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レベルガチャ~ハズレステータス『運』が結局一番重要だった件~【コミカライズ第3巻 4/15より好評発売中!】  作者: 皇 雪火
第三十二章 秘密の園

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ガチャ1206回目:クリア報酬

「いつもなら宝箱は持ち帰って開けるスタンスではあるが、多分管理者の鍵はこの中にありそうだから、この場で開ける事にする」

『おっけ~♪』

「わかったわ」

「というか兄さん、この『金の宝箱』……地面とくっついてるように感じるんだけど、どうかな?」

「ん? お……マジだ」


 今までの経験では、鍵の欠片が入った宝箱は、最初からダンジョンに設置されてるタイプとドロップで出現するタイプがあった。前者はその場から動かす事ができず、後者は動かすことが可能だったはずだが……。こいつは例外みたいだな。

 まあ、天迦久がココに呼び出したから、設置されてたわけでもドロップしたわけでもないから、その2つには当てはまらないんだろうけど。

 ……『鑑定』も効かないし、選択肢も出ない。ならとりあえず開けるか。


「ぱかっとな」


 無造作に宝箱を開封すると、中にはいっていた物が光を放ちながら俺の中へと飛び込んでくる。俺はそれを回避する事なく受け入れていると、宝箱本体もまた光り輝き消失していった。


【管理者の鍵(164)を獲得しました】


「よし」


 これでここに来た目的の一つは達成できたな。


「「「「「『『おめでとー!』』」」」」」

「「「『『『『『おめでとうございます!』』』』』」」」

『キャン!』

「ああ、ありがとう。それから……コハク。今からちゃんと『テイム』しようと思うんだが、受け入れてもらえるか?」

『キャンキャン!』


 嬉しそうに鳴いて、こてんと転がりお腹を見せて来た。お腹周りもモコモコだから毛玉が回転してるようにしか見えないが、服従のポーズのつもりなんだろう。


「よし。『テイム』だ」


 俺から伸びた魔力の糸が、コハクを包み込むと、ゆっくりと毛玉の中へと溶け込んでいった。


【御神犬をテイムしました】

【名前を付けてください】


「当然、コハクだ」


【おめでとうございます】

【個体名コハクがあなたの配下に加わりました】


『キャンキャン!』


 コハクはごろんと起き上がると、嬉しそうに俺の足元でグルグルと回り始めた。

 それをむんずと捕まえて、持ち上げる。


『ハッハッハッ!』

「んじゃ、改めて視てみるか」


 俺の『テイム』下になった以上、ステータスが???になることはあるまい。どうなったかなっと。


*****

名前:コハク

年齢:0歳

身長:30cm

体重:4kg

レベル:300

腕力:3000

器用:3000

頑丈:3000

俊敏:3000

魔力:3000

知力:3000

運:なし


(パッシブ)スキル】恐怖耐性LvMAX、精神耐性LvMAX、神圧耐性LvMAX

(マジック)スキル】魔力超回復LvMAX

(スペシャル)スキル】神圧、神獣眼

★【(エクス)スキル】道案内Ⅳ

(ディア)スキル】太陽神の加護


装備:なし

神石:御神犬

称号:楔から解き放たれた者

*****


「んん? ……お前、生まれたてなのか」

『キャン!』


 このダンジョンができてからずっと岩の中にいたとかじゃなく、岩が開いた瞬間に案内役として誕生したのか。そして太陽の力がない暗闇世界に誕生したから、身体が冷えて弱ってたのかもしれないな。


「まあそこはいいや。今大事なのは、コハクは俺の家族になったって事だ。これからは凍えさせたりお腹を空かせたりなんて絶対にさせないぞ」

『キャン!』

「よーしよーし」


 コハクを全力で愛で倒していると、嫁達も集まって来た。皆もコハクを愛でたい様子だった。まあ、ペット組は愛でられたいだけなんだろうけど。

 そうして俺はコハクをカスミ達に渡して、アズ達を撫で回しつつ、もう1つ残った宝箱と鍵をチェックする事にした。


 名前:神格の鍵【天迦久】

 品格:≪高位伝説≫ハイ・レジェンダリー

 種類:鍵

 説明:天迦久の力を宿した神聖なる鍵。

 ★如何なる力を以ても模造・模倣は不可能


 名前:神秘の宝箱【天迦久】

 品格:≪高位伝説≫ハイ・レジェンダリー

 種類:宝箱

 説明:神の力で封印された宝箱。対応した神の力を宿した鍵でなければ解錠不可能。


 ほうほう。んで、この宝箱も動かすことはできないと。

 なら、この場で開けるしかないな。


「ガチャコンっと」


 神格の鍵を鍵穴に差し込み、鍵を開ける。そして宝箱を開封すると、そこには暗闇が広がっていた。


「……大丈夫だな」


 少し警戒したが、その暗闇は宝箱でよく見るタイプの暗闇であって、このダンジョンに広がっていた奈落とは全く関係のない代物だった。そこに手を突っ込み、中にあった物を引っ張り上げる。するとそこに現れたのは……一振りの刀だった。


 名前:天羽々斬

 品格:≪幻想≫ファンタズマ

 種別:刀

 武器レベル:87

 説明:神話に登場する神器武装を具現化したもの。八岐大蛇を斬ったとされる伝説の刀であり、十全に使い熟すには持ち主にも相応の素養が求められる。刀身は常に淡い燐光を放っている。

 神器スキル【羽々斬】:常時発動型スキル。蛇の身体を持つ者や、その近縁種だった場合ダメージが3倍となる。また、蛇に近しい生態を持つ生物だった場合でもダメージが2倍となる。

 ★資格無き者が触れると、刀に心を奪われる。


「おおー!」


 ナンバーズ武器じゃなかったが、それでも立派な『幻想武器(ファンタズマウェポン)』だ。その点はグラムと一緒だな。それに付属スキルの『羽々斬』は、明らかにサーペント特攻だよな? あいつウミヘビだし。

 でも、近しい生態の生物ってなんだ? ……ドラゴンは、爬虫類っぽいけど、蛇ではないしな。

 にしてもグラムと違ってちょっとしたデメリットがあるのか。なんというか、内容的に妖刀っぽいな、こいつ。今のところ、俺が持つ分には問題なさそうだけど……子供たちの手には触れさせない方が良さそうだな。

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