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14 全国高等学校OCG連盟??

初めて小説を書いてます!
















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どうぞよろしくお願いいたします。
















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テーブルの上に広げられた勇希のデッキを、雫先輩がじっと見つめていた。その端正な顔立ちはどこまでも真剣で、勇希は思わず息を飲む。


「いいデッキね。」


その一言に、勇希の目が丸くなった。


「えっ、ほんとですか?」


「ええ、特にこの『緑血族の覚醒者』を中心に据えた構築は、君の個性がよく出ているわ。攻撃的なプレイスタイルがこのデッキの強みになっている。」


「そ、そうですか……!」


雫先輩から褒められたことが信じられず、勇希は耳まで赤くなりながらも、少し照れたように笑った。その様子に、雫先輩は少しだけ口元を緩める。


「ただし、このままだと守りに弱さがある。長期戦になると厳しい場面が増えるわね。そこを補強できれば、もっと良くなるはずよ。」


「そっか……分かりました!」


勇希が力強く頷くと、雫先輩はふと視線を上げ、落ち着いた声で問いかけた。


「ところで、全国高等学校OCG連盟のことは、どのくらい理解してる?」


突然の質問に、勇希は少し考え込む。


「えっと……名前は聞いたことありますけど、詳しくはあまり……。」


その返答に、雫先輩は軽くため息をつきながらも、真剣な目で説明を始めた。


「全国高等学校OCG連盟は、全国の高校OCG部を統括する組織よ。毎年、連盟主催の全国大会が開かれるんだけど、これが我が杯派怒見廼高校OCG部の目標なの。」


「全国大会……。」


その響きに、勇希の胸が少し高鳴る。


「大会は団体戦と個人戦の二つで構成されているの。団体戦は、シングルデュエルが3試合と、タッグデュエルが2試合でチーム全体の勝敗が決まるわ。一人の力だけじゃなく、チーム全体の連携が試されるの。」


「シングルとタッグ……結構複雑なんですね。」


勇希はそのルールに驚きながらも、少しずつその面白さを感じていた。


「そして、個人戦は言わずもがな、個々の力が問われるガチンコ勝負。でも、私たちの目標はまず団体戦での全国優勝よ。」



その言葉を噛みしめるように繰り返す勇希の心の中に、ふつふつとやる気が湧き上がるのを感じた。



「全国大会で優勝するには、個々の実力ももちろんだけど、チーム全体でどれだけ連携できるかが鍵になるわ。」


雫先輩はそう言いながら、再び勇希のデッキに目を落とした。


「君のデッキは十分に可能性がある。それに、デュエルには相手を読む力や戦略性も重要だから、練習次第でさらに強くなるはずよ。」


「……ありがとうございます!」


勇希は全身で感謝の気持ちを表しながら、雫先輩に頭を下げた。その姿を見て、雫先輩は少し柔らかな表情を浮かべた。


「これからは私が君の指導係として、基本的なことからしっかり教えるわ。」


「はい!よろしくお願いします!」


勇希の目には、もはや迷いはなかった。全国大会という目標に向かって、彼は新たな一歩を踏み出そうとしていた。



「というわけで、さっそくデュエルしましょうか、勇希君。」


雫先輩がデュエルディスクを装着しながら言ったその言葉に、勇希は少し驚きながらも気を引き締めた。


「えっ、いきなりですか?」


「ええ。デュエルの基本は、やっぱり実戦で覚えることが一番だから。」


雫先輩の涼しげな声に、勇希は「分かりました」と緊張しながらも頷いた。そして、自分のデュエルディスクを装着し、デッキを構える。


「このデッキはプラクティス用だから、安心して。だけど、油断はしないことね。」


雫先輩の言葉に、勇希の胸が少し高鳴る。


「それじゃあ始めましょう。」


「デュエル!」


二人の声が部室に響き渡り、部室中が緊張感に包まれる。見守る部員たちも、期待の眼差しを二人に向けていた。


雫先輩のターン


「私のターン、ドロー。」


雫先輩は引いたカードを手札に加えると、フィールドにカードをセットした。


「モンスターカードを1枚セット。そして、カードを2枚伏せてターンエンド。」


彼女の冷静な動きに、勇希は少し圧倒されながらも気を引き締める。


伏せカードが気になるけど、まずは攻めるしかない!


「俺のターン、ドロー!」


勇希はカードを引き、手札を見つめた。そして、デッキの中核をなす「緑血族の覚醒者」がまだ手札にないことを確認しつつも、攻めるべきタイミングだと判断する。


攻めなきゃ何も始まらない……!


「モンスターカード『緑血族の見習い剣士』を召喚!」


小柄な剣士がフィールドに現れる。その攻撃力は1500。


「さらに、装備魔法『幸運の鉄斧』を発動!このカードを『見習い剣士』に装備する!」


フィールドに重厚な鉄の斧が輝きながら装備され、見習い剣士が力強くそれを握る。


「これで見習い剣士の攻撃力は500アップ!攻撃力は2000だ!」



「行け、『緑血族の見習い剣士』!セットモンスターに攻撃!」


勇希は勢いよく声を上げ、見習い剣士が斧を振りかざして突進する。しかし――。


雫先輩のカウンター


「その攻撃に対して、トラップカードを発動。」


雫先輩の伏せカードがゆっくりと開かれる。


「『聖なるバリア -ミラーフォース-』。」


「えっ!?」


勇希の目が驚きで大きく見開かれる。


「このカードは、相手の攻撃モンスターを全て破壊する。」


光のバリアがフィールドを覆い、勇希の『緑血族の見習い剣士』が砕け散った。その瞬間、見習い剣士に装備されていた『幸運の鉄斧』もフィールドから消える。



「けど、俺の『幸運の鉄斧』には効果がある!」


勇希は表情を引き締めながら続けた。


「『幸運の鉄斧』が相手の効果で破壊され墓地に送られたとき、デッキから1枚ドローできる!」


勇希は1枚カードを引く。その手札に輝くカードを見つけた瞬間、勇希は思わず拳を握った。




「なるほど。『幸運の鉄斧』を採用しているのは面白いわね。攻撃力アップだけじゃなく、次の手を引き込む効果があるなんて、なかなか戦略的なカード選びよ。」


雫先輩は微笑みながら言葉を続ける。


「でも、攻めるのは良いけれど、相手の伏せカードをもっと警戒しないと。特に『聖なるバリア -ミラーフォース-』のようなカードは、多くのデッキに採用される可能性が高いわ。」


「分かりました……もっと慎重に考えます!」


勇希は頷きながらも、心の中に新たな闘志を燃やしていた。



「おーい、勇希君、そこは冷静にならなきゃだめだろー」


天保が後ろから茶化すように言う。



勇希は次のターンの準備を整え、デュエルディスクに力強く手をかけた。



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