番外編 二級守護戦士と焼き菓子争奪戦。
えーと真姫奈です。
今日もグーレラーシャで元気に傭兵稼業やってます。
風見真姫奈あらため真姫奈・ヒフィゼです。
結婚しました…ガイウスアマアマなんですが?
グーレラーシャ傭兵ギルドのガイウスの執務室は広いなぁ。
そんなことを思いながら今日の守護業務の報告書を作成中だ。
「なにを考えてる?」
ガイウスが同じく仕事をしながら言った。
「うん、広いなって思って。」
まあ、あんまり守護戦士業務以外で自力で最近歩いたことないんだけどさ。
「広いか?まあ、落ち着かないかもしれないな。」
ガイウスがそういって私の首もとにキスした。
相変わらずプライベートはあまあましい。
「そういえば、リュディガーさん無事にレンさんに会えたのかな?」
今、穿孔のリュディガーさんが求愛相手のレンさんをさがしにみちの世界にいってる。
「やつのことだ無事に見つけてるだろう。」
ガイウスがそういって私にキスした。
「ギルド管理官長、レンさんが来ました。」
受付のジィアさんが顔を出した。
「そうか。」
ガイウスが不機嫌そうに言った。
「リュディガーさんも一緒ですか?」
私はガイウスの背中をなだめるように撫でながら言った。
「いえ、お一人です。」
ジィアさんがいった。
「どういうわけだ?」
ガイウスが顔を青くした。
「入れ違いになったようです。」
ジィアさんがいった。
「そうか、すぐに対策をたてないとな、まったくいつもいつも邪魔しやがって。」
ガイウスが毒づきながらもすぐに立ち上がった。
私を抱き上げたままって言うのがグーレラーシャ傭兵国の男だよね。
「あいつとはいちど拳と拳で話し合わねばならんな。」
獰猛な表情でガイウスがいってあるきだした。
何だかんだいってガイウスはギルド管理官長なんだよね。
結局レンさんがリュディガーさんを迎えにいってくれてリュディガーさんはかえってこれて数時間後解決してほっとしたよ。
やっぱりガイウスがいないとこのギルドは回っていかないよね。
「ガイウス。」
私はガイウスの筋肉質な身体にしがみついて幸せを噛み締めた。
「真姫奈、どうしたんだ?」
そういってガイウスが私を強く抱き締めてキスした。
まわりでは焼き菓子争奪戦再び(レンさんのお土産。)が始まってたけど、私はガイウスがいればいいんだ。
まあ、個別にお土産もらったけどね。
私、しあわせだよ。
ガイウス・ヒフィゼとずっと一緒に生きていきます。
真姫奈・ヒフィゼとしてね。
そしてグーレラーシャ傭兵国で守護戦士として生きていきます。
いつかユウキ君がいってたみたいに子供ができればいいな。
そしてみんなで傭兵ギルドをもり立てていくんだ。
うーん焼き菓子争奪戦…よく受付のひとさばけるよ。
恐ろしいな…。
あ、リュディガーさんの個人のお土産も狙われてる。
どんだけグーレラーシャ傭兵国人って甘いもん好きなんだろう?
「気になるのならいけば?」
私はガイウスがうずうずしてるのに気がついた。
「ああ、しかし。」
ガイウスがためらう。
「待ってるから大丈夫だよ。」
私は微笑んだ。
少しためらってガイウスがいった。
「いや、一緒にいこう。」
そして私を抱き上げたまま焼き菓子争奪戦の渦に突入した。
ええ?私いいよそんなに甘いものにうえてないもん。
まったく、戦うの大好きなんだね。
でも愛してるよ。
私の大事なギルド管理官長様。
読んでいただきありがとうございました。




