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(38)怠惰

 小説家の舘岡は最近の自分が怠惰になっている…と、感じていた。雑念を巡らせ、その原因は何なのか? を探るのだが、コレといって思い当たる(ふし)がない。正月だからか…と、一度は思ったが、去年の正月は書いていたのである。だとすれば、他に原因がある…と、舘岡は、また雑念を巡らせた。すると、昨年とは違い、今年は風呂に入れなくなった…という生活の変化に気づかされた。液化石油ガス取締法の法令強化により、保安基準が(きび)しくなり、排気設備不全でガス会社にガスを止められてしまったのである。結果、今はシャワーのみの(わび)しい生活になっていた。舘岡は思った。民を主としてその自由を守るのが政府与党なんじゃないかっ! 政府与党は死に体なんだ…と。舘岡は無性に怒りが込み上げてきた。ただ、その怒りを鎮める(すべ)はなかった。どうも、そのことが深層心理の中で舘岡を怠惰にしている可能性があった。よくよく考えを巡らせても、それ以外に思い当たる内容がなかった。舘岡は結論づけた。この私を怠惰にしたのは政府のコンプライアンス強化だっ! と。それ以降、舘岡は現在も小説を書けなくなっている。

 皆さんの力で舘岡さんを怠惰から救い、書けるようにして上げて下さい。そのためには政府与党に対抗できる組織が必要となります。…無理ですよね。^^


                  完

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