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最強の相棒はスライム  作者: ニコラス
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第30話 メイド紹介

オレ達三人は、やっと屋敷に着いた。

女性との買い物するのは、しばらくやめよう。

オレは、リビングのソファで横になっていた。

夜にあることをする予定なので、軽く寝ようとしたが、そんな暇はなかった……

客が来たからだ。


「はいはい、どちら様で?」

「すいません、遅くなりました。」


玄関のドアを開けると、レアとエルナが、大きな荷物を持って立っていた。


「おー!さぁ!入って入って!」

「「お邪魔します!」」


二人は声を揃えて、入ってきた。


「違うぞ!君達はここに住むんだから、今日からただいまでいいんだぞ!」

「「ただいま!!」」


二人は目を合わせ、改めて声を揃えて入る。

オレは、リビングに通して、エルナに自己紹介してもらう。


「エルナです!10才です!いっぱいいっぱい、お仕事がんばります!」

「うん、よろしくな!オレは、ゲスト!ここの家主になる!頼みたいことがあったら、遠慮なく言えよ!」


元気があってよろしい!

子供は元気が一番だ!

そのタイミングで、ソフィーア達が戻ってきた。

初対面もいるので、みんなに自己紹介してもらう。

だが、奴隷の子で止まってしまう。


「ご主人様……その……まだ名前を……」

「あー!ゴメンゴメン、決めてあるから安心して!」


オレは、すっかり忘れていた。

彼女に名前をつけることを!

服屋で待ってる間、ずっと考えていた。


「今日から君の名前は『ルシール』だ!」

「る、ルシール……」


契約が完全に交わされたということだろう、首のタトゥーが一瞬光る。

ルシールは何度も自分の名前を復唱していた。


「気に入ったかい?ルシールはある言葉で、輝くって意味があるんだ。君の髪の色にピッタリだろう?」

「素敵な名前ですわね!ルシールさん、よろしくお願いしますね!」

「はいっ!」


たしか、スペインだったかフランスだったか忘れたが、名前に使われる。

あるマンガでは、ギターの名前だったな。

彼女達の紹介も終わったようなので、今後のことを決める。


「今すぐやれとは言わない。徐々に慣れていってくれ!そして、他の家と違うことがこの屋敷にある!それは……」

「それは?」


オレは、間をとる。

間をとったほうが、雰囲気が出る気がしたからだ。

なんの雰囲気かは、察してくれ!


「それは……魔物だ。」

「魔物……ですか?ご主人様、それはどういうことですか?」


ソフィーア以外には、オレがテイマーだと話していなかった。

オレは、その辺のことも、簡素に説明する。


「オレは、テイマーだ。故に魔物を多数、テイムしている。なので、屋敷内でも見ることがあるかもしれない。」


ソフィーア以外の三人は、少し驚いていた。

オレは、とりあえずキングを出して紹介した。


「コイツはキング。オレの最強の相棒だ。」

「よろしくです!」


キングは、礼儀正しくお辞儀をする。

エルナはキングを凝視している。


「あ、あのときのカッコいいお兄ちゃんだ!」

「よろしくね、エルナちゃん!」

「えへへっ!」


キングはエルナの頭を撫でる。

カッコいいと言われて、少し機嫌が良いみたいだ。

そして、エルナも嬉しそうだ。


「エルナ、いいか?実はキングは、スライムなんだ!」

「「えっ?!」」


レアとルシールが、一歩下がる。

エルナの頭には?が浮かんでいるようだ。


「お兄ちゃん、スライムなの?でもベタベタしてないよ?」

「今は変身してるからね!ほら、触ってごらん!」


キングは、指先をスライムに戻して、エルナに触らせる。


「うわぁー、ホントだぁー!ベタベタでヌルヌルだぁー!」


初めて触るスライムに、エルナのテンションは高い!

キングも嫌がられてないのを知って、上機嫌だ!

この二人は仲良くなれそうだ!

というかもう仲良しか!


「エルナ?平気なの?」

「お姉ちゃんも触りなよ!お兄ちゃんの指、面白いよ!」


キングはエルナのお兄ちゃん確定のようだ!

レアとルシールは、まだ抵抗かあるらしく、触らない。

まぁ仕方がない。


「と、まぁ他にも魔物がいるが、襲ったりはキングみたいにない!だから安心してくれ!屋敷の警備も、魔物にやらせるつもりだから安心だぞ!」

「すぐには無理ですが、徐々に慣れていけるように、がんばります。」


三人は、合わせてお辞儀する。

とりあえず、レアをリーダーとし、試行錯誤しながら頑張ってもらう。

次にソフィーアを呼んだ。


「ソフィーア!オレは、依頼で度々屋敷を空けるだろう。警備はいるが、気付かない場合もあるかもしれない!そのときにみんなを守るための魔物を与える!出てこい!」

「わぁっ!可愛いですわぁー!!」


カーバンクル、額に宝石を着けた、リスのような魔物を出した。

この魔物は、体長15センチから20センチくらいで、魔法が使える魔物だ。

結界を張るのが得意で、みんなを守るのに役立つだろう。


「どうした?実はコイツも名前を付けてないんだよ。みんなで考えて付けな!」

「良いんですの?」

「みんなに世話してもらうつもりだから、構わないよ。」


三人は、カーバンクルを囲み、相談を始めた。

エルナは、モフモフのしっぽを撫でているが、名前を考えてはなさそうだ。

ルシールは奴隷か、遠慮がちである。

ソフィーアは唸りながら、カーバンクルを凝視、目が合うたびに顔が蕩けている。


「んー……カー……バンク……クルクル……。あっ!クルル!クルルにしましょう!」


カーバンクルのクルから取ったな!

ペットの名前の付け方ってそんなもんかな?

クルルと名付けられたカーバンクルは、キュルルーっと鳴きながら、跳び回っている。

クルルは、名付け親のソフィーアの肩に乗る。


「クルルと一緒なら、女の子だけで街に出ても安全かな。」

「そうですわね。ゲスト様がいないときもお買い物は行きたいですし。」

「とまぁ魔物のことはとりあえず良いかな。あとは部屋を決めてきな!ソフィーア!また案内してあげて!」


オレは、案内をソフィーアに押し付けて、やっと昼寝を開始した。

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