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王と姉の関係は

トルフにとってアファトスは母だというと、少し違う気がする。厳しく躾けるというのでもなく、ただただやさしいというでもなく、アファトスはトルフを王として崇めていた。身の回りの世話は乳母や女中や、教師をつけ、剣なども一通りは教えさせ、アファトスは摂政として常にトルフを護っていた。トルフの手を取り、胸に抱き、甘やかすという場面が見られることだってあった。そのときばかりは摂政というよりも姉なのかもしれない。決して母ではないながらも、一〇以上も歳の離れた弟を誰よりも王として崇めていた。

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