疲れて帰ってくる。
幻想:画現
ミカゲ自身の想像力や美的センスを媒体とし2次元の絵画を3次元の物理的存在として現実に顕現させる能力。紙やキャンバスに描かれたもの・空中に光の軌跡として描いたもの・物質の表面に刻んだ落書きすらも実体化のトリガーとなる。物質化の際に絵のタッチや材質の性質が其の儘物理法則に反映。ミカゲが構造を理解していない複雑な機械を描いても形だけのハリボテか動かない瓦落多になってしまう。
闇喰:ムンク
激しい情熱や強烈な対抗心から生まれる創造の狂気と表現の澱を喰らう。
聖歌・絶唱
深海の底から響く様な重厚かつ鋭い黒の旋律。聴く者の甘美な恐怖心を煽りつつ創造的極限まで精神を高揚。絶唱はミカゲの描く全ての黒が現実の理を飲み込む漆黒の津波と化す。ユラやキラとの共鳴を前提とした全てを美しく塗り潰す究極の破壊の絵画。
領域と匣
無限に広がる巨大な黒いキャンバスの異空間。領域内ではミカゲの筆先から生み出された全ての画現が実体以上の強度と致命的な毒性を持ち敵陣を蹂躙。匣は特注の漆黒のインク壺の底に沈む鮮金と濃紫の光を放つオブジェ。妥協なき芸術への執念とユラに対する複雑なライバル心の記録が封印。
龍神の姿
漆黒のインクの奔流を纏う体長約85mの苛烈なる黒龍神。光を一切吸い込む漆黒の鱗に鮮金と濃紫の絵の具が絵筆の軌跡の如く鮮烈に走る。頭部には特注の黒インク壺の装飾を模した冠型の角があり其処から滴る濃紫の雫が触れた空間を瞬時に歪ませる。背中には巨大な黒いキャンバスを広げた様な荘厳な翼が生え尾の先端は特注の白仙の絵筆を模した筆先。動く度に戦場を一つの巨大な芸術作品へと塗り替える妥協なき芸術家の龍神。
キリウ・テンパランティア・カエヴィア
年齢:物語開始時は16歳〜
身長:176㎝
スリーサイズ:C88/W70/88
一人称:僕
二人称:君、名前(+敬称)
三人称:彼、彼女
好き:珍しいハーブや薬草、武装植物達
嫌い:植物達を粗末に扱う事、仲間が傷つき疲弊している姿
趣味:自家製ハーブの栽培と品種改良、薬膳料理の研究
魔力・回路: 質・量ともに最優
属性:木、風
イメージカラー:若葉緑、空、土
ユラ、キラ、ロトスの幼馴染である蒼龍神。花を愛し植物と語らう事を好む心優しい健気な努力家。気弱そうに見えるが其の芯は誰よりも強い。自身の才能に溺れる事なく植物学を学び其の知識を魔術に融合させようとする知性派の成長株。仲間達が傷つく事を何よりも恐れ彼らを守る為に自らが強くなる事を誓う。其の直向きな姿は周囲の人間を惹きつけ応援したくなる魅力を放つ。彼が常に持ち歩く手帳に幼馴染や同級生達の体調や魔力の波長に合わせた特製ハーブティーのレシピが書き込まれている。自室や庭で育てる武装植物やハーブの一株一株に全て可愛い名前をつけて愛情を注ぐ。ピンチの時には其れらの植物達が自発的に彼の盾となる。薬膳料理の腕前もプロ級。幼馴染達が疲弊している時に体調を一発で回復させる特製スープを振る舞う。
幻想:栄芽
生命力の加速と植物の自在使役。種子や微小な芽を起点に一瞬で巨大な植物へと成長させ戦術的な優位を築く。対象の足元や周囲の地面から瞬時に植物を成長させ相手を拘束。締め付ければ締め付けるほど植物の繊維が硬化。力任せに引きちぎるのは困難。毒素や麻痺性のある樹液を分泌する品種を選択出来る。防衛では硬質な木質や衝撃を吸収する弾力性の高い苔・胞子の壁を展開。鋼鉄をも凌ぐ硬度を持つ鉄木の壁を一瞬で形成。敵の物理・魔法攻撃を防ぐ。盾の様に構えたりドーム状に展開して身を守る。他にも鋭利な葉の刃・巨大な槍の様な樹幹・肉食性の巨大植物を急成長させ敵を穿ち食らう。地面を這う根を槍の様に突き上げる。相手の死角から無数の茨の鞭を高速で振るう。トリッキーで予測不能な軌道からの奇襲が得意。
闇喰:ドリュアス
プレッシャーや生命の過剰な負荷・腐敗の瘴気を吸収・浄化。
聖歌・絶唱
森のざわめきと清らかな風の音が重なる優しく温かな癒しの歌声。疲弊した肉体と心を包み込み自然治癒力を爆発的に引き上げる。絶唱は大地に眠る全ての植物の生命力を一度に解放。戦場を神代の巨大樹海へと変える。敵の魔力を根こそぎ吸収し仲間を完全に守護する絶対防衛の聖域。
領域と匣
色鮮やかな武装植物と多種多様なハーブが咲き乱れる穏やかな温室の空間。領域内ではキリウの意の儘に植物が盾となり剣となり負傷者の治療と敵の拘束を自動で行う。匣は若葉色の蔓で編まれた美しい木箱。中には若葉緑と空色の光を放つ素体が収容。仲間を守りたいというキリウの健気な決意と植物たちの記憶が眠る。
龍神の姿
神代の巨樹と緑の息吹を纏う体長約85mの若葉緑の龍神。若葉緑と空色・土の温もりを感じさせる鱗に覆われる。体表からは常に清らかなハーブの香りと生命の輝きが漂う。頭部には可憐な武装植物と花冠を模した角が輝く。背中には風を孕んでざわめく巨大な葉の翼が生える。尾の先端は美しい蔦と開いた花の形状になっている。其処から迸る生命の力が荒れた大地を一瞬にして緑の聖域へと変える。仲間を慈しみ守り抜く心優しき健気な龍神。
ヒオン・ジャスティティア・ルブロス
年齢:物語開始時は16歳〜
身長:172㎝
スリーサイズ:B88/W58/H89
一人称:私
二人称:君、名前(+敬称)
三人称:彼、彼女
好き:球技や格闘技の観戦、機能的で上質な革小物
嫌い:非効率な段取り、感情任せで周囲を振り回す事
趣味:愛用する手帳のカスタマイズ、革製品のメンテナンス、スポーツ観戦
魔力・回路: 質・量ともに最優
属性:火
イメージカラー:深紅、鋼、橙
ユラ、キラ、ロトスの幼馴染である紅龍神。サバサバとした性格で面倒見の良い姉御肌。仲間達の精神状態や体調そして能力の数値を常に把握し最適なタイミングでアドバイスやツッコミを入れるチームの司令塔。感情的になり易いと思われがちだが其の心は氷の様に冷静沈着。熱い情熱を内に秘めつつ効率的に出力する為の演算を好む。仲間の危機には其の冷静な計算を投げ打っても炎の中に飛び込む熱い一面も持つ。常に持ち歩いている手帳には幼馴染達の好きなもの・苦手なもの・最近の悩みも細かくリスト化されている。意外にも球技や格闘技の観戦が好きでテレビの前では普段の冷静さが嘘の様に熱くなる。機能性重視の動きやすい服を好むがアクセサリーや革小物の手入れには余念がなく実は密かにブランドや質の良さに拘りを持つ。
幻想:解析
対象の汎ゆる情報を瞬時にスキャン・分析し其処で得たデータで数手先の未来を高精度でシミュレート・予測する戦闘・思考支援能力。直感に頼らず徹底的なデータと論理で状況を支配。対象の身体能力・魔力・エネルギー量・装備性能・過去の戦闘データ・現在の心理状態や疲労度迄を可視化・数値化。解析したデータと周囲の環境要因を掛け合わせ相手が次に取る行動や其の次の展開と数手先の未来を確率の高い順に導き出す。状況が変化する度に演算結果を毎秒アップデートしている。常に最新の最適解を術者に提示出来る。相手のフェイントや攻撃の軌道を完全に予測し最小限の動きで回避・カウンターを決める。敵軍全体のスペックから数手先の戦況の崩れ方を予測し致命的な一手を通す。相手の思考の癖や利害関係を解析し次に発する言葉や反応を先回りし主導権を握る。
闇喰:アテナ
頭脳労働による精神的疲労や仲間の危機に際し沸き起こる焦燥や怒りの熱量を冷却・処理。
聖歌・絶唱
行進曲の様に規則正しく聴く者の脈拍と呼吸を強制的に同調させる冷静沈着な歌声。焦りや恐怖を完全に排し最適な戦闘思考へ導く。絶唱はヒオンの幻想で導き出した最適解の未来を、一点の曇りもない高熱の炎で確実に焼き抜く。無駄な動作を一切許さない究極の必中迎撃陣。
領域と匣
完全なまでに機能美が追求された無数のデータディスプレイが光る近未来的な作戦司令室の空間。領域内では全ての敵味方のスペックがヒオンに完全把握。戦況が完全にコントロールされる。匣は精巧な革細工で包まれた鋼鉄製のシリンダー。中には深紅と鋼色の光を放う素体が収容。仲間を支え続けた膨大な戦術データと冷徹な優しさの記録が収められている。
龍神の姿
計算された機能美を纏う体長約85mの深紅の龍神。深紅の強靭な鱗と鋼色の装甲が幾何学的な美しさで噛み合う。冷静と情熱の同居する隙のない巨躯を形成。頭部には精巧な作戦司令室のディスプレイを模した角が鋭く輝く。背中には高熱の炎を圧縮した鋼鉄色の翼が生える。尾の先端は緻密なシリンダー機構を模した形状になっている。正確無比な軌道制御のデータを周囲に投影。戦況を完璧に支配する冷徹で頼もしいチームの司令塔の龍神。
アキヒ・フィデム・フラレナ
年齢:物語開始時は16歳〜
身長:180㎝
スリーサイズ:C94/W76/H92
一人称:僕
二人称:君、名前(+敬称)
三人称:彼、彼女
好き:世界中の珍しい鉱石・土、超高性能な疑似人格のプログラミング
嫌い:自分の研究室のゴーレムを勝手に弄る者
趣味:鉱石収集、ミニチュアやアクセサリー作り
魔力・回路: 質・量ともに最優
属性:土
イメージカラー:黄色、焼いた土、銀
ユラ、キラ、ロトスの幼馴染である黄龍神。生粋のゴーレムオタク。寝食を忘れて研究室に引きこもり土や鉱石といちゃつく事を至上の喜びとする愛すべき変人。彼にとってゴーレムは道具ではなく家族であり芸術作品であり自身の魂の一部。どっしりとした構えと粘り強さを持つがゴーレムの事となると途端に早口になり周囲が引く程の熱量を放つ。その精巧な回路模倣は時に神の領域に達している。彼が作成するゴーレムには愛称と超高性能な疑似人格が付与。中には全高50mを超える超弩級拠点防衛用ゴーレムまで隠し持っている。彼の研究室は独自の生態系とセキュリティが構築。本人の許可なく足を踏み入れた者は自動迎撃ゴーレムの餌食になる。世界中の珍しい鉱石や土を集めるのが趣味。旅先で見つけた石を愛おしそうに撫で乍ら独り言を呟く為時々周囲に引かれている。ゴーレムの微細な回路を組む為に鍛え上げられた指先を持ち極めて精巧なミニチュア細工やアクセサリー作りも得意。
幻想:塑命
無機物に疑似的な生命と役割をゴーレムに吹き込み自分の手足として自在に創造・使役する能力。アキヒは汎ゆる素材をこね上げ独自の意志や機能を持った存在として具現化する。このゴーレムは単なる自動人形の召喚ではなく素材の性質其の物を生命の器へと変質。戦闘・防衛・偵察・生活補助等ありと汎ゆる用途に適応した使役獣を生み出せる。土や岩だけでなく鉄・硝子・水・マグマ・果ては影や空気とゴーレムの素材に変換可能。作成時に守る・斬る・探すといった明確な命令をゴーレムに刻み込んで自律行動させる。命令の精度が高い程に高度な判断を下す。虫の様に小さく群れをなす偵察用や城壁程の大きさを誇る巨大要塞まで規模を自由自在にコントロールが可能出来る。
闇喰:レーフ・マハラル
精神の歪みや無機物に命を吹き込む禁忌の反動で生じる異物感や呪詛を喰らう。
聖歌・絶唱
重低音の地響きと金属が擦れ合う美しい旋律が混ざり合う。何処か機械的で情熱的な歌声。無機物に命の鼓動を与え物質の硬度を跳ね上げる。絶唱は大地に眠る全ての鉱石と鉱脈を呼び覚まし数瞬で超巨大な要塞ゴーレム軍団を顕現させる。アキヒの執念が創り出す絶対不壊の鋼鉄の怒濤。
領域と匣
数え切れない程の試作ゴーレムや珍しい鉱石が所狭しと並ぶ底なしの地下工房。領域内ではアキヒの意思一つでどんな物質も瞬時にゴーレムのパーツへと変異。匣は無数の歯車が組み込まれた重厚な鉱石の塊。中には黄色と焼いた土の光を放つ素体が収容。ゴーレム達へ注いだ偏執的な迄の愛情と研究の記録が保存。
龍神の姿
無数の鉱石と歯車を宿す体長約85mの黄色の龍神。黄金色の結晶質と焼いた土の重厚な質感を併せ持つ鱗に覆われる。巨躯のあちこちから微細な魔力回路や歯車が露出して精巧に稼働している。頭部には鉱石の原石を嵌め込んだ重厚な王冠型の角がある。背中には硬質な鉱板で構成された土色の翼が生える。尾の先端は巨大なドリル状の鉱石結晶を模している。大地と鉱脈のエネルギーを直接吸い上げて数瞬で要塞ゴーレムのパーツを錬成。ゴーレムと鉱石を愛する愛すべき変人の龍神。
ムシキ・スペス・アウング
年齢:外見は10代後半〜(実年齢は秘密)
身長:185㎝
スリーサイズ:C95/W74/H91H91
一人称:俺
二人称:君、名前(+敬称)
三人称:彼、彼女
好き:苦めの珈琲、野良猫
嫌い:不条理な悪事、自分の正義感を踏みにじる輩
趣味:裏情報の収集、猫との会話、パトロール代わりの散歩
魔力・回路: 質・量ともに最優
属性:陽、光
イメージカラー:琥珀色、黒影、白
街の片隅で探偵兼便利屋を営むミステリアスな金龍神。飄々とした態度を取る。街の汎ゆる情報に通じ法では裁けない悪を独自の正義感で裁く。彼の真実を見抜く力は時に残酷で彼は他人と一定の距離を置く。然し其の内に街と人々を守りたいという陽光の様な温かい情熱が流れる。表向きは損得勘定で動くドライな探偵を演じるが匿名で孤児院に寄付をしたり野良猫の世話を焼く。其れを指摘されると酷く照れくさそうに話を逸らすのでユラ達から懐かれる。懐くユラ達に対し甘やかすだけでなく自分の身を守る為の知恵を厳しく教えたりする。それは何時か自分が消えた後も彼らが強く生きていける様にという彼なりの不器用な愛。野良猫の世話を焼く内に何時の間にか事務所に住みついた三毛猫がマスコットになる。猫の名前はスリッパ。機嫌が良いと猫語で会話している所を目撃される。探偵の定番として常に苦めのブラック珈琲を愛飲するが裏でこっそり大量のスティックシュガーやミルクを隠し持つ。探偵業における護身用として魔力を込めた特殊な手錠や閃光弾をコートの裏地に仕込む。
幻想:灼眼
対象の隠された真実を見抜き視界内で捉えた悪意を起点に直接発火・焼却する呪詛的な概念発火能力。物理的な炎ではなく認識した悪意其の物を熱源へと変換。物質の構造・虚偽・感情の揺らぎなど汎ゆる事象の真実を可視化。視界内で悪意ある対象と其の意図を捉えた瞬間その場所を直接発火。炎を飛ばすのではなく対象のいる空間や本人を直接発生源として焼き尽くす。物理的な障害物を無視し悪意の発生源や悪意を抱く者の内側から発動。自分に向けられた敵意・殺意・悪意を感知した瞬間に発動。奇襲や待ち伏せに対して圧倒的な強さを誇る。物理的な防御や回避行動が極めて難しい。炎の温度・威力は悪意の密度に完全比例。相手の悪意が強ければ強いほど、一瞬で対象を灰燼に帰す。
闇喰:ヤヌス
街の悪意を暴く灼眼の能力を使う代償にムシキの心に蓄積される世界の理不尽さへの絶望や憎悪を全て飲み込む。
聖歌・絶唱
夜の街を吹き抜ける風の音や遠くの猫の鳴き声が混ざる気だるげであり乍ら芯の強い乾いた歌声。人の心の裏側にある嘘を暴き悪意を萎縮。絶唱はムシキの灼眼を領域全体に拡張。悪意を抱く全ての者の足元から一斉に浄化の炎を噴出させる。理不尽な悪を焼き尽くす、街の闇を照らす怒りの陽光。
領域と匣
霧が深く立ち込め、琥珀色の街灯が等間隔で並ぶどこか懐かしい路地裏の空間。領域内では悪意を持つ者の位置と行動が完全に透視。ムシキの圧倒的な主導権下に置かれる。匣は使い込まれた革のシガーケースを模した収納箱。中には琥珀色と黒影の光を放つ素体が収容。街の闇を背負い続けた孤独な正義感と野良猫達との温かな記憶が眠る。
龍神の姿
琥珀色の街灯と闇夜の影を纏う体長約85mの金龍神。琥珀色の光を放つ鱗と黒影のグラデーションが夜の路地裏の雰囲気を醸し出す。気怠げであり乍ら鋭い気配を放つ。頭部には街の闇を照らす琥珀色のランプを模した角がある。背中には静かに夜風を孕む黒影の翼が生える。尾の先端は猫の尾の様なしなやかさと特殊な手錠の意匠を併せ持つ。揺れる度に悪意の発生源を鋭く看破。街の裏側を見据え正義を貫くミステリアスな探偵の龍神。
ライカ・カリタス・アルブラ
年齢:物語開始時は16歳〜
身長:178㎝
スリーサイズ:C89/W71/H87
一人称:僕
二人称:君、名前(+敬称)
三人称:彼、彼女
好き:世界中のマニアックなボードゲームやカードゲーム、新しいルールの考案
嫌い:運だけに頼る勝負、退屈な時間、ゲームのルールを破る者
趣味:カードマジックの練習、ゲームのルールブックの熟読、心理戦を応用した頭脳戦
魔力・回路: 質・量ともに最優
属性:陰、闇
イメージカラー:白銀、鮮紫、紫青
ユラとキラの親戚である銀龍神。ゲーム其の物を愛する自称・永遠のゲーマー。部屋には世界中から取り寄せたマニアックなボードゲームやカードゲームの箱で埋め尽くされている。ルールブックを読み込むのが至福の時間。性格は明るく社交的なムードメーカー。常に新しい遊びや悪巧みを提案する知性派。彼にとって遊びとは真剣な儀式と位置づけている。彼は運を信じず汎ゆる事象を確率論と心理戦で制覇。負けそうになると逆に目が爛々と輝き信じられない奇策を打ち出す逆転の愛好家。一見無謀な作戦を提案するが実は全てが彼の計算通り。初心者には意外と丁寧にチュートリアルを行う。ゲームで本気で負けた時は数分間ショックで床に伏せるか其の場でリベンジマッチの条件を高速で組み立て始める。心理戦や確率論を応用したカードマジックやコインの裏返しが得意。幼馴染達の前で披露しては華麗にドヤ顔を決めるのが定番。
幻想:制域
一定の空間を外界から切り離し術者であるライカの定めた独自の物理法則や絶対のルールを強制的に適用する領域系能力。空間内に取り込まれた全ての存在は例外なくライカの定めたルールの支配下に置かれる。発動には精神的な集中と莫大な魔力が必要になる。展開中は術者であるfライカのリソースが継続的に削られる。熟練度や覚醒度等の度合いより領域の広さは変化していく。初期の頃の領域は半径数m程度だった。極めれば建物や街区単位を飲み込む事も可能。
闇喰:フォルセティ
制域の空間内に持ち込まれる膨大な歪みや確率の偏りを調停・吸収。
聖歌・絶唱
遊園地のファンファーレやカードがシャッフルされる音が混ざる軽快でリズム感の良いトリッキーな歌声。聴く者の平衡感覚と勝負勘を狂わせる。絶唱はライカの制域のルールを極限まで引き上げ空間内にいる全ての存在に理不尽なゲームの勝敗を強制。確率の偏りを逆転させ絶対的優劣を覆す奇跡の逆転劇。
領域と匣
巨大なトランプやボードゲームの盤面が天井や床に広がる極彩色の不夜城の空間。領域内ではライカの定めた厳格なルールが絶対の物理法則となり破った者に強烈なペナルティを与える。匣は美しい装飾が施されたマニアックなカードボックス。中には白銀と鮮紫の光を放つ素体が収容。退屈を嫌い勝負を楽しむライカの知略と数々のゲームの記録が保管されている。
龍神の姿
極彩色のゲーム盤とトランプの意匠を纏う体長約85mの白銀の龍神。白銀の地色に鮮紫と紫青のカードの文様が鮮やかに浮上。不敵な笑みを称える様な優美な巨躯。頭部には巨大なトランプのスペードと王冠を模した角がある。背中には広げられたカードの様な鮮紫の翼が生える。尾の先端はゲームのルーレットを模した形状になる。回転する度に空間の確率やルールを書き換えて奇跡の逆転劇を引き起こす。勝負を愛し知略で制する自称・永遠のゲーマーの龍神。




