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第十九話 直の師匠⓻ 〜二審〜

        〜〜〜裁判休憩所〜〜〜


「あいつ!民衆を買収しやがったな!くそっ!」


「仕方ないよ、あいつ金持ちだし……」

 直はどうしようもないと言う顔をしている


「でも問題ない!!相手はおそらく30%ぐらいの人しか掌握してない!つまり私たちが60%の人を掌握すれば勝てる!」

 非常に厳しい戦い、しかしそれでも勝てる自信が直と女にはあった。


「ブフュ!よくやったよの!褒めて遣わすよの!!」


「ははっ!ありがたき幸せ!」

(このクソデブ野郎!クセェんだよ!  まあいい

こいつにあたま下げてるだけで金もらえると考えりゃ

まあいい……と思うか)


 そして裁判は開始する……


「では二審を再開します!では原告から……」


「先ほどと変わりません、貴方が入れたのではないのでしょう?」


(どうしよう、確かに僕が入れたから反論が……)


 しかしここで直に天才的な閃きが訪れる


(いや、逆転の発想だ!他の人が入れたと思えばいい!そうだ!これでよかったんだ!!)

!!異議あり!!

「確かにこの女の人は入れていないのかもしれません

ですが!それはなんの問題にもなっていないのです!

なぜなら

   カヌモッチさんが盗んだのは事実だからだ!!


!!待った!!

「くっ、だ、だがもしそちらが仕込んでいたら?もしかしたら違うかもしれないじゃないか!」


!!異議あり!!

「裁判の場ではしっかりとした証拠を出してくれませんか?そうでないと裁判の意味がない!」


「くっ!くそっ!!あーーーもう!わかんねぇ!!」


「これは裁判の結果は出ましたね!」


「カン!カーン!では投票を開始します」


「確かに裁判では証拠が全てだな……これは……」


「なるほど、確かに男が盗んだという事実は揺るがない、か」


「かぬもっちさまはわるくない、かぬもっちさまはわるくない?」





「判決を言い渡す!原告は…………40%対60%で




————————————有罪————————————



「ブフュ?????どう言うことな???おい!」

「すみません、痛いところを疲れました…………」

(なかなかやるな、あの二人、しっかしこの男に文句言われるとマジでムカつくな、まあいい、次の三審で勝てばいいだけだからな)


「やったーー勝てて良かった!!」

「よく勝てたわね!なんであんな事思いついたの?」

「逆転の発想だよ!あいつが論点をずらしていることに気づいたからね!」

「さすが私の弟子!完璧!」


 そして最後の裁判が始まる……

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