表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
43/376

女はダルエを連れて行く

ダルエは立ち去った男に対する腹立たしさと、こんな女に話しかけるものかという思いもあり、返事をせずに立ち去ろうとした。そのとき、女は扉を素早く上の階へ向かって大きな声でこう言った。

「ねぇさん、ちょっと出てくるわ!」

中から返事はなかったが、女はバン!と勢いよく扉を締めたかと思うと、ダルエの左腕を自らの右の上にがっちりと組ませ、有無を言わさず進んだ。三件先の同じような屋敷の裏口の前で立ち止まり、ダルエの腕を掴んだままドアを叩いた。ダンダン、ダダンダンと少し奇妙なリズムで、でも大きな音でドアを叩いた。一、二、三秒と待ったけれど中から返事はなかった。女はドアを開いて、やっぱり上の階へ向かってこう言った。

「ねぇさん、邪魔するわよ!」

そう言って勢いよくドアをバン!と締めた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ