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レベルガチャ~ハズレステータス『運』が結局一番重要だった件~【コミカライズ第3巻 4/15より好評発売中!】  作者: 皇 雪火
第三十三章 桜島ダンジョン

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ガチャ1224回目:最初のレアⅢ

『『『『『『……』』』』』』

「おお」


*****

名前:シェルナイト

レベル:156

腕力:1600

器用:1700

頑丈:1800

俊敏:1000

魔力:2000

知力:2000

運:なし


(ブースト)スキル】超防壁Ⅲ、剛力Ⅳ、怪力Ⅳ、阿修羅Ⅲ、鉄壁Ⅳ、城壁Ⅳ、金剛体Ⅲ

(パッシブ)スキル】硬化Ⅳ、物理耐性Ⅲ、魔法耐性Ⅲ、斬撃耐性Lv8、貫通耐性Lv8、打撃耐性Lv8、体術LvMAX、盾術Lv8、槍術LvMAX

(マジック)スキル】水魔法LvMAX、水流操作LvMAX、魔力超回復Lv2

★【(エクス)スキル】蕾Ⅳ


装備:キャンサーランス、シェルナイトの盾、珊瑚の鎧

ドロップ:ランダムボックス

魔石:極大

*****


 これがレアⅢか。見た目としては『ハートダンジョン』で遭遇した海の騎士こと『甲殻騎士』にそっくりだな。あいつは鎧にフジツボみたいなのがびっしりと張り付いていたが、こっちは青銅っぽい鎧に珊瑚が所狭しと張り付いている。その上頑丈そうな盾を持ってるし、防御性能も高そうだ。

 にしても、通常モンスターからそうだったけど、『(エクス)スキル』にある『蕾』って何のスキルだ? 今のところ、戦闘中にこのスキルが発動している気配は微塵も感じられないんだが……。


「とりあえず、遊ぶか」

「いってらっしゃいませ」

「応援してますわ~」

「頑張ってねー」

「ご武運を」

「エンキ、交代だ」

『ゴ~』

『ポポ』


 『シェルナイト』と睨み合っているエンキとバトンタッチし、2人には下がってもらう。

 んじゃ、始めますか!



◇◇◇◇◇◇◇◇



 周囲から押し寄せる水のレーザーを回避し、時には剣で弾き、踊るように遊び続ける事約10分。いくつものレーザーを同時に捌く事には限界があり、どうしても回避しなきゃ継続戦闘は難しいものも何度かあった。

 そんなレーザーが運悪く時折嫁達の方に飛んで行く事もあるわけで……。


『バチンッ!』


「悪い!」

『ゴ!』

「構いません。これもリハビリになりますから」


 けど、心配は無用だった。

 『極大魔石』持ちのレベル156モンスターのレーザー攻撃なんて、一般の冒険者からしてみれば致死レベルの攻撃のはずなんだが、エンキは軽く腕で払いのけるし、アイラも短剣で華麗に受け流していた。流石アイラ、腕は落ちていないみたいだな。


「ショウタ君、あたしもやりたいから何本か回して~!」

「わたくしも回避の練習がしたいですわ!」

「ショウタさん、お願いしますっ!」


 おおう、皆やる気だ。まあでも、いい機会ではあるか。

 こいつら、ビーム以外にも直接槍で突いて来たり盾で殴ったりして来るし、直接1体を任せるのは流石にリハビリが終わってからじゃないと厳しい。だから、無差別に飛来するビームを避けるくらいが丁度良いか。


「分かった。けど、外装はちゃんと張っておいてくれよ?」


 そうして今度はビームは全て避け、近接攻撃だけは受け流す方法で戦法をシフトさせた。



◇◇◇◇◇◇◇◇



「……おっと?」


 更に十数分ほど戦い続けていると、連中がビームの使用頻度を下げ、低レベルの『水魔法』を行使し始めた。それはそれで目眩ましになって厄介というか、面倒ではあるのだが、それを使って来たって事は魔力切れしたのか。『魔力超回復Lv2』を持っている中、半刻ほどビームを連発できてたってことは、かなり燃費の良い技であるんだろう。それでも消費がある以上ガス欠になったら使えないよな。


「なら、終わらせていくか。『閃撃』!」


『斬!』


【レベルアップ】

【レベルが48から212に上昇しました】


 まずは前方に居た2体を斬る。残るは4体。


「アイラ、アキ、エンキ、イリス。『充電』するから1体ずつよろしく!」

「畏まりました」

「おっけー!」

『ゴ~!』

『プルプル?』

「多分中身はカニじゃないと思うぞ」

『プル~ン』


 イリス的には、『シェルナイト』の中身がカニかどうか気になって仕方ないみたいだ。相変わらずだなぁ。

 それはさておき、4体のレアは皆に任せて『充電』っと。


『エネルギー残高 26/500』


 よし。次……も、2体で良いか。

 1体で200は、行くかどうか微妙なラインだしな。


「エンキ、イリス!」

『ゴ』

『プル』


 イリスが『シェルナイト』をエンキの方に押し付け、エンキは2体まとめて掴み頭上へと放り投げた。

 そこに追い打ちの――。


「『閃撃』!」


『斬ッ!』


【レベルアップ】

【レベルが12から232に上昇しました】


『エネルギー残高 28/500』


 よし。


「んじゃ……2人はそのまま倒しちゃうか?」

「うん、倒しちゃうね!」

「合わせますか?」

「いや、個別で良いよ」

「畏まりました」

「おっけー、好きにやっちゃうね!」


 そうして残り2体は彼女達に任せて俺は少し下がり、マキとアヤネの2人に挟まれながらガチャの筐体を呼び出し待機することにした。

 そうして数分後、まずはアイラが愛用の短剣を相手の首元に差し込み、貝を開くように『パキャッ』と()()。それにより相手の頭が宙を舞い、首からは煙を噴き出した。


【レベルアップ】

【レベルが32から192に上昇しました】


『エネルギー残高 29/500』


 あー、192か。となるとやっぱり、さっきエンキ達の2体を同時討伐したのは間違いではなかったか。レベル12じゃ多分200にはいかなかっただろうし。まあでもそれは『充電』の必要値が200につき1なんて事になったら考えるべき話だし、今はあんまり関係ないが。

 後はアキだけど……こっちも心配は無用だった。ただひたすらにインファイトで殴る蹴るの猛攻を繰り返し、それを受けた『シェルナイト』は見るも無残なほどにボコボコになり、全身から煙を出して消えて行った。


【レベルアップ】

【レベルが92から178に上昇しました】


『エネルギー残高 30/500』


「ふ~」


 倒し終えたアキはスッキリした顔をしていた。お酒もやめてたし、色々とストレスが溜まってたんだろうか?

読者の皆様へ


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― 新着の感想 ―
カニ肉orカニ味噌を落とさないとか絶対ランク下がってるでしょ! 捌き方が完全にカニなのに!捌き方が完全にカニなのに!
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