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守護戦士見習いのあれやこれや(仮)  作者: 阿野根の作者
本編 見習い守護戦士バイトする。
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傭兵ギルド管理官長は実は熱愛中1

ああ、なんて可愛いんだ。

あの愛らしさ犯罪ものだ。

早く抱き上げたい。


ダメだ、学生だぞ!


「今週も確保中か…変態逮捕しないとかな♪」

年上の王宮警護官の友人アポロニュウス・ジエルキスが言った。


傭兵業務は王宮警護官と連携することが多いからな、主任のやつが予定表を見に来たんだろうよ。


「通信機ネットで送っただろうが。」

真姫奈がくる前に仕事を片付けようと大型通信機の前で作業しながら言った。

「ガイウスの顔も見たいしさ、で、いつ頃抱き上げるのさ。」

アポロニュウスが出されたお茶をすすった。


抱き上げるとは恋人及び将来を誓いあうと言うことだ。

まあ、別れることもあるが。


大体、最後までいくな。


「まだ、抱き上げる訳にいかないな、学生だぞ。」

オレはキーボードを叩きながら言った。


真姫奈は傭兵学校の学生くらいだろう。


「ふーん、自覚はあるんだ、変態の。」

アポロニュウスが言った。


変態じゃない、ただ、抱き上げたら最後、絶対に離せない自覚があるだけだ。


真姫奈には守護戦士二級取得と言う夢があるからな。

大人なんだからもう少し自制しないと。


「今週もガイウスが指導役か…飽きたんじゃないか?真姫奈ちゃん。」

アポロニュウスがハニータルトを食べながら言った。

「飽きさせるわけないだろう?今日はデリュスケシで海賊の捕縛だ。」

オレは今日の予定をアポロニュウスに見せた。

「そう言う意味じゃなくてさ、若い男の方がいいとかさ、ま、ガイウスも若いっていや若いけどさ。」

アポロニュウスが言った。


若い男か…エレテウスとかコルアスとかシレネイアスとかか?


後で絞めとくか?

私情のはさみすぎか?


「まあ、たまにはイリディアに頼むか?」

あいつならまあ、我慢する。

「イリディアさんは女性じゃないか、ったく恋する男はよ。」

アポロニュウスが言った。


ふん、ライバルに塩を送るわけないだろう?


「そうだ、今度の生誕の式典にあいつを呼んでくれ、国王陛下もその方がいいだろう。」

アポロニュウスが言った。

「ごねるぞ、シレルフィール遺跡から離れたくないと。」

あいつはどうも遺跡マニアで困る。

「回収頼む、先王陛下はお子様が国王陛下を含めて、二人しかいないからな、枯れ木も山の賑わいだ。」

アポロニュウスが言った。


おい、本人がきいたらじゃあ、枯れ木だから遺跡に帰るとしらばっくれられるぞ。


「仕方ないな、あまり髪は乱したくないのだが。」

とくに真姫奈には見せたくない。

「よ、蓬髪のガイウス、頼んだぜ♪」

アポロニュウスが嬉しそうにハニータルトに手を伸ばしたので叩いた。

「お前、さっき食っただろう、これは真姫奈の分だ。」

まったく、見てないと思ってるのか?

「いた、ったくなんだってこんなに真姫奈ちゃん溺愛の変態なんだろうな。」

アポロニュウスが言った。


「その真姫奈さんです、ギルド管理官長、おまちかねの。」

イリディアがやって来た。


ついにオレの癒しの瞬間が来た。

この時の為にどんなにいままで頑張ってきたと思ってるんだ。


「おはようございます。」

真姫奈がやってきた。

今日もなんて可愛いんだ。


黒い髪は艶々と輝き赤みがかった緑の瞳は控えめなまつ毛に

彩られて神秘的な湖のようだ。


何と言ってもあのオレの腕の中にすっぽり収まりそうな体型がいい。

無駄に胸が出てない方が密着できるしな。


…抱き上げて一時だりとも離したくない。

…やっぱり、変態か?


「よくきたな。」

オレはにやけた。


「…やっぱり、お前変態だわ。」

アポロニュウスが呟いているのが聞こえたので机から立ち上がり方々足を踏みつけた。

痛いとアポロニュウスが抗議したが無視だ。


「大丈夫ですか?」

イリディアがアポロニュウスに聞いた。

「あの変態とめてあげて。」

アポロニュウスが涙目でいってるの横目に真姫奈に近ずく。


「…変態?…ヒフィゼギルド管理官長じゃないよね。」

真姫奈が呟いてる。


アポロニュウス、今度締める!

あいつは強いから髪を解いて隠し武器使っても五分五分だが絶対締める!


「真姫奈、変態はあいつ自身だからな。」

と言う事にしておこう。

「ひで!確かに男はみんな変態だけどよ!」

アポロニュウスが極論を言った。


…全世界の男にあやまれ!好きな女性の事を妄想してなにがわるい。


「…変態?」

真姫奈がたじろいで少しオレからはなれた。


アポロニュウス…闇討ちしてやる。


「…オレは違う…。」

真姫奈に関しては少しそうだが。

「そうですよね…き、今日はどんな任務ですか?」

真姫奈が言った。

「デリュスケシに例のごとく海賊がでた、補縛する、イリディアとファイネのチームと共同で実施する。」

あのチームは女性二人だからなんとかいいだろう。


「よろしくね、真姫奈ちゃん。」

イリディアが微笑んだ。


「さすがだよ、変態の鑑だよ、よくまあこういうチーム編成したな。」

アポロニュウスがハニータルトに手を伸ばしたので持っていたノートを飛ばして指をはじいた。


「いてっ…ケチ…ま、ともかく、あいつの件は頼んだからな。」

アポロニュウスが指を撫でながら言った。


「真姫奈ちゃん、そのハニータルト、美味しいわよ、あんまり甘くないんだけど…パティスリーイシカワの新作なのよ。」

イリディアが気を利かせて真姫奈に渡した。


真姫奈はグーレラーシャ人じゃないから、甘さがすごく控えめのものしか好まないしな。

このハニータルトは甘さ控えめだが…旨いしな。


「ありがとうございます。」

真姫奈はそういってハニータルトを口に運んだ。

食べてる姿も可愛いな…今日は何をおごってやろうか?

甘い…って微妙な顔をした。


「甘すぎるか?」

甘すぎないものを選んで購入したんだが。


「…甘い…けど…美味しいです。」

真姫奈が言った…だまって無糖茶を渡すと飲みほした。


普通お茶には砂糖をいれて甘くするが…真姫奈は無糖茶愛飲者だからな…。

お茶菓子は…こんどは…どこで買うかな…。


「あわなかったか?すまない。」

オレが言うと真姫奈がいいえ美味しいですといって微笑んでくれた。


ああ、なんて優しいんだ。

オレはやっぱり真姫奈が好きで好きでたまらない…。

真姫奈が学校を卒業して夢がかなったあかつきにはきっと

抱き上げて見せよう…。

そのためにも餌付けあるのみ!

好きな女に貢いで本望だ!

いつかあーんができるといいな♪


真姫奈、大好きだ!

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