↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ピュアハート~異世界に魔法聖女爆誕!~  作者: 初雪しろ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

14/37

魔力とは

 食事をすませたものの、人生で初めて経験するほどの空腹に見合った人生で初めて経験するぐらい食べてしまった。

 そして何より普段はそんな量はだされないことを考えると、何かそういう状況になることを察していたといった感じだ。

 まあ美味しかったからいいんだけど……。

 それはさておいて改めてエミリアが時間を作って色々とお互いのことやこれからのことを話すことになった。


「シロナ様。ひとまず、昨日はこちらの守りのうすさによって魔物の侵入を許して突然の実践としまい申し訳有りませんでした」

「いやいや、あたしに謝る必要はないよ。それに正直なところ、あたしって今まで何も出来てなかったからやっとなにか出来たって部分はあるし。それに聖女だって自覚できた気がするし」

「いえ、それでも」

「立場上とか色々があるのはわかるけど、今はあたしたちしかいないしそういうことに関しては謝らなくたって大丈夫だから。いや、単純に謝ることがあったら別だけど……あの白中の混乱考えると、あんなこと今までなかった感じでしょ?」

「わかりました……そして、その件についてはそのとおりです。外からの侵入には必ず誰かが目を光らせていますし、城内への侵入はさらに厳しい防衛体制でしたが」

「まさか地中からくるとはね」


 中庭からでてきたのは偶然かわからないけど。多分、中庭がなかったら普通に城内の何処かの床突き破るぐらいの力はありそうだったよね。


「それもなんですが、あの大きさの黒の魔物がこんな場所に現れるのが稀有なんです」

「そうなの? あ、待って。なんかこのまま話してるとあたし混乱しそう。一個ずつ話そ」

「わかりました。黒の魔物については調査も現在しているので後に回しましょう。シロナ様としては先に知りたいことはありますか?」

「え? うーん……ひとまずあたしの体と能力について、エミリアの知っている聖女の情報と合わせてわかることとかないかな? 昨日能力が使えた状況が急すぎて理解する時間なく戦って倒れちゃったんだよね」


 あたしがそういうとエミリアは少し顎に手をあてて考える素振りを見せる。


「シロナ様の魔力に対する認識を改めて聞かせていただいてもいいでしょうか」

「魔力? あたしが知っている魔力は魔法に使うエネルギーみたいなものかな。ただ、なんか人の体の中にあるのか外にあるのかとかが想像しづらいみたいな?」


 ゲームとかだと設定次第でそこらへんはブレるからね。


「そうですね。この世界……と言うと私の中で少しまだしっくりこないのですが。ここにおいての魔力は基本的には生物が自ら生み出すものに近いです」

「なるほど」

「先日の戦いでシロナ様が最後に倒れたのは魔力を大幅に消耗したことによる疲労が減員だと思います」

「体力と連動してるってこと?」

「限界のギリギリまで魔力を消耗するとそうですね。少しだけ魔法をつかう程度であれば体力は使いません。まあ魔法を集中して使って疲れるなどの個人差はありますが」


 なんとなく理解できた……ただ、そうすると今更少し怖くなってきたことが。


「魔力って使い切ると死んじゃうとかある系?」

「いえ、そんなことはありません」

「よかった……」

「ただ、戦闘中に魔力が尽きる状況はほとんどが疲労状態になるので良いことではないとされています」

「はい……」


 あたしの身を案じての言葉であると同時に、この世界だと常識なんだろうけど……ちょっと説教受けてる気分になってきた。

 いや、あたしの思い込みなんだけど。エミリアはただ純粋に教えてくれているだけなのはわかる――でも、なんか説教されている時を思いだす。


 次の話にいこう。


「あたしの能力って今までの聖女でもいたりしたの?」

「私が知っている中だとありません。基本的に歴代の聖女様が魔法の達人であったり剣術の達人であるなどと同時に黒の魔物に対して有効な魔力を使いこなす方々か癒しの力で魔力を浄化する方々です。全身の装備や見た目が変わりさらには肉弾戦と魔法のような技を使うというような聖女の記録はありませんでした」

「そうなると……力の使い方は探っていくしかないのかな」

「そうだと思います。私で力になれることであればお手伝いいたしますので!」

「う、うん。頼りにしてる」


 ただ、エミリアってお姫様だから忙しいのはすでにわかってるから、どこまでお願いして良いのかまだわからないんだよね。


「それでなのですがシロナ様。改めて先日行おうと思っていた魔法についての訓練及び確認を行いたいと思っています」

「それは構わないけど……あ、そうだ。今のうちに最後に聞きたかったんだけど」

「はい。なんでしょうか」

「昨日の戦ってたときのあたしってどういう感じだった? 自分の姿みる暇もなかったし、鏡もなくて起きたら元に戻ってたから」

「そうですね……その、非常に可愛らしかったですよ。それでいて、動きなどは力強く凛々しく」


 凛々しいは戦い方のイメージ的にわからないでもない。

 なんならあたしだったらゴリラとか言うかも知れないぐらい、力任せて戦ってたし。

 でも、可愛らしいか――どんな姿だったんだろう。


「魔法の訓練の際に能力のことも確認したいですので、鏡を用意しておきましょうか?」

「……うん。お願い」


 ちょっと自分で自分を見るの怖くなってきたな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。