第八話 真実を話す者
どこからともなく声が聞こえる
(き……じき……直!)
直は目を覚ますとそこは暗い空間だった
「ここは?また僕は死んだの?」
そう、ここは女神と出会った場所だった
「いいえ、あなたは死んでいません」
女神の言葉に直は安心する
「じゃあどうして僕はここに?」
女神は初めて真剣な目つきになる
「あなたの仲間に敵が潜んでいるのです…」
直は驚き動揺する
「そんな!誰が!?」
「………りけいです」
まさかのりけいが敵で驚く直、正直佐瀬瑠だと思っていたからだ
「そんな……わかりました……僕はどうすればいいですか?」
女神は手を広げると景色が映し出され、そこには大量の魔物がいた
「これはりけいが呼び寄せた魔王軍です」
直は驚く、今までそんなそぶりをりけいは見せていなかったからだ
「これを殲滅してりけいをしっかり、しっかり監視しておいてくださいね」
今までで一番力強い言葉だった
「わ、わかりました」
そう言うと意識が途切れていった
「んー」
直は目を覚ます
「……まさかりけいが……」
直は今でも信じられない、しかし気を取り直す
「おはよーみんなー」
ツカレ、佐瀬瑠と合流する、どうやらりけいはいないようだ
「お、おう!直!おはようだぜ!」
ツカレはどうやら落ち着きがないようだ
「おはよぉ、直も聞いたのかなぁ?」
どうやら2人もお告げを聞いたようだ、直は頷く
「おはよう、ん?何かあったのか?」
りけいが来てしまったと皆が思う
「……なるほどな、誰かに何か言われたのか」
皆が驚く、心の中を見透かされるような感じがしたからだ
「ふむ、おおかたあいつだろうな」
「どうなんだぜ!お前は魔王の———」
「敵襲ー敵襲ーー!!」
突如ギルド内が騒然とする
「お前っ!どういうことだ!」
ツカレはりけいに掴み掛かろうとする、しかし近づけない
「とりあえず、魔物を殲滅してから考えるのはどうだ?」
「そうだねぇ、今ここでバトルしても意味ないしぃ、あの自称女神も本当のこと言ってるか怪しいしねぇ」
直とツカレは仕方がなく佐瀬瑠に同意する
「では魔物を殲滅しにいくか」
〜〜〜特別ミッション 魔物の軍勢を殲滅せよ〜〜〜
一同は向かうと魔物の軍勢がいた
「……しばき回すぞ!」
「ボコボコにしてやるぜ!」
「わっ、私は回復に専念しますっ」
「……………」
それぞれが意気込み魔物を蹴散らしていく、正直言って雑魚ばっかだった
「これだったら余裕だぜ!」
しかし簡単にはいかなかった
「う、うわー」
「やっ、やめっ、ぎゃあー」
次々と衛兵やギルド冒険者たちが負ける、その先にいたのは魔王軍をまとめている人物だった
「テメェは誰だぁ!?」
総統が口を開く
「私は魔王軍幹部十人が一人、第三位、ガグラス・グレドルム」
まさかの魔王軍幹部で逃げ出す冒険者も多数現れた
「ヒッひぃぃぃーー」
「無理だーーー………グハッ」
次々とやられていく
「魔王軍幹部だかなんだかしらねぇがぶちのめしてやるぜ!」
直が意気込んでいると上級冒険者から止められる
「やめておけ!!あれは魔王軍最強の魔法の使い手と言われているやつだぞ!!都市一つ余裕で吹き飛ばすやつだ!!逃げろ」
上級冒険者が逃げる
「ふふふ、逃さんよ」
グレドルムは魔法を使おうとしていた
もしよかったらコメントなどで色々なことを教えてください!誤字があったら教えてくれると助かります。面白かったらブックマーク登録をお願いします。




