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守護戦士見習いのあれやこれや(仮)  作者: 阿野根の作者
本編 見習い守護戦士バイトする。
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学生守護戦士はバイト中1

週末といっても私は木金土と傭兵ギルドでバイトしてる。


学校の先輩に紹介してもらったんだ。

ちなみに日曜朝に朝御飯を食べて家に帰るの。

結構な割合でヒフィゼギルド管理官長が差し向かいでいるんだけど、家で食べないのかな?


最初の挨拶以来、ヒフィゼギルド管理官長が

指導役してくれてるんだけど。

良いのかな?


「今日は疲れただろう?」

ヒフィゼギルド管理官長が微笑んだ。


グーレラーシャ傭兵国では傭兵が主産業の一つなのでギルド管理官長はエリート職らしい。


それなのに超シタッパの私とよく、付き合ってくれるよね。


「まあ、食え、羊の香草焼き旨いぞ。」

ヒフィゼギルド管理官長はほほえんだ。

羊肉の固まりを食べやすいように切り分けてくれる。

本当によく、おごってくれるしいい人よ。


羊肉、くせがあるけど美味しいな。


格好いい色男と差し向かいで食事なのに

相手が私じゃ色気無いよね…。

まあ、学生の本分は勉強だ。


友達の安川(ヤスカワ)広美(ヒロミ)ちゃんは

格好いい彼氏がいるけど。


「ヒフィゼ外務担当官長、大丈夫ですかね。」

あのセクハラ男がいるんだし。

「警護官もいるしな、なんとかなるだろう?」

ヒフィゼギルド管理官長がパイナ草原国の餃子を取り分けながらいった。


でも、女性じゃないとガードしにくいっていってたしな。


「歓迎レセプションって盛装(ドレス)ですよね。」

私はため息をついた。

高校生の私に盛装(ドレス)は買えない。

正装も高校生用だし。

守護戦士の正装は二級からしか支給されない。


盛装(ドレス)が必要なら買ってやろうか?」

ヒフィゼギルド管理官長が言った。


そんな高いものホイホイかってもらうわけにいかないよ。


「お気持ちだけでけっこうです、必要ないし。」

まあ、守護戦士准二級はパーティーのエスコート業務は通常ないしね、単独業務じたいないんだから。


早く、二級取りたいな。

そうすれば…業務の幅も広がるし。

ヒフィゼギルド管理官長も自分の仕事ができるかもしれない。


「…かえりに夜空を見て帰ろう、宿舎まで送る。」

ヒフィゼギルド管理官長は言った。


「はい。」

格好いい色男と歩くなんてテンション上がるよ。


ま、所詮宿舎までだけどさ。


建物が高くなく、光もおさえ目なので

町のなかでもよく見えるけどちょっとだけ遠回りして街の端?を通る。

風に草がゆれる、空には満天の星空。

ロマンチックなのに…。


隣が色気のない高校生ですみませんね。


「寒くないか?」

ヒフィゼギルド管理官長がさりげなく肩をだいた。

「大丈夫です。」

内心ドキドキしながら言った。


だって、彼氏いたことないんだよ!

べつにドキドキしたっていいじゃない。

単なる保護者感覚でもさ。


「グーレラーシャ傭兵国も田舎に行けば見えるかもな♪」

ヒフィゼギルド管理官長がさりげなく肩を抱いたままエスコートしてくれてる。


本物のレディみたい…私が全然違うけど。


「お忙しいのにすみません。」

ギルド管理業務はこういうところでも通信機できてるのは知ってる。

「後進の育成は何事にも代えられない大事な業務だ、気にするな。」

ヒフィゼギルド管理官長が微笑んだ。


でも、自らやらなくても本当はいいよね、先輩も毎回違う指導者がついてたし。


そんなに、私、頼りないかな?


草原の夜空を見ながら思った。


「随分、なかがいいじゃねぇいか?」

後ろから声を掛けられて反応した。


柄の悪そうな男達が3人立っている。


ヒフィゼギルド管理官長もさりげなく武器(エモノ)に手にやってる、鎖カマだ。


私もいつでも、武器を出せるように差し入れ小袋の口をあける。


って口調が荒いだけの一般人だったらどうしよう?


「オレたちも商売でよ、悪く思うなよ♪」

どこか嬉しそうにひげ面の男が攻撃を仕掛けてきた


とりあえず…体術で対応かな?

つかみかかってきた男の足元を蹴りつける。

思惑通りバランスを崩した。


「この(アマ)!」

なんとか転倒は免れたひげ面の男が怒鳴った。


うーん、素人に毛がはえた程度だ。


ひげ面男が円刀を持ち出してきた。

仕方ないので私も武器をだした。


「お、おい!」

男はたじろいだ。


だって、グレートアックス、つまり大斧だもんね。


でもこれが一番得意なんだ。


「おい、どうせ見かけ倒しなんだろう?」

ひげ面男は自分を奮い立たせるように言った。

「試してみたらいかがですか?」

私は笑った。


「くそったれ!」

ひげ面男が斬りかかってきたので

斧で受けながしてそのまま

はのついてない部分で叩きつけた。


「ぐえっ!」

ひげ面男は倒れこんで悶絶した、急所に当たったみたいだ。


「片付いたようだな♪」

ヒフィゼギルド管理官長が言った。


足元にはピクピクしてるごろつき二人が。

相変わらず、すごいな…。


「さて、商売だといったな、誰にこんなお粗末なこと頼まれたんだ?」

ヒフィゼギルド管理官長が悶絶した男に聞いた。


ま、そうだよね、グーレラーシャ傭兵ギルドの人間にごろつき3人じゃ役不足だよ。

私みたいな未熟者だってたおせちゃうよ。


「こ、殺さないでくれ!ジュヒの旦那にちょっと怖い目にあわせるように頼まれたんだ!」

ひげ面男が言った。


「ほー、この国の外交官はごろつきとつながっているのか?良いことを聞いたぞ。」

ヒフィゼギルド管理官長が笑った。


ヒフィゼ外務担当官長に情報提供して有利に動かすのかな?


「とりあえす、ここの警護官に引き渡すか。」

通信機を取り出しながらヒフィゼギルド管理官長が言った。


その後ろで綺麗な夜空が広がってる。

なんか、シュールだな。


「せっかくの夜が台無しだな。」

ヒフィゼギルド管理官長が微笑んだ。

「綺麗な夜空と美味しい料理で十分です、お休みなさい。」

私は宿舎に帰ることにした。

「おい、送るぞ。」

ヒフィゼギルド管理官長が言ったけど

お断りした。


忙しい人だしね。

さっき面倒事もあったし。


それにしても、たかだか胸さわるの邪魔されたくらいでごろつき雇うなんて…この国大丈夫かな?


この情報は有効活用されたらしく

グーレラーシャ傭兵国が有利に交渉が行われ条約が締結したそうだ。


ヒフィゼ外務担当官長、半端ないよ。

さすが、ヒフィゼギルド管理官長のお姉さんだよ。

ヒフィゼ姉弟(キョウダイ)は敵に回さない方が良さそうだね。


まあ、無事に任務終了です。

あのごろつき退治も単位に入れてくれたし

嬉しいな♪

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