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テフォプは実は
テフォプをどこか適当な場所に置き去りにしてもいいかとも思ったが、やはり元居た場所まで戻してやろうとガンヤは考えていた。しかしながらテフォプは案内できるでもなく、盲た目で西だ東だと方向を伝えるのの、ガンヤは気持ち半分で聞いていた。テフォプが言う方向とわざと反対へ行ってみると、老婆は即座に方向が違うとガンヤを怒鳴りつけた。それは、実は見えているのではないかということ以上に、この老婆にまだこんな大きな声が出せたのかと驚いてしまうほどの大きな声であった。
テフォプをどこか適当な場所に置き去りにしてもいいかとも思ったが、やはり元居た場所まで戻してやろうとガンヤは考えていた。しかしながらテフォプは案内できるでもなく、盲た目で西だ東だと方向を伝えるのの、ガンヤは気持ち半分で聞いていた。テフォプが言う方向とわざと反対へ行ってみると、老婆は即座に方向が違うとガンヤを怒鳴りつけた。それは、実は見えているのではないかということ以上に、この老婆にまだこんな大きな声が出せたのかと驚いてしまうほどの大きな声であった。