夢の世界
今回から、追憶編のスタートです
「・・・・お・・・・ろ・・・」
どこからか声が聞こえる。ぼくはまだ眠って居たいのに。
「いい加減、起きろ!マスター!!」
「・・・ハッ」
気が付いて、と言うよりは眠りから覚めると、見知らぬ男がぼくの両肩を掴んでいた。そして、もうひとつ気が付いた事が、さっきまで横になっていたはずなのに、椅子に座らされている、と言う事だ。
「・・・君、何処かであったっけ?」
「はぁ・・・まだ意識がはっきりしておられない様だ・・・・」
「アンタが、無理やり起こすからいけないんでしょう?ムギン」
ここでも、また見知らぬ女が腕を組んで、傍観している。
「フニン。お前が『早くして〜』とか言ったのを、もう忘れたのか・・・」
ムギン、フニン・・・ああ、ぼくの発動時に出てきたあのカラスたちかぁ〜・・・って
「はあああああああああああっっっっ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」
突然、大声を上げたから、2人は耳に栓をしている
「マスター。いちいちリアクションが大きいのは、よくないぞ」
「そんなことは、どうでもいいの!!何、これ!!どんな罰ゲーム?!!!」
「罰ゲームではないわ、対面よ。てか、落ち着きなさいよ、見苦しい」
「で、でも、なんで?カラスだったのに!なんで、人型に?!」
「当然じゃない。だってここは・・・・・」
『マスターの心の世界だから』
2人とも、揃って発現する辺りが、なんとな〜く、そんな感じがするけど・・・・
まぁ、それなら納得か。言われてみれば、こんな玉座に自分が座るわけないし、玉座の前に大きな泉を作ったこともなかったし・・・しかも、心の中とはいえ、こんな大きな屋敷(お城かもしれない)に、あたかも王様なんかが出てくる漫画での、謁見場みたいなのはさすがにないだろう・・・・・
「で、何でぼくは、ここに?」
「それなのだが、これからマスターに、聞いてもらいたい事がある」
「なにそれ?」
ぼくが、そういうと、ムギンとフニンはぼくが座っている玉座の前に跪いて、こう言ってのけた
『エデンの鍵についての、真実でございます』
いかがでしたか?
ご意見、ご要望あれば、お願いします




