第16話 【覚醒】 5
正月帰省とか色々あって執筆遅れてすんません!
【速度強化】をすぐさま使用し、三人に突っ込んでいく。
いきなりの傍観者の参入に驚愕の表情を浮かべる男二人と、ただただ騎士アリスを試すように見つめる女が一人。
(あいつ、アイリスさんを助けに来たか。だが残念なことにこっちには【電気麻痺】を使える双剣がいる。いくら加速しているといっても麻痺してしまえば関係無い)
智也はそう思うやいなや、隣のメガネ男にアイコンタクトを送った。
男はコクリと頷き、人差し指を急接近中のアイリスに向ける。
(まずい、【電気麻痺】が来る……! 加速している分避けるのは困難か)
「属性選択、光。使用、【電気麻痺】」
人差し指から出でし電撃が、直進する新太を跳ね返すがごとく放たれる!
「ふっ。これでアリスは動けなくなるはず……ッ!?」
「属性選択は土。使用するのは、【創造】!」
刹那、新太の目の前には巨大な石が現れた。
電撃は絶縁体に直進したことにより、消滅。
しかし、【速度強化】を使用した新太もまた簡単に止まれるはずもなくーー
「うッッッッ!」
速度そのままに石と衝突。鈍い音が鳴った。
体は倒れこみ、額には鮮血がひたりと滴っている。
だが、新太はすぐさま立ち上がり、その目は完全にメガネ男を捉えている。
(俺は、コイツを倒すってアイリスに言った。そのしょうもない口約束がために、アイリスは敗北しそうな状況に置かれてしまった。ならばコイツは、コイツだけは、何が何でも俺がなんとかしなければ!)




