↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
62/74

 第16話 【覚醒】 3 



 (なっ! あのメガネ、状態ステータス異常の戦闘魔法を!?)


 新太がそう思った時にはもう遅く、


 「うっ……痺れてる!?」


 アイリスはすでに背後からの電撃に犯された。

 光属性、空駆けるいかづちともなった戦闘魔法がノーガードのアイリスに完璧に当たってしまったのだ。

 これでは痺れている間身動きを取ることができない。

 

 「状態異常の相手を一方的に攻撃するってのは正直嫌いだ。だが、こうでもしないと【二重能力ダブルアビリティ】には勝てないからな……許してくれ」


 智也はそう言いつつも戦闘魔法発動の構えだ。

 未だ電気麻痺パラリシスの治らないアイリスの顔には苦しさよりも悔しさがにじみでていた。

 自慢の【炎山えんざん】が避けられたこと。

 背後を許したこと。

 そして何よりーー


 「アリス、何やってる!!!!!!!!」


 三人からやや距離のある新太を目掛けた声。

 

 「アリスが、お前が、アンタが、隣の奴は俺が倒す、って言った! それなのに、アンタはいつまでそこで突っ立ってる!? いつまで想像イメージしてる? 戦闘魔法が使えなかったら、それでおしまい? なら、アンタはどうやってウチを倒した……? ねぇ、答えて、答えて!」


 もしかすると、それほどの声量はなかったかもしれない。

 だが、それは確かに新太の中で振動して、体の中心を貫いた。

 

 

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。