ガチャ1205回目:天迦久
『キャン』
『……』
いつのまにかコハクが足元に来ていたので、抱っこしてあげる。すると、コハクと鹿はお互いに見つめ合っていた。となると、ここはまたお鼻キッスしてあげればいいのかな?
でもその前に、今の状態の鹿をチェックしてみるか。
*****
名前:天迦久
レベル:330
腕力:2800
器用:3200
頑丈:3600
俊敏:4200
魔力:∞
知力:200
運:なし
【Bスキル】超防壁Ⅴ、剛力Ⅵ、怪力Ⅵ、阿修羅Ⅴ、怪力乱神Ⅳ、俊足Ⅵ、迅速Ⅵ、瞬迅Ⅴ、迅雷Ⅳ、力溜めⅤ
【Pスキル】身体超強化LvMAX、硬化Ⅶ、神獣鱗Ⅴ、全属性耐性LvMAX、物理耐性Ⅵ、魔法耐性Ⅵ、斬撃耐性LvMAX、貫通耐性LvMAX、打撃耐性LvMAX、状態異常耐性Ⅴ、体術LvMAX、武闘術LvMAX、神角術LvMAX、狩人の極意LvMAX、暗殺の極意LvMAX
【PBスキル】破壊の叡智Ⅴ、神の聖印Ⅲ
【Aスキル】毒抗体Ⅴ、跳躍LvMAX、暗視Ⅴ、衝撃Ⅴ、鎧通しⅤ、急所突きⅤ、衝撃拡散Ⅴ、森林浴Ⅴ、ウェポンブレイクⅣ、アーマーブレイクⅣ、チャージアタックⅣ、陽光操作LvMAX、神通力Ⅲ
【Mスキル】聖魔法LvMAX、魔力超回復LvMAX
【Sスキル】神圧、神獣眼
★【Eスキル】一角突きⅤ、閃光穿ちⅣ、交渉Ⅲ
装備:なし
ドロップ:アメノカクの神角、神格の鍵【天迦久】
魔煌石:大
*****
おぉ……。スキルの封印も解除されてるし、『ダンジョンボス』表記も消え、ラインナップも一部変わってるな。
やっぱ、あの地神塔が諸悪の根源だったか。そして厄災モードのあれが消えたから、倒した判定になってレベルも上がったのかな。
にしても、この鹿……やっぱりアメノカクだったか。純白の鹿というのも、見惚れるくらい綺麗な存在だな。
『キャン!』
「おっと、すまんすまん」
急かされるままに、天迦久の鼻にコハクの鼻をくっつける。すると世界が光り輝き、コハクのモフモフが爆発したみたいに大きく膨らんだ。
それに比例するかのように体重が明らかに重くなったが、もしかして……。
『キャウ?』
「お前、一気にデカくなったなー」
『キャン! ハッハッハッ』
子供のポメラニアンくらいの大きさだったのに、大人のポメを通り越して子羊くらいの大きさになったぞ。けど変わったのは大きさと重さくらいで、見た目はそのまんまだったが。
てか、サイズが変わっても毛玉が本体と呼べるくらいにはモコモコしてるので、ある意味で子供のポメラニアンを3倍ほど巨大化させたくらいの変化でしかなかった。
「まあデカくなったくらいでお前の可愛らしさは失われないか」
『キャン!』
むしろ撫でる面積が増えたおかげで、嫁達も撫でやすくなったんじゃないか?
『キュルル』
「お?」
聞きなれない鳴き声がしたと思ったら、純白の鹿はまだ目の前にいた。どうやら、まだ何か用事があるらしい。
『キュルル』
アメノカクが一鳴きすると、彼の左右に宝箱が出現した。どちらも俺が1度たりとも視た事のない宝箱だったが、明確な違いがあった。1つは、とんでもなくしっかりとした錠前によって封がされており、俺の『直感』が物理的衝撃では絶対に解除ができないと告げるほどの代物だった。
これをくれるってことか?
『キュルル』
「んん?」
『キャン』
「えーと、こうか?」
アメノカクがコハクにやったように顔を近づけて来たので、俺もそれにならって鼻をくっつけてみる。するとアメノカクが光り輝き、一部は俺の中に入って行き、残った光は煙となってアイテムをばら撒いて消えていくのだった。
【ダンジョンボス・天迦久に認められました】
【特殊条件達成】
【おめでとうございます】
【Dスキル:天迦久の加護を獲得しました】
「おおぅ……」
これは想定外。
いやまあ、天迦久は間違いなく神の一角ではあるし、『Dスキル』の対象となってもおかしくはないんだが、当の本人が『Dスキル』を持ってなかったからな。流石に想像できんかった。
「お、お兄ちゃん。終わったの?」
カスミが恐る恐ると言った様子で確認して来た。神様っぽいモンスターは今まで沢山出て来たが、明らかに善性の神様が出て来た事で緊張してるのかもしれない。ハヅキとイリーナなんて滅茶苦茶興奮してる事が顔から伝わって来るし。
「ああ、終わったぞ」
そのままついでに『Dスキル』を獲得した事を告げると、彼女達の盛り上がりも一気にヒートアップした。
「わぁ、おめでとうお兄ちゃん!」
『おめでとうマスター♪』
『おめでとうございます♡』
「流石です兄上!」
「お兄様、素敵です……♡」
「お兄様は神様にも認めて貰えるんですね……!」
「お兄さんすごーい!」
『おにいさんすごーい!』
「おめでとう兄さん。これで2つ目だね」
「お兄さん、おめでとう!」
『今のが『Dスキル』獲得の瞬間だったの? すごい場面を目撃したのね……!』
『ほえぇー、リリアナ姉様のマスター、本当にすごい人なんだね……!』
『本当に……凄い方々に拾ってもらえたのね』
『も、もう! ショータはマスターじゃないからっ!』
『キャン!』
皆から一斉に褒められると照れくさいな。
とりあえず大きくなったコハクは一旦地面に放してっと。まずはこの宝箱と、鍵のチェックからするべきだな。
『厄災・天迦久』はドロップが見えなかったし、『天迦久』もランダムボックスはドロップリストに存在していなかった。なのに2つの宝箱を俺の前に用意してくれたという事は、何らかの条件を満たしたことで、宝箱を渡してもらえる権利を譲ってくれたと考えるべきか。
現状この第四層で終わりである事に変わりはないのと、呪われた方の『天迦久』がダンジョンボスと明記されていた。であるならば、片方は管理者の鍵であるはずだ。となると……こっちの錠前がついていない『金の宝箱』がそうかな?
読者の皆様へ
この作品が、面白かった!続きが気になる!と思っていただけた方は、
ブックマーク登録や、下にある☆☆☆☆☆を★★★★★へと評価して下さると励みになります。
よろしくお願いします!











