第5話「反転の鏡と夢の医者」
「鏡見さん、今回はなにをすれば良いの?」
「最近、ここら辺で界隈に人を連れ去ってる奴がいるから、そいつが目的。」
「あ、はい。」
(やばい、気まずい、この人、無口だし、もしかして僕うざい?もう嫌われちゃったかもしれない。どうしよぉ。とりあえず大人しくしとこ)
「ここで標的を探す。」
「はい、分かりました。」
鏡見が少し複雑そうな表情をした。
「あなた、えっと、、私別にあなたが嫌でこういう態度取ってるわけじゃぁ無くてね、普通にこういう感じだからよろしく」
「え?あ、良かったぁ別に嫌われちゃったとかじゃ無かったんだ。」避訳はほっとした。
「あの女、、調査チームの奴だな、、、あいつは殺らなきゃだめだな」
15分後
「標的、全然出てきませんね、鏡見さん」
鏡見が周りを細かく見渡して言った。
「いや、標的がいたわ。あそこよ」
避訳が鏡見の指をさした方向を注意深く見た。
「あ、あの人ですか?」
「そう。あそこの奴が情報と見た目が一致しる。」
(へっ俺の隣人、『AT・バレット』であいつらを撃ち抜いてやるぜ!!)
バン!!バン!!
「うわぁぁぁ!!!!」
避訳は驚いて、体を縮ませた。
「標的の方からやってくるなんて、わかりやすいことしてくれてありがと。『ミラー・ーラミ』!!跳ね返して!!」
鏡見の隣人『ミラー・ーラミ』が鏡の結界を張り、弾を全て跳ね返した。
「え、『AT・バレット』の弾が、、俺の方に、、、、」
「誠、誠、まーこーと?誠!!」
「うわっ!!な、何?鏡見さん?」
「もう終わったから。帰るわよ。」
避訳は驚いた。
「え?今のうちに?鏡見さん、強いんだね。」
鏡見は少し嬉しそうな顔をした。
「あなたが何もしなかったことについては怒ってるけど、褒められることは悪くない。」
プルルルルルルル
「鏡見さん、電話なってるよ」
「ん、進矢から」
鏡見が電話で名貼と気風の現状の事を聞く。
「え?」
「?どうしたの?鏡見さん?」
鏡見が焦りだした。
「誠、急いで帰るわよ。まずいことになってる」
「え?ちょっと待って?何が起きてるの??」
マンションの近くの小さい家に入る、避訳と鏡見。
「進矢!!二人は大丈夫なの!?」
回印は深刻そうに話し始める。
「一応、命だけは助かっている。奥の部屋に二人共いるよ。」
「よかったぁ。
鏡見さんから話は聞いたけど、そんなことになっ てるなんて。」
鏡見はかなり焦っている。
「誠。急いで、奥の二人がいる部屋に行こ」
「うん。」
ガチャ
「二人共いまの状態はどうですか?先生」
二人が入った部屋には、ベッドに寝ている気風と名貼と、眼鏡をかけた黒髪で短髪の男性が、椅子に座って二人の容態を見ていた。
「晴人は一度目が覚めてる。誠はまだ生きてはいるけど、目が覚めないって感じ」
「鏡見さん、先生って?」
「あ、誠にはまだ言ってなかったね。このチームにも裏で働いてくれてる人が何人かいて、その中の一人がこの医者をやってる医川先生。」
「ん、はーい医川です。僕の隣人は『ドリーミー・ヘルス』能力は何か代償を払って、生き物の生命力を増やせて、傷も治せる。こんな能力だけじゃ無くてちゃんと資格は取ってるからね。」
「ん、」
気風が目を覚ました。
「あれ、誠、仕事終わったの。」
「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!!気風くん!!大丈夫なの!?体とか」
「まあ、大丈夫では無いかな。ハハッ」
気風が少し笑った
「ん、んんんん」
鏡見が名貼の方にちかづいていく
「詞、死なないでよね」
「ん、ここ、、ああ、医川先生のとこか。」
名貼が起き上がる。
「んんん、俺、死ななかったんだ、晴人も」
ここから1ヶ月後
二人は徐々に体を直して、気風と避訳はチームの仲間と仲を深めた。
「おい、お前らー、この前遠出でお土産にまんじゅう買ってきたから食えよ」と、回印が言った。
すると、鏡見が「ん、最初に食べるのは絶対に嫌よ。2個目食べるから、早く誰か取って。最初の1個を取るのはなにか悪いことが起こる」
「また同じようなこと言ってるよ」と気風は呆れている。
「ふーん、じゃぁ1個目もーらい」と名貼がまんじゅうを取って、食べた。
「2個目は私の。」と言い、鏡見も食べた。
「1個目が悪いって、どこで聞いたんだよ、、うちのに変なの教え込まないで欲しいんだが、、」と言いながら回印がまんじゅうを食べた。
「あ!!やっべ!!誠!今から!仕事!!あるじゃん!!」気風が焦りながら避役を呼んだ。
「え?あ、そうじゃん!!行かなきゃ!!まんじゅう、僕の食べて良いよ」
「俺のも!!良いよ」
と言うと、二人は急いで外に行った。
「じゃあ私があと二つ食べる。」
「1個目やだけど、めちゃくちゃ食べるな、お前」




