第二十一話 勝者の振る舞い
カヌモッチが倒れると裁判の行方はわからなくなったかと思ったが、反論人の男がこちらに非があったと認め無事、公的に直と女の勝利となった。
「「かんぱ〜い!!」」
女と直は楽しく飲み交わすこととなった
「いやー!勝てて良かったね!危うく負けるかと思っちゃったよ!」
「いやいや、私は絶対君ならやってくれると思っていたよ!それにしても……」
女が部屋の隅に目をやると、大量の硬貨が置かれていた。そう、それこそオクノダ・カヌモッチから奪い取った戦利品なのだ!
「この大金!!こんなにあれば一生暮らせるどころか
四、五世代ぐらいは食っちゃ寝放題よ!!いやー、人生勝ち確ってこう言うことなのねー!!」
「そうだね!!でも流石に一割ぐらいは分けて欲しいな……」
そう直が呟くと、女が笑い始める、それはバカにしたような笑いではなく、おかしくて笑っているようだった
「あははは!一割??そんな端金を私が渋るとでも?
七対三でいいわよ!」
「本当に!!三もあれば人生楽して暮らせるねー!」
するとまたもや女は笑い始める
「あははは!!あんたが七に決まってるでしょ!もう
本当に自分の凄さをわかってないんだから……」
「僕の凄さ??どう言う意味??」
「あのね、あのオクノダ家よ?不落のオクノダと呼ばれている奴らよ?そいつらから……あんたの話術でそこまで引き出すなんて……」
つい三時間前のこと…………
「私の息子がすまなかった!!」
そう言ったのは、オクノダ・シウニンだった
「私たちは大丈夫ですよ、賠償金一億Aも貰ったんだし……」
女がそう言うと男はいきなり人格が変わるようにして言葉を放った
「そうだな!ではこれで……」
その時、直の中で何かが目覚めた
アビリティ ☆悪徳話術を獲得した
「ちょっとまて」
「ん?どうしたのかな?僕?」
(なんなんだ?このガキ?この俺に命令するとは)
女は小声で直に囁く
「ちょっと直、あんたあのオクノダ家の当主になに言ってんの、今すぐ謝っときなさい」
しかし女は知らなかった、直にとって最高のアビリティを獲得していることを……
「おいお前、もしかしてこれで終わりにしようとしてんじゃあないだろうなあ!」
「な、なんなんだ!お前は!一億じゃあ足りないとでも言うのか!」
「ああそうとも!その程度じゃたりねぇんだよ!」
「じ、じゃあいくら欲しいんだ?二億か?三億か?それとも……5億!5億出してやろう!それでどうだ?」
「はっ!はははははは!!!舐めてんのかテメェら一家はよぉ!
!!百億!! 百億だせよ!このやろう!!」
「ひゃ、百億??ば、馬鹿か?お前は馬鹿なのか?百億なんて大金……用意できるわけ……」
その時直は思った
(ああなんだ、こんなにも簡単に金は奪えるのか)
もしよかったらコメントなどで色々なことを教えてください!誤字があったら教えてくれると助かります。面白かったらブックマーク登録をお願いします。




