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生ける屍と化した父王
王ジホウは娘アファストスを妻ニキウから遠ざけたが、自らは常にニキウと共にあった。妻からかたときも離れることはなく、ジホウはもはや形としてだけの王として機能していた。将軍ラジェルネや宰相ロラセンチャはこの事実を隠し通した。いかにもすべてはジホウの命としてなにごとも取り扱った。城内の小競り合いも、国内の小さな争いも、国外との付き合いなども、ラジェルネとロラセンチャのジホウだけではなく代々の王室、そして王国への忠義によって護られてきた。
王ジホウは娘アファストスを妻ニキウから遠ざけたが、自らは常にニキウと共にあった。妻からかたときも離れることはなく、ジホウはもはや形としてだけの王として機能していた。将軍ラジェルネや宰相ロラセンチャはこの事実を隠し通した。いかにもすべてはジホウの命としてなにごとも取り扱った。城内の小競り合いも、国内の小さな争いも、国外との付き合いなども、ラジェルネとロラセンチャのジホウだけではなく代々の王室、そして王国への忠義によって護られてきた。