第七話 万能ギルド、プカリーノ
直一行はギルドに着いた
「よし、ここがギルドかー、なんかすごい大きいねー」
直の言う通り周りの建物とは一風違い、城とまでいかないがとても大きく豪華な施設だった
「こんなにでかいとは思わなかったぜ!こりゃあ中にも色々な施設が内蔵されていそうだぜ!」
「そうだねぇ、ここには色々ありそうだねぇ」
直とツカレと佐瀬瑠はとても嬉しそうだった
「では速く中に行こう」
もちろんりけいは冷静に対応する
「よし!ギルドに入ろう!」
「いらっしゃいませ〜!」
そこはとても大きい施設、病院、食堂、宿屋、カジノ、あれやこれやの色々な店、そして真ん中にギルド受付があった。
「コンニチハー!ギルド登録したいんですけど」
「はい!お一人様手数料3500Aです」
ここで初めて金銭を求められる、しかしお金は———
「はい!4人分でえっと〜」
「14000Aだな」
「ありがとうりけい!はい14000Aです!」
「はい確かにお受け取りいたしました!では準備が整ったらお呼びいたしますのでそこの席にでも腰掛けておいてください!」
受付嬢に指を指された席に座る
「なあ直、どうしてお金を持ってたんだぜ?」
「それは……あのクソ野郎からぶんどったんだよ!おかげで登録料も払えたってもんだ!はっはっはっは!」
「なるほどだぜ!確かに奪ってたぜ!」
そうしているとりけいが話し出す
「そういえばお前ら痛みはなかったのか?」
りけいが言っているのはどうやらライオール戦のようだ
「……何も痛くなかったよ!体も半分くらい消し飛んだけど全く痛くなかった!あっでも最後の記憶の気絶は死ぬかと思うぐらい痛かったな」
「そうか?俺は痛くなかったぜ?」
「私もぉ痛みが来るよりぃ先に気絶しちゃったからなぁ…」
「なるほど、時系列的にはヒールが切れると痛みを感じるということか、じゃあ佐瀬瑠がいないと死ぬほど痛い経験をする、と言うことか」 (確かに足がなくなったり体が半分になったりすれば小学生でなくとも痛みに悶絶することは確実だ、その点最強ヒーラー佐瀬瑠がいれば安心というわけねぇ)
「お客様!ステータスカードの記入をお願いします!」
受付嬢が準備が整ったらしく4人を呼びに来る
「ついにきたぜ!俺のステータスがどんなもんか気になるぜ!」
4人は簡単な個人情報を書き込むとステータスカードに自分のステータスが表記されていく
「おお!すげえぜ!ん?でもこれって……」
ツカレはステータスカードに目を通すと異変に気づく
「おいおい!これって筋力の値が4になってるぜ!これは間違いだぜ!」
成人男性の筋力は3ポイント、高くても10ポイントが限度、ツカレは本気を出せば街一つ消し飛ばせるほどのパワーを持つ、しかし筋力は4ポイントだった
「ステータスカードには絶対に間違いはありません!」
「じ、じゃあどうして……」
「まあそうだろうな」
りけいが語り口調で続ける
「ツカレや直、佐瀬瑠は戦う時本来の感情と反対になる、もっともツカレは表には出していないが」
ツカレは図星を刺されたような顔をしている
「特にわかりやすいのは直だろう、おい直、ここにあるのはなんだ?」
りけいの右手を見ると直の財布があった
「あっ……テメェどういうことだ?これはぁ!」
「やはり、すまなかったな」
直に財布を返す、そのときのステータスカードを見ると、みるみるうちにステータスが下がっていく
「……ごめんつい怒っちゃった」
「いやこちらこそすまなかったな、カラクリを実験しようと思ってしまった、改めてすまない」
たがいに謝罪をすると佐瀬瑠が言う
「なるほどぉ、つまりぃ、常時クズ、元気、回復脳、文系脳になればなるほど強くなるってことねぇ〜〜」
りけいが小声で呟く
「やはりこれも奴の戦略の内、というわけか」
「りけい!何か言ったんだぜ?」
「いや、なんでもない」
一同はギルドの中にある宿屋に向かった
もしよかったらコメントなどで色々なことを教えてください!誤字があったら教えてくれると助かります。面白かったらブックマーク登録をお願いします。




