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35 問題解決?と2日目の朝です。

合宿はまだまだ続きます。

司が3人の女子に囲まれている所を見つけてしまった。姉さんはひとまず様子見だと言ってたけど、大丈夫かな?


姉さんが認識阻害を僕につけてくれたので、相手に気づかれる事なく様子を伺う。すると3人のリーダーらしき人が口を開いた。


「あんたね。最近雲雀様の周りを鬱陶しく付きまとってる蝿ってのは。」


「はぁ、そんな事言うためにここまで連れて来たの?」


司が尋ねると他の2人まで加わった。


「調子に乗るなよ。私達がいなくなった途端に出てきて。」

「一般の庶民が夢見てるんじゃないわ、正直目障りよ。あんたなんて私達の権力で簡単に潰せるのよ。」

「雲雀様には私達の様な女性こそふさわしいのよ。なのに高校に入ってから雲雀様は変わってしまったわ。」


「もしかして僕に嫉妬しているの?」


「あんたみたいな女に嫉妬なんてする訳ないじゃない! 勘違いしないでちょうだい。」

「これ以上出しゃばった真似してると、家族に不幸な事が起きると思いなさい。」

「そうなりたくなかったら、雲雀様から離れる事ね。」


「っく。」


「分かったか?」


「っくく、あははは!」


「何急に笑い出してどうしたの? 頭でも可笑しくなった?」


「いやいやそっかー。あはは、僕自信がついて来たかも。」


「何を言って、」


「安心しなよ。僕は雲雀様の同士なだけで、僕は普通に女の子が好きだからさ。」


「はあ? あんたレズなの?」


「やっぱり気付いてないよね。僕は雲雀様と同じオ、ト、コだよ。」


「嘘! だってあなた……」


「はい。学生証と保険証。ほら、ちゃんと男でしょ?」


「そんな……」


「勘違いお疲れ様。ごめんねー、僕が可愛いくて。後脅すならちゃんと相手を調べてやった方がいいよ。」


「くそっ。覚えてなさい!」


「ばいばーい。」


なんだ僕達が何もしなくても司1人で解決しちゃった。途中から姉さんに耳を塞がれてどんな会話してたか分からなかったけど。


3人がこちらに向かってきたので、バレない様に隠れる。リーダーらしき人は憤怒の形相になっていた。おぉ、怖い怖い。


3人が立ち去った後、司はその場でへたり込んでいた。助け起こしに司の元に行こう。


「あらあら。さっきまではちゃんと男だったのに今は乙女ね。」


「!あちゃあ、見られてたか。」


「どんまい。」


そう言って司に手を貸す。


「ありがとう。」


「やっぱり慣れない事するものじゃないね。」


うーん、近くで見ると可愛いな。お肌すべすべだし。胸は僕の方があるか。


「いざとなれば私達が助けに行く予定だったけど、その必要は無かったわね。」


「あー、緊張した。これで終わってくれると嬉しいけど、無理だよねぇ。」


「明日のフィールドワークでも何かありそうね。」


「不吉な事言わないでよ。あり得そうだからさ。」


「ところで、紫苑ちゃんは色々僕を触って頷いているけど何してるの?」


「確認。」


最後は生えてるかを確認すれば終わりだ。


「何の確認んっ!」


この手の感触はあれだな。司は紛れもなく男の子だ。


「やめなさい紫苑!今すぐ離しなさい。」


「びっくりしたぁ。まさかそこまで確認するとは思わなかったよ。」


「好奇心には抗えない。」


「いい紫苑。次やったらご飯抜きだから。」


「そんな殺生な。」


くっ、ご飯抜きは嫌だ。


「あはは、なんか気が抜けちゃったよ。」


「そう。なら私達はお風呂に入ってくるわ。もう1人で大丈夫よね。」


「うん。大丈夫だよ。行ってらっしゃい。」


「行ってくるー。」


元気になったみたいだな。よかったよかった。



少し遅れて姉さんと大浴場に向かう。温泉ってどんなのだろう。広いお風呂とだけ知っているので期待しながら女と書かれた暖簾をくぐる。更衣室で洋服を全て脱いで姉さんが専用ボディソープなどを用意し終わるのを待つ。


「紫苑、タオルで身体を隠しなさい。」


「めんどい。」


「はぁ、周りの人を見て見なさい。」


「んー?」


周りを見渡すと、横で着替えてる人や濡れた髪を乾かしている途中の人もみんな僕を見ていた。


身体に何か変なのでもついてる? それとも顔かな?


「目に毒だからきましょうね。」


そう言って姉さんに強制的にタオルを巻かれてしまった。どうせすぐに脱ぐのに面倒な事を。


「はい、じゃ行きましょう。」


「うい。」



「やっばいわ。何あれ。」

「同性なのに凄いドキドキしたよ私。」

「私もよ。興奮を隠すのに必死だったわ。」



中に入ると沢山の種類のお風呂が設置されていた。それぞれに湯に効能があるらしく、特に美容に効果のある湯には人が大勢入っていた。


「あっ! やっときた。」


「遅いよー、私達もう身体洗い終わっちゃったよ。」


コサキの歩く度に揺れている2つの梨をサエリと冬香ちゃんが忌々しく見つめながこちらにやってきた。


「ごめんなさいね。」


「ごめん。」


「私達今からサウナに入ってくるのでゆっくりで大丈夫ですぅ。」


「分かったわ。じゃ後でね。」


去り際にちらっと見えたけど、サエリの身体の一部が羽毛で覆われているのが分かった。服を着てたら分かんなかったけど、一様サエリも特徴持ち(スペシャル)だったんだ。


その後僕は姉さんにいつも通り素手で隅々まで洗ってもらい、髪をトリートメントしている間に今度は僕が姉さんを洗う。


さっきから僕たちを見ては、顔を真っ赤にして消えていく人が後を絶たないので、周りに自然と人がいなくなっていてとても快適だ。それにしても何で逃げていくんだろ?


身体も洗い終わり色んな湯を堪能していく。くぅー、気持ちぃ。姉さんも、んー!と歓喜の声を上げていた。サウナから出てきたコサキ達と合流して檜で作られた露天風呂に入り疲れを癒していく。


温泉いいな今度家にもつけられないか薫子さんに聞いてみよ。温泉を充分に楽しんだ後にマモル達と就寝時間になるまで話していた。


そうして、2日目の朝がやってきた。


昨日は寝るのが遅かったので朝は姉さんに強制的に起こされてそのまま朝食に向かう。朝食も昨日の昼と同様にバイキング形式になっていた。寝ぼけ眼状態で姉さんが取ってきたご飯を食べていると先生の話が始まった。


「今日は朝から夕方までグループでのフィールドワークを行なってもらう。基本的には島の観光が目的となっている。また、グループのメンバーがバラバラにならないのであれば、他のグループと合同して行なっても構わない。交通手段として自転車、バスなどを無料で使えるので活用してくれ。最後に昼食についてだがそれは各自でとってくれ。では解散。」


ふぁぁ、ねむ。


あと2、3回で10万字いくかな?

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