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ドアを叩くのは
そしてアファトスは魔女との話を終えた。窓を締めてまっすぐに部屋の扉へ向かって開けた。その表情は依然としてとても険しく、侍女のイメドはとても声をかけられなかった。ものも言わずアファトスは塔の階段を降りるために進んで行った。
ドドンっ!ドン!ドン!ドン!ドン!
アファトスが通りかかったのを中から見ていたかのように、父王が幽閉された部屋の中からけたたましく扉が何度も叩かれた。アファトスは恐れのあまり倒れそうになるほどの大きな音で、さきほどまでの険しい表情が一瞬にして恐怖のそれに変わった。




