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薔薇の左目の君とは、

「この国の者の特長でしょうか?」

不思議そうな顔つきをしているアファトスに、レドナウは続けた。

「薔薇の左目の君も、あんな風に蛙のように四つん這いになって高くジャンプして移動していました。」

アファトスは今度こそ早足でその場を去った。胸が高鳴るのをレドナウに悟られたくなかった。きっとあの子だと、どうしても認めたくなかった。いや、認めるわけにはいかなかったのだ。

ビオニシはそんな様子のアファトスを見たくなかった。折られた弓矢をよく確かめ、なにかを探しに、確かめに出かけるのだった。

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