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そして台所では
一人目の男の子を抱えた森の中を駆け抜けてきた男と、女の子を抱えた中庭を突っ切ってきた男は部屋を出て階下へと早いスピードで降りて行った。少女は貧弱な赤子を産婆に預け、老婆を誘って部屋を出て行った。部屋を出たところに体格の良い大きな男が立っていた。この将軍は老婆をヒョイと抱え、少女とともに階段を降りていった。
階段を降りきったところには、その裏側の台所へと続く回廊があった。三人は回廊を進んだ。
台所には蝋燭が一本灯されていただけで、それぞれの赤子を抱えた二人の男が待機していた。




