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 第8話 【黒髪ロング生徒会長】 3 

投稿遅くなってしまいました。

ごめんさい( ´ ▽ ` )ノ



 「あ、ありがとうございます!」

 「どういたしまして。本当はね、【治癒魔法ヒーリング】を使おうと思ったんだけどあいにく学園外での魔法は禁止でね」

 「え、そうなんですか!?」

 「そうよ、知らなかったの? 黒影魔導学園こくえいまどうがくえんでは学園外での魔法使用は禁則事項よ」


 言われて新太は自分が正門前にいる状況を考える。

 正門前ということは、監視カメラの数も比較的多いはずだ。

 ならば、生徒会長である沙織さおりがハンカチを汚してまで魔法を使わなかったにも納得出来る。


 (それにしても、御門院みかどいん先輩が優しいことには変わりないけどな)


 「って……やばい! 時間のこと忘れてましたっ!」

 「時間のこと?」


 急激にあせりだす新太に沙織は驚きながら、左手に輝く高価そうな腕時計を確認する。

 

 「あら、いけない。もうすぐ一時間目が始まる時間ね」

 「なっ!? どうしてそんなに落ち着いてられるんですか御門院先輩っ!」


 もしやこの人、生徒会長にして遅刻魔なのだろうか?

 ふとそんな疑問がよぎる。

 しかし、どうやらそれは愚問のようで


 「生徒会長は毎朝、正門前で生徒に挨拶してるのよ。だから、一時間目までに教室に入れば遅刻とみなされないわ」

 「なるほど……って、納得してる場合じゃないっ! 御門院先輩っ、失礼しますっ!!」


 そう言い残して再び全力疾走する新太を沙織は柔らかな笑みで見送った。

 一時間目の授業まであと数分だ。

 果たして間に合うのだろうか?



 《俺は性転換して回復魔法で学園無双することにした。 第八話 完》

 

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