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第5話 【深夜に起きる。】 3
(落ち着け、落ち着くんだ俺……。今、振り向けばアイリスに男ということがバレるばかりでなく、性犯罪者の肩書きを一生背負って生きて行くことになるかもしれないんだぞ……! ここは慎重に行動しなければ……)
「わ、私はちょっとお肌が乾燥しちゃって……」
(お肌が乾燥ってなんだぁぁー!? 咄嗟に思いついたけどこれ絶対おかしいよね!? 肌が乾燥して起きるとか女子力ありすぎんだろ『騎士アリスちゃん』!?)
平然を装ってアイリスに返答する新太だがアイリスには背を向けた状態だ。
それに加え、快適な室温にもかかわらず新太の額には冷や汗が垂れている。
「なるほど、アリスはそういうのに敏感なんだ」
「そうそうー敏感なのーアハハ……あは」
(ごまかせたー!? すげぇ! てか、アイリスさん単細胞すぎるよこれ!?)
一応の納得を見せてくれたアイリスに新太は一安心した。
けれども、単細胞のアイリスは新太の想像を軽く超える……!
「ならばアリス、ウチと今から『ジャパニーズ・オフロ』に入ろう」




