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それでもガンヤは森の中を進む

ガンヤはしばらくテフォプの言うのにしたがって歩いて行った。道などないけれど暗闇の中、うねうねと右へ行ったり左へ行ったり。闇の森の中は物騒だと聞いていたのに、不思議なくらいに平穏だった。

十六夜と言ったか。満月の月ではなく、その翌日、少しばかり円が欠けた月がまだ輝いていた。ガンヤは振り向きさえしなかったけれど、確かに聞いていた。四足の獣の親子らしい二匹の足音を。襲ってくる様子が感じられないので、そのまま着いて来させておいた。

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