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女の赤ちゃんの名前はね、
「ルゥガ…だ。」
ダルエは遠慮がちに言った。まだ名前を呼ばなければならないこともあるかもしれない、つかの間の名前を付けてあげてもバチはあたらないだろうと、当たり障りのない名前を王女様を呼んだ。
「女の子には良くある名前ね。」
「かわいい響きの良い名前よね、ルゥガ!」
見るからに人の良さそうなニィナがそのぽちゃぽちゃした腕でルゥガを高く掲げると、ルゥガはとても嬉しそうにキャッキャと笑った。
「あは。ほんと、かわいい笑顔だ。ね、ビーべ。」
女に掲げられたビーべもキャッキャと笑った。




