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運命の人。

「続いては、新入生代表の言葉。」

司会の教師は手に持った台本通りに着々と司会進行していた。

在校生代表の言葉でもしかしたら…と淡い希望を感じていたが、違かった。

だが、とても凛々しい女の人だったな…。うちの姉貴らとは大違いだ。

うちの姉貴らには覇気ってもんがない。怒られても全く怖くない。俺より小さいせいなのか?

あの代表の人…生徒会長は俺と同じくらいはありそうだった。

そんなことを考えていたその時。

俺の目には見覚えのある後ろ姿が映った。

あの人は。

俺が見つめる視点のその先に居る人物は、壇上脇にある階段から壇上に登ると、壇上の中心にあるマイクの前に立ち、正面を向いた。

俺は前世で一体どんな徳を積んだんだ?これは現実なのか?それとも何かのイベントか?思考がパンクした。

あの人は、いや、あの方こそは。俺が一目惚れした、初恋の相手。思わず涙がこぼれた。

感動していて声を聴きそびれた。だがそんなことより今は感動に浸るのが第一優先。

色々考えていたらいつの間にか入学式も終盤になっていた。

先輩が歌う校歌を聞いて、式は無事何事もなく終わった。


式が終わって俺たちは教室に戻ってきた。

正直、今すぐにあの人を探したいが、残念ながら今からホームルーム。あの人がこの学校に居ることは確定で、しかも同い年。そう、三年間は俺から逃げられない…

なので俺は今から自分の問題を解決することに決めた。

自己紹介でさっさと片を付けるぜ…

ガラガラ。みんなが席に着いてから教師、担任がすぐに入ってきた。

「はい。今日から私がこのクラスの担任になります、」ここで一旦喋るのをやめ、黒板に名前を書き始めた。「氷川秋姫〈ひかわあき〉です。よろしくお願いします。」

こりゃ担任は当たりだ。どう見ても二十代+可愛い。

「では、早速なんですが、皆さんも簡単に自己紹介をお願いします。」


そう。この自己紹介から俺の異名生活は始まるのである。

序章まで訂正しました。

続きは大幅に内容変更するかもしれません。


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