第四話 王国最強騎士
「よし!準備もできたしソゲノースに行こう!」
「そうだな!向かおうぜ!」
「えぇーもういくのぉ?」
「ああ、行くぞ」
満場一致で向かうことになった、プカリーノから出ようとすると、引き止められる
「すまない、君たちは?」
その男は明らかに兵士という感じの風貌の衛兵だった
「僕たちは勇者だよ!」
直は迷いもなくそう発す
「やはり、只者ではないとは思いましたが、、、王には謁見なさいましたか?」
「王?会ってないよ」
皆は首を傾げる、王に謁見など、一切考えていなかったからだ
「でしたら王をお尋ねください、そうすれば7つの秘宝のうちの1つ、原初の宝珠というものが————」
ここでりけいが口を挟む、そしてなぜか少し怒っている
「原初?原初の意味を知っていての発言か?」
「す、すいません!そういう名前なもんでして」
衛兵は全力で謝りりけいを宥める
「そうか、すまなかったな、王に合えばそれがもらえるのか?」
りけいは切り替え、必要な情報を聞き出そうとする
「はい、そう伺っております」
「じゃあ行こうぜ!売れば高そうだしな!」
ツカレが珍しく少しクズい発言をする、しかしその発言を聞いた衛兵は驚き、間違いを正そうとする
「う、売るなんてとんでもない!売ったりしたら国家反逆罪で捕まってしまいますよ!」
すると法律に文句がある直はまたもや目の色を変える
「あ?誰がそんなルール決めたんだ?」
衛兵は驚きながらも勇気を振り絞る
「お、王です!」
「よし!王に会いに行こう!」
すると佐瀬瑠がニコニコとする
「目の色が暗いよぉ、私みたいだねぇ」
このままでは場が進まないと判断したのかりけいが口を開く
「ではソゲノースは一旦後にしてプカリーノの王に会いに行くか」
皆頷き、しばらく経つと王城についた
「貴様達何者だ!王城の前でたむろすることは許さんぞ!」
いきなりうっとおしい近衛兵に怒鳴られる、直は少しいらだちに耐えた
「っ!お、王様に会わせてほしいんです!」
感情を押し殺し冷静に対応しようとする
「王に?何のようだ!まさかスパイ?」
民衆が少しざわつく、直が手を出そうとすると目の前にりけいが現れる
「もしもスパイならもっと慎重になるはずだ、私たちは勇者だ」
「そうだぜ!俺たちは宝珠のことできたんだぜ!」
ツカレもりけいに同意する
「チッ、ふふ……しかし簡単に信じるわけにはいかん………そうだこの王国最強の騎士と戦って勝てばいいぞ!」
ついに怒りが爆発した直が喋る
「上等じゃねぇかノッポ野郎!その誘い乗ってやるよ!」
佐瀬瑠は心配そうな顔をする
「大丈夫ぅ?この国最強だよぉ勝てるかなぁ?」
ツカレは余裕の表情を見せる
「いけるって!俺たちにかかれば赤子同然だぜ!」
「わかりました、ではお呼びします」
そう言うと近衛兵は笑い兵舎に向かった
「そう言えばりけいって戦えるの?ツカレは攻撃特化だし佐瀬瑠は回復できるけど、文系の勇者って何ができるの?」
ツカレは元気パワーで戦い、佐瀬瑠は最強レベルの回復を使えると教えてもらったが、りけいのみ能力の詳細を教えてくれなかった
「まあ自分の身ぐらい守れるさ」
尚も能力を教えようとしないりけいに幸運にも近衛兵がくる
「連れてきたぞ!この方こそ王国最強の騎士、ライヤー・カーノ・ライオール様だ!」
現れたのは何と小学生1年生ぐらいの少年だった
「この人たちが勇者の人たち?確かに強そうだね!」
直がニコニコしながら喋る
「この子がこの王国最強の騎士ぃ?強いのかなぁ?」
佐瀬瑠は疑いの目を向ける
「僕にはあまり強そうには見えないけど、、、」
ツカレは相手の力量を測るのは不得意らしい
「では訓練場に移動しましょう」
近衛兵について行き一同は訓練場に移動する
「ではこれより騎士ライオールと勇者一行との決闘を行います!ルールは相手を気絶させる、または負けを認めさせることで勝利となります!では初め!」
ジャッジマンが宣言すると決闘が始まり、観戦者が盛り上がりを見せる、勝つのはライオールと皆がそう言っている、ライオールに全財産を賭ける者もいた
「じゃあ行かしてもらうぜっとっとっと」
直はかけだしたかと思うとこける、しかしそれは作戦通り
「おらっ、砂かけ攻撃!」
卑劣、最低、これこそ真のクズ!
「うわっ、ひどいなあ」
ライオールは目を擦る
「隙あり!元気10%アターック!」
ツカレが攻撃をかますが剣で受け止められてしまう
「じゃあそろそろ行こうかな!」
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