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レベルガチャ~ハズレステータス『運』が結局一番重要だった件~【コミカライズ第3巻 4/15より好評発売中!】  作者: 皇 雪火
第三十二.五章 二つの精算

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ガチャ1212回目:いつもの、アイテム整理②

 んじゃ、お次はガチャから出た後は『知覚強化』に『圧縮』だけして詳細のわからなかった『嗅覚強化』だな。これに関しては他の3種である『視力強化』『聴覚強化』『味覚強化』もいつかは視てみたいものだが、どうかなー。

 なんならカスミ達は全員持ってるし、4種全てⅤにした上で俺に『圧縮』を頼んできたくらいだから、彼女達が入ったダンジョンには個別か一括かは不明だが設定はされてたんだろう。でも今のところ俺が遭遇したのは嗅覚のみ。残り3種……俺はいつ出会えるやら。

 っとと、思考が逸れたな。チェックチェックと。


 名称:嗅覚強化Ⅴ

 品格:≪固有≫ユニーク

 種類:アーツスキル

 説明:このスキルを使用すると嗅覚が研ぎ澄まされ、常人では嗅ぎ分けられないような匂いを感知する事ができる。スキルレベルが高まるほど、嗅ぎ分けた匂いの種類を分別・解析し、匂いの発生源の追跡すら可能とする。

 ★術者が獣の血に連なる者でない場合、効果が激減する。


「ほー……」


 思っていたよりも高性能なスキルだな。けど、『獣の血』ってことはつまり、犬や狼なんぞに分類される存在……。つまりは広義的にビーストと呼ばれる種族でなければ本領は発揮できないということか。だから人狼は当然効果の対象だし、『八尺鏡野ダンジョン』に出現した全モンスターも対象となるだろうな。


「だがいかんせん、うちの家族で対象となり得るのはコハクと……ギリギリでルミナスくらいか?」

『キャウ?』

『キュ?』

「とりあえず2人とも、このスキルは使えるだろうから覚えといて」

『キャン!』

『キュ~♪』


 2人の前にスキルを差し出す。

 するとコハクは左前足を使って、てしっとオーブをふみふみすると、オーブは光となってコハクの中に消えて行った。ルミナスも鼻先でオーブをコツンとすると、光を取り込み無事にスキル習得を終えるのだった。

 2人ともこなれてる様子からして、うちの嫁達が色々とスキルを与えてるのかもしれないな。スキルは余りまくってるし、問題はないだろうけど。

 続いて、『マリーチー』戦で予想外の圧力を出してきた『荷重圧』か。これはどんな内容だろうか……。


 名称:荷重圧Ⅲ

 品格:≪遺産≫レガシー

 種類:アーツスキル

 説明:インパクトの瞬間、相手に与える衝撃を倍増させるスキル。

 ★チャージアタック併用時:効果が拡大し、相手に与えるあらゆる負荷を増大させる。


「なるほど、そういうスキルだったか」


 ぶつかった瞬間の衝撃もとんでもなかったが、その後の鍔迫り合いで押し負けそうになったのも、やはりこのスキルの影響だったか。にしても、本来はインパクトの瞬間のみに効果を発揮するスキルだったんだな。攻撃の威力じゃなくて、衝撃だけを付加する能力か……。

 敵に使われたら厄介この上ないスキルだけど、俺が使う分にはあまり効果的な場面は思いつかないな。なんせ、俺が接近戦を挑むという事はインファイトが主流のはずだ。なのに吹き飛ばして距離を置かれてはまた距離を詰めねばならんのは難点だ。


「いやでも、仕切り直しを狙うならアリか? ……アリかもな」


 それに、相手を壁際に追い込んで一方的な戦いを仕掛ける事もできるし、一考の余地ありか。


「ご主人様。限界まで上げておきますか?」

「ああ、よろしく」


 やはりこちらもⅤまでが限界だったようで、それ以上は上がらない様子だった。これもガチャから出たら+1とかしていくんだろうか?

 ちなみに『荷重圧Ⅴ』になっても視える内容に特に変化はなかった。多分、インパクト時の威力だとか、負荷の倍率が上がるとかそんなんだろう。


「ではご主人様。スキルは次が最後になります」

「おっけ」


 最後は、あの煩い鶏連中が出した『拡声』か。

 まあこっちは見るまでもなく大体予想通りなはずだけど、どうかな。


 名称:拡声Ⅲ

 品格:≪固有≫ユニーク

 種類:アーツスキル

 説明:術者が発した声と音を拡大・拡張し、空間を渡っても維持することが可能となるスキル。

 ★音に関するスキルと併用することでその効果範囲を増加させることも可能だが、効果が本来の範囲外にいる者には、効果は著しく落ちてしまう。


「うんまあ、想定通りの効果だな」


 けど、遠くまで声を届かせることはできても効果は落ちるのか。そういや、カスミ達が遠くで戦っていたレアの遠吠えは、さして煩くはなかったような気もするな。アレはそういうことか。


「では、次は宝箱ですが……休憩なさいますか?」

「ん? いや、大丈夫だよ。休憩しなくても前後左右から癒されてるからな」

「ふふ、モフモフは偉大ですね」

『はい♡』

『なのじゃ~』


 背もたれにルミナス、抱き枕にコハク、左右にはキュビラとタマモ。実に完璧な布陣だ。こんな状況下でメンタルがやられることはあるまい。

 ……『圧縮』祭りは例外とする。


「今は『圧縮』せずとも、そのままの状態が扱いやすいですからね」

「売る時もそうですし、報酬として配るのにも最適です」

「あたし達が直接必要とするスキルも、大体集め終わったもんね」

「それに、強化機の存在が大きいですわー」

「だな」


 さて、次は宝箱か。最初に見るのは……リリアナのダンジョンで遭遇した喋る人狼がドロップした奴だな。まあ、アイツは良くない存在だったし、大して強くもなかったから、宝箱の中身も期待薄ではあるが。

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