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ドライヤー

姉からの伝言は伝えたし、昌也もバスルームに行ったので、部屋へ戻ろうと廊下に出ると


ゴットンっ 

突然、何かが落ちる音がした


ゴォーー


おそらく…ドライヤーだろう

姉と昌也

二人きりのバスルーム


何が起きてるかなんて容易に想像がつく


私はその前を通り過ぎ階段を上がった


部屋に入り

人間臭さが漂うベッドを横目に

小さなアロマキャンドルをたいた


二人がけの小さなソファに寄りかかり

ベッドフォンをつけ、そっと目を瞑る


エンヤの透明なメロディーが

変に昂った私の心を鎮めてくれる


トクン

トクン

ゆっくりと脈を打つ体を両手で抱きしめた


ウトウトと

私の意識は少しずつ遠のいていった

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