第二千九百九十九話
大方の予想に反して、改札ロボは寡黙なだけじゃなくてひどく受動的な存在だった。
なにもしない。なにもしてこない。こちらが近づいても身構えない。
語りかけてくるでもなし、なにか呼びかけても反応に乏しい。
自発的になにか行動を起こすでもない。
たとえばね?
「あなたはどんなお仕事をしてるの?」
こんな質問にさえ、反応を示さない。
「ダダンダンダダン!」
例外のひとつとして、これを口ずさんでみると顔の電光パネルに表示する。
DADANDANDADAN。
たぶん意味はない。欠片もない。みじんもない。
「あなたの後ろに行ったらどうなるの?」
無反応だ。
足りないんだろうか。化け術でフォローするものがもっといるのだろうか。
仏頂面でにらめっこをしていたら、後ろからだれかが走ってくる足音がした。シロくんだ。大きな洞穴から情報を持ってきたのかもしれない。雷速ダッシュで共有されたのは、シャルが無事であること、救助されたこと、そして洞穴の、あの空間にいた人々がなにをしていたかだ。
「つまり、え?」
「なにもしないことをしてたって、どういうこと?」
「文字通り、なにもしないんだよ」
シロくん曰く、シャルが突き止めた情報では、大量の人々は「なにもしていなかった」。
そんなことがあり得るか。おかしいじゃないか。あんな広大な空間に大勢を集めて。なにかさせるだろう。まあ、たしかに、彼らがなにかをしていたそぶりはなかったが。それにしたって、本当に?
「元教授曰く、それがもっとも有効な霊子の生産になっていた、という」
「霊子の生産って」
「なるべく彼女の話をたどるぞ?」
思わず質問をぶつけようとしたマドカに両手のひらを向けて、待ったをかけながらシロくんは続けた。
「人はなにを負担に感じるか」
なにもしないこと。
なにかをする、ということを禁止されること。
なにかをしたら責められたり、なにもしないでいたら責められたりする。
まだまだあるけどね。
「そうすることで人は傷つき苦しんでいく。そのぶんだけ、邪が生じるだけの霊子が生産されていく」
「つまり巨大な邪生産工場?」
「あるいは黒い御珠の生産工場かな」
結論を急ぎたがる私たちにシロくんは肯定せず、相づちも打たない。
「霊子生産が第一の目的。邪や黒い御珠は二の次だそうだ。少なくとも、あの洞穴においてはね」
霊子はより深部の洞穴などの実験で利用するための材料に過ぎない。
クローン生成。人体改造。怪異の作り方の模索。獣憑きや妖怪憑きの作り方の探求。あれやこれや。
地球の霊子密度の枯渇に対抗するために、洞穴を使用している連中が製造した「燃料生成器」だという。
どれほど長い間、運用されていたのか、まるでわからないそうだ。
調査にはまだまだ時間がかかるという。
「つまり、加工場や製造実験の場所はこの先にある、ということになる」
工業化は、他のあらゆる営みよりも、経済的に、資本主義の物差しにおいて、効率と合理を実現した。逆にいえば工業化ほど、他の分野において私たちは効率化も合理化も実現できていない。
だけど、工業化くらいのパフォーマンスを求めるなら? 私たちはほんのすこしの休みも、しくじりも、間違いも、誤りも許さず、隙間を決して作らず、機械のように生きなければならないし、学ばなければならないし、働かなければならない。
そんな風には生きられないので、私たちは過去とは異なる形で人を振り落としている。
学校から。労働現場から。
「そんな場所でなにが起きるのか。元教授いわく、隔離世の、それも霊子濃度の高い場では、霊子の具体化が起きやすいという」
呪い、恨み辛みの具体化。
邪の発生。怪異の出現。黒い御珠の発生。
それだけではなく、場所そのものを異質な状態に歪めてしまうという。
ホラー映画や漫画でいう、”異界”化とでも言うべき現象さえ起こりかねない。
「それを抑えるための、なにかしらの仕組みがなければ、この場所は保たれないだろう? だから、過剰に心配する必要はない、とも言われたけどね。彼女にも、僕たちにも、その仕組みとやらがなにかわからないから」
仕組み。仕組みか。
「隔離世の地下にしか存在しない、呪いの製造現場か」
「それだけ聞くと、製造現場っていうだけじゃ済みそうになくない?」
カナタのつぶやきに思わず口を挟む。
それから、お父さんを見た。
連想元が私よりずっと豊富であろうお父さんが口元に手を当てて青ざめている。
「呪いと恨みの貯蔵庫。霊子が記録して、ため込んでいく。なににどう使うんだかわからない、恣意的な情報、生の恨み辛みを記録した霊子が大量にある」
「製造に留まらないかもしれない、と?」
「しれないんじゃないかなあ」
お姉ちゃんの問いにお父さんは腕を組んで考え込む。
違和感がないではない。
「既に霊子は世界に満ちている。黒いのが去ったときの置き土産として」
「だけど、世界に満ちた霊子には連中の仕込みがない」
じゃあ、その仕込みとはいったいなにか。
この先にある洞穴でしていたことか。さっきの巨大な洞穴での行動も込みか。
なにをするっていうんだ。いや。ちがう。
なにができるんだ? ここにある霊子で。
地上で起きたことに関連しているのだろうか。
関東事変。そして今日起きた、第二の事変。
それだけとも思えない。思えないけど、連想のとおりなら、両者を結びつけるものはなんだ。足りないものはなんだ?
「ここまで話していても、なんの反応もないのな」
キラリがぼそっと、改札ロボに向けてつぶやいた。思わず、チラ見で確認する。
不動だ。立ったまま、びくりともせず、ぴんと背筋を立てたまま動かない。
シロくんの言うように「なにもしない」のかもしれない。あるいは「してはならない」状態なのかもしれない。なら、あの改札ロボからさえ、なにかが出ているのかもしれない。記録されているものがあるかもしれない。
「なにがどうなっているかわからないってことがわかった、と。うかつに先に進めないね」
「まさに、みんなをいったん止めてくれと言われたよ」
マドカとシロくんの会話を後ろに、私は考えていた。
まるで無関係に思える、あの改札ロボを糸口に、なにかを明らかにすることができないだろうか。
この先へと進むためのきっかけを得られないだろうか。
どうやって?
わからない。
それはこれから考えるほかにない。
「あなたは自由なんだよ?」
そう伝えたら、改札ロボは例の音楽を思わせる文字表示をした。
それだけだ。いろいろ試してみて、ある程度の反応を引き出せたとして、得られるのは「DADANDANDADAN」だけ。これじゃターミネーターにさえならない。ならなくていいんだけど。それにしたって、もうちょっとこう、いろいろするものじゃない?
うちのぷちたちなんかもうすさまじいよ? 体力気力財力意欲、そのすべてを置いていけと言わんばかりの野放図ぶりだよ? 笑うし泣くし叫ぶし怒るし癇癪も起こすし手に負えないよ? だけど、そんなものだよ。生きてたら。
おかしい。
近づいて、手を差し伸べてみる。握手の提案を試みても、ぴんときていない。手を取って握ってみる。やっぱり顔面の表示で「DADANDANDADAN」だけ。
こうなると「おばかさん」では済まない、もっと深刻な問題が見えてくる。
すこし悩んでから、開き直りと共に思いつきを試してみる。元々、私の化け術で再現された姿なんだ。だったら金色を通じての霊子情報共有だって可能なのでは。そして、可能なら、マシンにした改札なり、改札に加工された霊子か、あるいは”なにか”の情報を読み取ることもできるのでは。
改札ロボを人と見立てたなら、強制的に体を変えさせるんじゃなく、改札ロボに重ねたら表現できない気持ちが伝わって、代弁するスピーカーみたいなものがあればいい。
いっそ一から作るより、よく使うメガホンマイクでもいいかもしれない。
接触対象の気持ちが伝達して出るようなもの。より具体的には? 刺激に対する霊子の反応を拾って、具体化されたメッセージを音にする。
さっそくメガホンマイクを出して、霊子構成をせっせといじる。フィーリングなんだけどね。願いを込めるという感覚がいちばん近いかも。加工して構造をいじったうえで、機能を説明。改札ロボに「持ってみてくれる?」とお願いしてみた。「いやならそれでいいからね」とも。
私の行動を見守る勢が息を潜める。
ロボはマイクを手に取った。
『はい。よろこんで』
みんなで思わず顔を見合わせる。
『なんでもご命令ください』
顔をしかめる。
こいつは思ったよりも厄介だ。
「改札ロボに枷や制限を加えていないのに、なに、これ」
「なにするかわからないんだから枷や制限はいる、だろ」
こわばった顔でツッコミを入れながらも、論拠が揺らいでいるのだろうか。キラリの声が尻すぼみに小さくなっていく。
みんな、シロくんの言葉を思い出していたんじゃないだろうか。
彼らには許されていない。思考も。選択と行動も。その表現も。
刺激に対する反応が、これって。
異常だ。
私たちを恐れている可能性もゼロじゃない。怖がらせてしまっている可能性もある。カナタにお願いして、刀や卵銃を渡して、なんならキューブスーツの展開も解除。汗だくむわむわでむしろ申し訳ないくらいだけど、ラフな格好になってから、改めて呼びかける。
「いま、つらいことはない?」
『私たちはあなたたちのために存在します。ご命令ください』
鳥肌が立ってきた。
こうなると、私とお父さんがターミネーターを連想するなり、私が改札からの変化でロボを無意識に連想していたからこその「DADANDANDADAN」なんだろうなと気づく。
私の無意識さえ敏感に拾うほど、求めている。
命令を。
こんな気味が悪くて気持ちの悪いことがあるだろうか。
「いま、だれも、あなたに命令なんてしていないよ。あなたに尋ねているだけだよ」
『すみません。いただいたご指示がわかりません。申し訳ございません。すみません。すみません。すみません』
「せっ、責めてなんてないよ? ちがうよ、だれもあなたを怒ってないよ」
『ごめんなさい。すみません。申し訳ないです』
あわてて伝えるんだけど、エンドレス謝罪。
参った。え。なに。こういうとき、どうすればいいの?
困惑しながら振り返って、みんなに助けを求める。だけど、だれもかれもが反応に困っていた。
大人勢はお父さんだけじゃない。なのに、大人勢もみんなして固まっている。
どんなコミュニケーションを試みても、だめだ。命令や指示を求めるか、謝罪しかしない。それしか知らないみたいに。
胃のあたりがむかむかしてきた。ちょっと耐えられそうにないレベルの吐き気がする。
謝る語彙がない。改札ロボには語彙があまりに少ない。
気持ちを語る語彙がない。
知らないのかもしれない。そう思えてくるくらい、ロボは刺激に対する反応を表現するたびに、謝る。指示と命令を求める。
本当は、反応は複雑で、多種多様で、いろんな語彙で語られるものなのに、謝るか、指示と命令を求めることしか知らない。
いい子でいることしか知らないみたいに。
じゃあ、”あなた”は?
「ロボだから、ダメなんじゃないか?」
「あ、ああ、ね? 人に近づくほど、マシになるかも?」
キラリとマドカの指摘に腕を組んでみる。
ふむ。あり得るかもしれない。
ロボットだから。マシンだから。そぎ落とされてしまっているのかもしれない。
改札に加工されたと見るのなら、加工前に戻せば戻すほど、自然といろんなことがダダ漏れになるかもしれない。
逆にいえば、改札ロボになる前の改札は、指示と命令だけを求め、働きかけに謝ることしか許されず、そのように加工されたのかもしれない。
理屈はわかった。
どうやって実現するかが問題だ。そっちはこれから探らなきゃ。
それにさ?
「ねえ。いまの状態から変わってもいい? いやになったら、すぐに教えてね? どんな形であれ、いやだと思ったら、そのまま伝えてくれていいからね?」
念押しする。
これがむしろ圧になるかもしれない。
改札ロボはすんと黙り込んだ。それがどんな表現なのか、私たちには正確に読み取る術がない。
もっとも、コミュニケーションの大前提なとこあるけど。
私たちは刺激を正確に読み取れてるわけじゃないし。自分に起きる反応さえ読み取れないことがたくさんあるのだし。
ましてや、他者の表現を読み取るなんて、もう。
改札ロボはまず、自分の刺激と反応に制限を課されているようだ。そして、制限を課されているとみている私たちにとって、改札ロボの表現が本当はどんな刺激と反応からくるものなのかが、ますますわからない。制限なんて課されちゃってるものだから。
「ううんと」
考えろ。
因果をたどるか。いや、どれを選べばいいのかわからないから正確さに欠ける。
なら姫ちゃんの鍵で、シンプルに時間を巻き戻すのか。いや。それだと改札ロボから改札に戻って終わる。さらにその先をたどるとなると、いったい巻き戻しにどれほどの時間がかかるんだか、わかったものじゃない。
なら、シャルの力はどうだろう。
死者の目録。死人の書。死霊の記録。
これなら、可能性はあるかもしれない。
ただし、シャルの力が通用するということは、改札は人の死を利用したものだということになる。あるいは、死んだ人が材料である可能性さえある。なにせシャルの魔法が死者が相手なのだから。
もしも死者でできているのだとしたら? ドラマ版ハンニバルに出てきた、死者の亡骸で作った浜辺の塔を思い出す。あれよりも醜悪で陳腐で残酷に思える。なにせ、あっちは作中の犯人がまだ、死を真に受けていた。対象を真に受けていた。
こっちはちがう。個をとことん捉えない。塗りつぶす。真に受けない。ものとして扱いたい。いや。賦役するもの、ロボットとして扱いたいのだ。
もぎりじゃなくて、改札にするように。
人は手間がかかる。面倒だ。お金もかかる。文句も言う。効率的でない。合理的でもない。
言うことを聞かない。馬鹿な奴もいる。愚かな奴もいる。犯罪者も、邪魔な奴も。すぐに手をあげる奴、勉強も労働もろくにしないで遊んでばかりの奴、だれのなににも貢献しない奴。言い出したら”劣等”か”不要”か、その両方という人間など、ごまんといる。
その発展形が優生学。
排除しきれない人を、いかに支配し、利用・消費するか。
尻尾を切れて、問題を押しつけられるかどうか。
ものとして捉え、都合良く扱えるようにするか。そんな期待がある。欲がある。
真に受けたくないし、付き合いたくない。できることなら。
すべてロボットに置き換えられるのなら? 人よりもよほどロボットのほうがいい。
育てる? 完成形であれ。
なにしてもらえる前提なの? 自分でどうにかしろよ。
豚でいいんだよ。豚で。働く豚であれよ。うまく食える豚であれよ。
身を切られる豚であれよ。せめて。
俺の、僕の、私の、みんなの、都合のいいものであれよ。せめて。
そういうの。
価値基準が簡易化、明確化して、複雑な現実、多種多様で膨大な情報を”わかりやすく””簡潔に””明快に”仕分けていく。人も対象になる。
勉強や労働で、そうなっていく面もある。人が数字に見えたり、成果や結果だけで損切りするかどうかを判断するようになっていく。
みんながみんなじゃない。
そこまで極端じゃない、過剰じゃない人ももちろんいる。
だけど、まったくないと否定できるほどのものでもない。厄介なことに。
わりと原始的な願望だ。他者に向けて、私の思いどおりだったらいいのにと不満に思ったり、不快に感じたりする。親に宿題をやったのかどうか言われてうっとうしく感じたり、お節介をことさら嫌悪したりする。
どうせみんな自分のことばかりだ、とか、我が身かわいさにうんぬんとか。
ずっと昔から存在する概念であり、実態じゃないかな? そういうのって。
そして、ずっと昔からあるがゆえに、むちゃくちゃな選択と行動の結果、その事例だって記録されている。
そうしたむちゃくちゃな干渉をカットできないだろうか。ありのままの人に戻せないだろうか。
無理だ。答えのわからない構造物を、世界中のあらゆるものから選んで、作ってみせろっていうくらい無茶だ。
すべての改札が、”何人”から作られているのかもわからない。
ロボは一台。だからといって、犠牲になった人がひとりとは限らない。
なら、知るべきは、何人か、というところじゃないか。
やっぱりシャルの力がいい。
「いくよ」
胸に手を当てて、本を取り出す。
分厚い革表紙、一冊。シャルに指輪をあげることができたとき、見せてもらった。いろんな記述がなされた本を。だけど私の本はまっさらだ。シャルの力を借りることができたとして、シャルが記録してきたものまでは借り受けることができない。
姫ちゃんや理華ちゃんの力を借りるときだって同じだ。まったく同じものを使えるわけじゃない。縁結びの仲介をした相手への理解や共感なくしては使えない。それでも十分すぎるんだけどね。
今回は差し障りもない。初挑戦だから、どこまでやれるかわからないだけ。
ロボに近づいて、「それを渡してもらってもいい?」と尋ねて反応を見てから、スピーカーを受け取った。ロボのメッセージを受け取るたびに記録してきただろう霊子を使うために。
メガホンマイクの化け術を解いて金色に散らしてから、シャルの本の紙片に注ぎ込む。
まばゆい光が徐々に薄れていき、指の水分を吸い取りそうな乾いた紙にうっすらと黒いシミが浮き出てくる。歪な円がいくつも浮かんできて、徐々に窄んでいく。文字になっていく。名前を示す文字に。
「佐野、一郎。賀川、豊子。田中、順」
次から次へと文字が浮かんでくる。一ページがみるみる埋まって、次のページに染みが広がっていく。文字に変わっていく。男女の名前が次から次へと。
ひとりどころじゃないし、十人どころでもない。みるみるうちに二ページ目が埋まり、三ページ、四ページと続いていく。
混乱しながらも考える。
改札は機械だ。様々な部品を使って組み立てられている。切符を使う部分もあり、オイルとか、交換が必要な部品もあるかもしれない。
まさかとは思うが、部品の数だけ、あるいは交換してきた部品の数だけ、人を使ったとかじゃあるまいな。
疑問はある。だれがメンテナンスを?
機械は運用と管理次第で、たしかに効率化を推進する。けれど人の手を完全に必要としない機械はない。車でさえ整備が欠かせない。情報を扱うサーバーだって、管理と整備をする人が常時いる。おまけに廃熱だなんだの対応が欠かせない。
便利なものは、それ単体で存在しきれない。維持できない。管理できない。
基本的に、あらゆる生物、人が作った機械も道具も、すべて、手間と面倒があって成立する。
当たり前のことだ。
世の中に便利なだけのものなんてひとつもありゃしない。
なら、メンテをする人がいたのだろうか。
それとも朽ちるのに任せて放置されていたのだろうか。
わからない。わからないけど、改札は大勢の命で成り立っていた。
文字通りの意味で。
名前の記録が終わらない。
死者の記録が終わらない。
つづく!
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