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第9.5話 「終点」
美香が美桜とデパートに行った日、
とある、施設。
そこの研究員である男がペンを走らせた。
男の眼前には、オレンジ色の液体で満たされた培養カプセルがあり、小学生ぐらいの女の子が収められていた。
カプセルには4本や5本では済まない数のチューブが繋がっており、時おりチューブが膨らんで、その膨らみがカプセルへと向かっていく。
男が書いたノートには
『終点』
と書かれた文字が見える。
男は手元にある赤いレバーを上げると、プシューッという音と同時にカプセルの中の液体が抜けていく。
そして、カプセルの窓が空いた。
少女は目を開いた。




