第三十四話 佐瀬瑠の過去②
ほじくる
「あ、ぁっ」
ほじくる、ほじくり出す
「ぁ…………」
出し尽くす
「………………」
先生は震えながら喋った
「み、みなさんが悪いんです!先生は悪くない……あはは!!さようなら!!」
(私はその先生が本当に最低最悪の先生だったと思っているわ)
「テメェの脳みそほじくり出してやったぜ!どうだった?気持ちよかったか?ああ!?聞いてんのか??」
もうすでに男子は絶命していた
「チッ、ひ弱な雑魚が……お前ら全員ほじくり出してやろうか!!?」
「う、うわーー」
「キャーーー」
「うるせえなあ!!次はお前だ……」
「騒がしいぞー……ってなんだ?この状況は!?!?」
「なんだお前?次はテメェの脳みそだよぉ!」
「くっ、すまない!」
「うっ…………」
(その時私を止めた先生には今でも感謝しているわ、そして……)
「る、せる、させる、佐瀬瑠!!」
「はっ!!」
そこには佐瀬瑠の親、先生が数人いた
「あ、あれ?私一体??」
「何をしたか覚えているか?」
「え?何も覚えてないけど……」
「そうか……というわけた、これで意識がなかったことを証明できたな」
(その時私には何が起きているか全くわからなかった)
「……わかりました、無罪ということにしましょう、しかしあれをしっかりと……」
「はは、もちろんですよ、100ですよね」
「はい、ではこれで……」
「危なかったな!佐瀬瑠!」
「危なかったわぁ……お父さんのモールス信号が無ければ普通に答えているところだったわよぉ」
「まさかお前が人を殺るとは、なかなかの殺し方で流石の父さんもビビっちゃいましたよ!」
「あー、思い出した!人殺しちゃったんだぁ!でも無罪になったんだよねぇ?」
「ああ!100でな!」
「100ってぇ万円?」
「いや?普通に円だけど……」
「さすが父さん!言葉巧みで本当に最低最悪の詐欺師だねぇ!」
「はは!父さんにとってはそれは褒め言葉だよ!」
「そうだから言ったんだよぉ」
「「ははは!」」
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「そんなことがあったんですね……」
セレスが悲しそうな目で佐瀬瑠を見る
「だから私は信じない、神をね……」
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