12章 王国離脱編 3話 3人の意思と女剣士の誘い
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王都から逃げるように旅立ち2日目の野営の準備も終わり、いつものように夕食を全員一緒に食べ終えて寝るまでの時間に気配探知スキルを王都方向に指向させ、あの王都から移動する集団の動きを探る。
「・・どうしたの?」
1人野外イスに座る俺の横に夕食の後片付けを終わらせたカラが俺に声をかけながら左隣りに置いてあるイスに座り、焚き火を挟んだ向こう側にラニアとアメリアがイスに座る。
「ん?・・あぁ、後片付けお疲れさま。ちょっと気になる気配を見つけて動向を探ってたんだ・・」
「気になる気配って・・もしかして、王都からの追手なの?」
「うん・・まぁ、そんなとこかな」
カラは俺の袖を掴み心配そうな顔つきへと変わる。
「もうすぐ来ちゃうの?」
「いや・・まだ王都を出たばかりだよ。それに、そこまで急いでいる感じじゃないみたい」
笑顔で答え、カラの手を握り安心させる。
「うん。わかった」
ガッ
焚き火に新たな薪を投げ込む音が聞こえ、炎が揺れる。
その揺れる炎を誰も喋ることなく眺める時間を過ごしていると、焚き火の炎に照らされているラニアが俺と視線が重なると・・。
「ハルさん、またあの時のように魔力の繋がりをシテもらえませんか?」
「ラニア・・別に良いけど、どうした?」
「その・・戦闘メイドの嗜みとして、もっと上を極みたいと思いまして」
「「 戦闘メイド!? 」」
カラとアメリアが事前に打ち合わせをしていたかのように同時に反応し、俺が返す言葉のタイミングを躊躇ってしまった。
ちなみに今朝からラニアは、一般的なメイドの服装になっているけど俺の趣味の・・いや、男の趣味(願望)を受け入れてくれているため、長いスカートではなく膝上までの短いスカートになっている。
それはもちろん、戦闘メイドとして戦闘行動に支障が無いためと教えるとともにチラ見せの極意も熱く語り納得させた成果なのだ。
その俺の想いを正面から真っ当なことを言うアメリアに俺は反論できなかった。
「でもラニアさん・・そんなしゃがんだだけでも際どいスカートなのに、激しく動くとスカートの中は確実に見られますよ?」
しかし、ここでラニアは俺の期待以上の完璧な回答で俺の心を鷲掴みにする。
「アメリアさん、そのような誰にでも見られてしまうような動きをする戦闘メイドは三流以下ですよ。私は、不意急襲的な状況に陥ってもチラ見をさせる唯一の存在は、主であるハルさんだけなのです」
(うん・・その真剣な眼差しで、その言葉は主として最高の言葉です・・でもね、隣りにいるカラが変態を見るようなジト目で見てるんです)
「そ、そんなことが可能なのですか?・・ラニアさん」
「はい。可能ですよ、アメリアさん」
ラニアは笑顔で立ち上がり持っていたコップを俺に手渡すと、少し離れた場所で隠し持っている短剣を取り出し構えると斬撃と蹴りの合わせ技を連続で繰り出し華麗に舞い、仮想の敵と近接戦闘しているようだ。
シュシュッ!・・ザザッ!・・バサッ・・
静かな野営地にラニアが短剣を振るう度に空気を切り裂く音と回し蹴りや回避行動で全身を動かす度にスカート揺れ動く音が聞こえる。
そして、俺の視界にはラニアの激しくキレのある動作の中で彼女のスカートの中を余裕で捉えられる。
(おぉ・・めずらしく、今日は白色なのか)
シュッ!!
最後に敵を仕留めるように正面に短剣を突き出し、構えの姿勢に戻ると深呼吸で呼吸を整えてから俺の傍に寄りコップを受け取りイスに戻りアメリアを見る。
「アメリアさん、どうでしたか?」
「は、はい・・全く何も見えませんでしたよ、ラニアさん」
「私も全然見えなかった・・ハルの隣りに座っていたのに・・」
「・・・・うん。今日は白色か・・ラニアにしては珍しいね」
「きゃっ・・ハルさん、2人の前で言わないでください」
ラニアは恥ずかしいようで、両手で持っていたコップで顔を隠そうとする仕草が可愛い・・。
「いくら小顔でも、そのコップじゃ隠しきれないぞ?ラニア」
「もうっ・・」
そんな甘いやりとりをしていると、アメリアが俺を熱を帯びた瞳でジッと無言で見つめている。
「・・アメリア?」
「あの・・ハルさん!」
「なっ・・なに?」
「私も戦闘メイドになりたいです!」
「マジか!?」
アメリアの固い決意によって、パーティーで2人目の戦闘メイドが今夜生まれることになったのだった・・。
そして、ここにもう1人・・・・。
「ハル、私もなりたい・・その戦闘メイドに」
隣りに座っていた幼馴染のカラも戦闘メイドを希望してしまい、結果的に元冒険者ギルドの受付嬢が戦闘メイドへ転身させることに・・。
アメリアとカラの爆弾発言から、ややあって俺は3人を順番に魔力を繋ぎ混ぜ合わせる行為を始めることにする。
「それじゃ、最初はラニアからね。カラとアメリアは、どんな感じか見てて」
ラニアは慣れた動きで俺と対面になるよう膝の上に座り両足を俺の腰に回してガッチリと挟み込む。
「あんなに密着するんだ・・」
アメリアの小さく呟く声を気にすることなく、ラニアと手を繋ぐ。
「ラニア・・いくよ?」
「・・うん」
指先からゆっくりと俺の魔力を流しラニアがそれを受け入れて俺とラニアの魔力が混ざり合っていく。過去にシタ経験があるため、順調に混ざり合い・・というか激しく求めてくるかのように俺の流した魔力にラニアの魔力が絡む。
「んふぅ・・んぁ・・」
ラニアの全身に巡る魔力回路を俺とラニアの融合した魔力が流れ、彼女の体温が強制的に上昇し息遣いが荒くなり喘ぎ声を小さく漏らしてしまう。
既にラニアは戦闘メイドとしての近接戦闘に特化させていたため、持たせていなかった鑑定スキルを取得させノーマルメイドとしてのスキルアップをさせる。
「・・んぁ!・・も、もうムリ〜」
「お疲れさま、ラニア」
クタッと脱力してしまったラニアをそのまま抱き抱えて隣りのイスに座らせ毛布をかける。まだ呼吸は荒いけど、そのうち落ち着くだろう。
ラニアの背中に回していた左腕をイスの背もたれにその役目を任せ、ソッと引き抜くと潤んだ瞳で俺を見つめるラニアの頬を優しく撫でると安心したかのように目を瞑り眠りについた。
(ラニアって俺より年上だったよな・・こんな扱いでも良いのか?)
そう思いながら待たせていたカラを呼ぶと、顔を赤くし先にアメリアにして欲しいと言ってきた。
「そう?・・アメリア、先でも良い?」
「・・えっ?・・はひぃ・・おねがいします」
動揺するアメリアとは初めて繋がるため、野外イスではなく地面に毛布を敷きその上にあぐらをかいた上にアメリアを背中を俺に預けるように座らせる。
「なんか、凄くドキドキしてしまいます」
「大丈夫だよ、全部俺に委ねてくれたらいいから」
「・・はい、ハルさん優しくお願いします」
アメリアが俺に背中をゆっくりと委ねたところで両手を繋ぐと、彼女のひんやりとした指が気持ちよく感じる。
「ハルさんの手・・ポカポカしてます」
「そうかな?・・それじゃ、はじめるよ?」
「はぃ・・」
ラニアとは違い、ゆっくりと微量の魔力を俺の指先に集めて、アメリアと繋がる場所を探る。予想通り繋がるまで少し時間がかかるも、焦らずゆっくりと俺の魔力をアメリアの指先へと流しこむ。
「あっ・・この指先から感じる温もりは」
「感じとれた見たいだね?それが、アメリアに流れ込んだ俺の魔力だよ・・そのまま受け入れてみて」
「うん・・全部を受け止めるね」
この微量な魔力でも敏感に感じてしまうようで、腰を小刻みに動かしている。その度にアメリアの柔らかいオシリがグリグリと押しつけられ、いろんなところが困ってしまう。
「ん〜カラダの奥が熱いよ・・」
「そのまま耐えて・・これから戦闘メイドに必要なスキルを習得させるから」
「はぁ・・はぁ・・熱くてもう・・でも、がんばる」
そのまま順調に気配探知と隠密スキルそして鑑定スキルを習得させた後に、ラニアより魔力保有量が少ないアメリアだったため、強制的に魔力解放させる手洗い手段である全身の魔力回路を刺激させ保有量を爆増させることに決めた。
「アメリアは、魔法は苦手な方かな?」
「・・はい。魔法は小さい時から苦手だったので、ギルドへ就職しました」
「そうなんだ・・これからは、人並み以上に魔法が使えるようにしないとね・・」
「えっ?どうやってですか?」
ほんの少しだけ呼吸が乱れているアメリアは、振り向きながら俺を見上げる。
「それはね、今から俺の魔力をアメリアの身体の奥に長っかくあったんだからして強制的に魔力量を増やすから、怖がらずそのまま受け入れて欲しいんだ」
「・・・・うん。ちょっと怖い気もするけど、ハルの魔力なら全部受け止めるね、わたし」
「ありがとう、アメリア・・いくよ?」
「うん、きてぇ・・」
アメリアへと流し続けていた魔力を全身へと循環させ慣れた頃合いに、彼女の中心部に存在する場所に強引ながらも一気に魔力を流し込む。
「んぁっ!・・ダメー!!」
ビクンッと全身を後ろに逸らし両足がピンッと伸びきったアメリアはそのまま意識を手放してしまい、この後は予想通りの現象が彼女に起こり俺の下半身はずぶ濡れになってしまった・・。
この様子の一部始終を見守っていたカラは、アメリアの状態に頭を抱えながら呟く。
「ハル・・アマエリアに何をしたら、こんなに乱れてしまうのよ?」
「あはは・・このやり方が近道なんだよね・・みんな最初は、身体が敏感に反応してこうなっちゃんだよ・・」
「みんな?」
「あぁ、俺のパーティーにいるみんなだよ・・でも、リルとクウコは違うけど」
「そう・・なんだ・・他に方法はないの?」
「うん・・今のところはね・・」
カラと話をしながら、全身を硬直させてしまったアメリアに生活魔法クリーンをかけて綺麗にさせた後に別の毛布の上に寝かせる。
そして、何も言われてないのに俺は毛布の上で正座をして顔を見上げると、カラは腕組みをして俺を見下ろしていた。
「・・・・」
「・・・・」
互いに無言で見つめ合う時間が流れ、次にどんあ言葉を発すれば良いか言葉を選んでいるとカラが先に口を開き先手を取られた。
「・・もう、しょうはないな」
そう呟きながら組んでいた腕を外し正座している俺の首に腕を回しながら膝の上に跨って座る。
「カラさん?」
「はやく・・わたしにも、シテみてよ・・」
始めるきっかけをカラに奪われた俺は若干戸惑いながらも、ゆっくりと自分のペースを取り戻し魔力融合を始める。
「すごっ・・こんな濃密なハルの魔力を感じてる・・」
「やっぱり、カラとの相性は良いみたいだね・・こんなに早く混ざり合うなんて」
「んっもう・・ばか・・」
そのままこの抱いてる感情に流れるままスキルを習得させ、さらに魔法全般が使えるよう魔法属性も多く付与してしまった。
そして、カラも例外なく保有魔力を爆増させるため名前を呼び視線を重ねると俺の意図を読み取ったようで、軽い口付けを交わした後に笑顔で頷いてくれた。
俺はそれを合図に一気に魔力を流し込んで、カラが耐え切れるであろうギリギリのラインまで引き上げた。
「んぁっ!!・・・・くふぅ・・」
彼女なりの抵抗なのか、最初に漏らした声をグッと堪え耐えた後に言葉にならに声を漏らし全力で俺を抱き締め汗だくのまま保っていた意識を手放した。
今回もいろんなところがビショビショになり、このままだと身体を冷やしてしまうため生活魔法クリーンを互いにかけて汚れと濡れた体を乾かした後に3人を大型テントの中へと順番に運びこんだ。
最後のラニアを横にさせ毛布をかけてテントを出る時に、アルシアから呼び止められた。
「ハル・・ちょっと良いか?」
「良いよ、アルシア」
俺はそのままテントから出ると、寝間着姿のアルシアも一緒にテントの外へと出て来たのだった・・・・。




