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第六話 王国最強騎士の秘密

「んっ、んー、こ、ここは?」

直が目を覚ます

「おっ、やっと目が覚めたんだぜ!」

「ようやく覚めたんだねぇ」

見回すとツカレと佐瀬瑠がいた

「ここはどこ?」

直は当たりを見回しながらツカレに聞く

「ここは王城の中だぜ!俺たちはライオールと引き分けになったんだぜ!」

ツカレがその後のことを語ろうとすると直はりけいが隣にいないことに気付く

「引き分け、、、そうだ!りけいは?」

「ここにいるが?」

普通に窓際にいた

「どうやって引き分けに持ち込んだの?あの状況からの勝利は不可能に近いと思ったんだけど」

「王が中断してくれてな、助かったんだ」

「そうなんだ!」

直がそう言うとコツコツと足音が聞こえてきた

「すまなかったな、私の息子が迷惑をかけて」

王がまさかの謝罪をする

「あ、あなたは?」

これには少し直も驚く、なぜなら王という人間が謝ることはそうそうないからだ

「私はダルゴン、この国の王だ」

「やっぱり王様!そんな気がしたよ!」

直が嬉しそうに喋ると、ツカレは王に聞く

「王様はどうして決闘を中断したんだぜ?決闘は神聖なもので、途中中断は御法度と聞いたぜ!」

そう、決闘というものは通常どちらかの決着がつかない限り中断は許されない、その御法度を王自ら破るということをした、泥を被ったのだ

「あのまま続けさせると周りの人間が死んでしまうからな」

王は少し不機嫌そうだった、おそらくライオールに怒っているのだろう

「なるほど、、、そういうことか」

「それでなぜそなたらはライオールに決闘などを挑んだのだ?」

王が質問をするがそれに答えずツカレは自分がしたい質問をする

「その前に!どうしてあんなにライオールは強かったんだぜ?」

王がニコニコと上機嫌に息子の手の内を明かす、しかしそれは何の支障にもならないことを知っていた

「ライオールはこの世の全てのスキル、アビリティ、魔法(マジック)を使いこなせるのだ、しかも本来アビリティは常時発動だがライオールは切り替えが出来る、つまり最強というわけだ」

王は満足気に語る

「ライオール、そんなに強かったんだ」

直は納得すると、ツカレは話を戻し王の質問の返答をした

「それで決闘した理由だよな!それは、王に会うためだぜっ!」

グッドサインを王に向ける

「な、なるほど、つまりそなたらは宝珠をもらいに来たのか?」

「そうそう!宝珠ください!」

直は遠慮もなしに物をせがむ

「う〜む……しかしなあ……よし!では……やっぱりやめよかなぁ」

王はブツブツと宝珠を渡すことを渋る、もちろん直は辛抱できないので怒る

「おい!早くしろよ!魔王をぶち殺してぇんじゃあねぇのかよ!」

王はビビリ決断をする

「よし!では我が子ライオールに一撃でも与えることができたら良いぞ!」

王はニコニコで話す、しかしライオールは最強と言われた後それを選択することは大変勇気がいることだった

「い、いいぜ!」

「やめておけ、一撃も与えられないさ」

そんなことをしていると王は話し出す

「そなたらはギルドに行ったか?ギルドに行けばステータスカードが貰えるのだが……」

ついに異世界感が出始めた、りけいはすぐに向かうと言い勇者一行はギルドに移動した

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