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ロリコン娘とその友人の図工の時間

 楽しい楽しい図工の時間です♪


瑠璃るりちゃん、どう?」

「もうちょっと~」


 今は絵を描く時間で、もちろんわたしは小春こはるちゃんを描いています。

 絶対可愛く描いちゃうんだから。


 見つめていると、小春ちゃんがほっぺを真っ赤にしてそっぽを向いてしまいます。


「小春ちゃん、こっち見てなきゃダメだよぉ」

「だ、だって……そんなに見つめられると恥ずかしいもん……」

「でもめっ!だよ?」

「うぅ……」


 ちょっと顔が伏せがちになって、上目遣いになっていますが、かわいいのでよしとしましょう。

 ほっぺも真っ赤ですね。


 う~ん♪かわいい♪


 おっと!

 描かなくちゃね!


「ま、まだ~……?」

「できたっ」


 完璧です。


 わたしほど小春ちゃんを可愛く描ける人なんてこの世に一人もいないでしょう。


「すっごぉい……。鏡見てるみたい……」

「ありがと~♪」


 小春ちゃん本人にそこまで言われるなんて嬉しいです♪


 その時、ほかのところから歓声が上がりました。

 気になって見てみると、ちょっとした人だかりができています。


「どうしたのかな?」


 小春ちゃんも気になったようで、わたしに疑問をぶつけてきました。


「見に行く?」

「うんっ」


 小春ちゃんと一緒に席を立ち、わたしたちも人だかりの方に向かいます。


 中心にいたのは、優唯華ゆいかちゃんと凪咲なぎさちゃんでした。

 凪咲ちゃんが優唯華ちゃんのことを描いていたみたいです。


「すっごい上手~♪」

「本当だね~♪」


 わたしの言葉に小春ちゃんも頷きます。

 優唯華ちゃんが二人いるみたいです。


「凪咲ちゃんも絵上手だったんだねっ」

「小春ちゃんも描いてあげようか?」

「いいのっ?」

「もちろん」


 むっ……。わたしの小春ちゃんを取るというならいくらなぎちゃんでも許さないぞ!


「わたしも優唯華ちゃんのこと描くっ」

「なにぃ~!」

「負けないんだから!」

「あたしだって負けないよ~」


 む~……。

 二人で睨み合っていると、小春ちゃんが首を傾げて訪ねてきました。


「二人ってそんなに仲良かったっけ?」

「「ふぇっ!?」」


 あぅ……。

 それはまぁ……。


「絵が好きなもの同士当然だよねっ!」

「そ、そうだねっ!」


 凪ちゃんナイスフォローです!


「そうなんだ?」

「うんっ」

「そうだよっ」


 でも、小春ちゃんだけは絶対にあげないから!


 わたしと凪ちゃんの熱い戦いが始まろうとしている中、一人ぼそっと呟いた子がいました。


「凪~うちの絵見せてよぉ~……」


 優唯華ちゃん、ごめんね!

 あと三十分待ってね!!

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